10年ぶりのデザイン刷新!
ヤマハ新型AVアンプ「RX-V6A/V4A」!
音響機器を手がける「ヤマハ」が10年ぶりとなるAVレシーバー(AVアンプ)の外観デザインを一新し、筐体や回路構成までも1から見直した新モデルが登場しました。
RX-V6A
RX-V4A
RX-V6A (上)、RX-V4A (下) 前面のデザインは全く同じ
の2機種が発売されます!
最新の三次元音場機能に対応し、映画やゲーム、音楽をより楽しめるAVアンプとなっています。
今回はヤマハの新型アンプ「RX-V6A/V4A」のスペックや特徴、発売日・価格を紹介していきます。
実は僕が今使っているのは、YAMAHAのAVアンプ!(RX-A2080)
低価格モデルだけど、久しぶりの新型で、ワクワク!
【10年ぶりに一新】ヤマハAVアンプ「RX-V4A」8K対応 をチェック!!
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ヤマハ新型AVアンプ「RX-V6A/V4A」のスペック
「RX-V6A」「RX-V4A」のスペックを比較しました。
項目 | RX-V6A | RX-V4A |
パワーアンプ数 | 7 | 5 |
定格出力 | 100W/ch | 80W/ch |
実用最大出力 | 150W/ch | 145W/ch |
適合インピーダンス | 8Ω | 6Ω |
周波数特性 | ー | ー |
S/N比 | ー | ー |
無線LAN | IEEE802.11 a/b/g/n/ac 2.4GHz/5GHz |
IEEE802.11 a/b/g/n/ac 2.4GHz/5GHz |
Bluetooth | ◯ | ◯ |
HDMI端子 | 7入力/1出力(HDCP2.3に対応) | 4入力/1出力(HDCP2.3に対応) |
音声入出力端子 | 4系統:ステレオRCA 4(PHONO1 含む) 2系統:光1、同軸1 |
3系統:ステレオRCA 3 2系統:光1、同軸1 |
その他の入出力端子 | 2系統:USB 1、ネットワーク 1(100Base-TX/10Base-T) | 2系統:USB 1、ネットワーク 1(100Base-TX/10Base-T) |
チューナー | AM/FM(ワイドFM対応) | AM/FM(ワイドFM対応) |
サイズ | 435W×171H×377D mm | 435W×171H×377D mm |
重量 | 9.8kg | 8.8kg |
消費電力 | 360W | 260W |
待機電力 | 0.1W | 0.1W |
付属品 | リモコン 単4 乾電池(2本) AM アンテナ、FM アンテナ YPAO用マイク スタートアップガイド |
リモコン 単4 乾電池(2本) AM アンテナ、FM アンテナ YPAO用マイク スタートアップガイド |
RX-V6A
RX-V4A
今回ヤマハから「RX-V6A」「RX-V4A」の2機種がリリースされました。
5万円以内で購入可能なリーズナブルな「RX-V4A」に対して、上位モデルの「RX-V6A」は「Dolby Atmos Height Virtualizer」に対応するなど、各所のスペック向上が図られています。
8K/60pパススルーや4Kアップスケーリングなど映像コンテンツの魅力を引き出す最新機能や充実のネットワーク機能にも注目です!
デザインは、なかなかカッコよくなった
機能の一番の注目は8K/60p、4Kアップスケーリング対応!!
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「RX-V6A/V4A」の特徴
「RX-V6A」「RX-V4A」の特徴を1つずつ詳しくみていきましょう。
前機種の約2倍のハイスルーレートを実現
新登場したAVアンプ「RX-V6A/V4A」は、ヤマハ独自の深い音楽体験と没入感を追求した製品となっています。
ハイスルーレートは前機種と比較して約2倍を実現し、384kHz/32bit D/A コンバーターなど搭載することで高音質を可能としています。
10年ぶりの外観一新ということもあり、1から回路設計を見直したことで、信号の追従性や安定性をアップグレードしています。
ヤマハ独自の音場創出技術「シネマDSP」
ヤマハのAVと言えば、いろいろな会場の音響を再現する「シネマDSP」!
今回のモデルも、ヤマハ独自の音場創出技術「シネマDSP」を活かすことで、映画や音楽、ゲーム、テレビ放送といったさまざまなソースに対して、17種類もの最適化したサラウンドプログラムを搭載しています。
上位モデルの「RX-V6A」では、内蔵パワーアンプが2ch多い分、フロントプレゼンススピーカーまたはバックスピーカーに割り当てる機能も備わっています。
シアタールームのような臨場感をこれ1台で楽しむことができます。
シネマDSPは好みがあると思うけど、必要な人はヤマハ一択になってしまう強力さ!
一度試聴してみた方がいいよ!
「Dolby Atmos」&「DTS:X」対応デコーダーを搭載(「RX-V6A」)
上位モデルの「RX-V6A」には、三次元サラウンドフォーマットの「Dolby Atmos」と「DTS:X」の2つのデコーダーが搭載されています。
より立体的な音響空間を作り出す技術で、よりリアルで臨場感あふれる音場を楽しむことができます。
さらに、「Dolby Atmos Height Virtualizer」にも対応しているので、ハイトスピーカーを設置していなくても、高さを含んだ没入感の高い音響を実現します。
ハイトスピーカーがなくても高さを再現してくれる「Dolby Atmos Height Virtualizer」がどれほど効果があるのか、期待!
【10年ぶりに一新】ヤマハAVアンプ「RX-V4A」8K対応 をチェック!!
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HDCP2.3サポートで8K/60p 4:4:4をパススルーできる
HDCP2.3をサポートすることで、8K/60p 4:4:4の映像信号をパススルーできるHDMI端子が搭載されています。
これに加えて「4Kアップスケーリング」にも対応しています!
デノンの新型アンプのような「8Kアップスケーリング」には対応していませんが、価格を考えれば十分すぎるスペックといえるでしょう。
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HDMI 2.1の4つの新機能に対応
「RX-V6A/V4A」は、HDMI 2.1の4つの新機能に対応しています。
- ALLM(Auto Low Latency Mode)
- VRR(Variable Refresh Rate)
- QMS(Quick Frame Transport)
- QFT(Quick Media Switching)
「ALLM」はコンテンツの種類に応じて画質とレイテンシー(遅延)のどちらを優先するか自動で切り替える機能で、例えばゲームプレイの際にはレイテンシーが最小になるように設定され操作性の快適さを優先します。
「VRR」は、ゲーム機といった映像ソース機器とディスプレイを同期させ、適切なタイミングでリフレッシュレートの切り替えを行い、より滑らかな映像を表示できます。
「QMS」は、ディスプレイとソース機器のリンクを維持しながら、フレームレートや解像度の切り替えを可能とします。
「QFT」は、ディスプレイのフレームレートを変更せず、映像ソース機器からの伝送速度を向上することでレイテンシーの低減と、表示の遅延を解消します。
特に、ゲームを楽しむ方にとっては、映像の遅延や滑らかな表示など快適にプレイするために必要不可欠な機能といえるでしょう。
【10年ぶりに一新】ヤマハAVアンプ「RX-V4A」8K対応 をチェック!!
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シンプル+美しさを兼ね備えるデザイン
本体デザインにもさまざまなこだわりが詰め込まれています。
前面パネルは黒鏡面仕上げによる美しさを表現しながら、中央に大型のボリュームノブを配置することでシンプルで洗練されたデザインとなっています。
パネルはフルドット液晶ディスプレイになっており、情報を表示していないときは黒一色のクールな外観となり、お部屋の中にも美しく馴染みます。
ディスプレイには入力コンテンツや音場プログラム名などが表示され、日本語表示にも対応するなど、デザインだけでなく使いやすさにもこだわられています。
AVアンプの情報表示って、すごく少なかったから、フルドット液晶はかなり嬉しい!
一目で今の状態が分かるのはいいと思う!
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SURROUND AIは非搭載
ヤマハのAVアンプの一押し機能でもある「SURROUND:AI」ですが、今回の「RX-V6A/V4A」には搭載されていません。
「SURROUND:AI」は、視聴するコンテンツのシーンに応じた音場効果をAIが自動的に創出する最新機能で、常に理想的な音場効果で没入感のある音響体験を実現する機能です。
僕は「SURROUND:AI」搭載のAVアンプを使っていて、常にオンにしているくらい気に入っています。
価格的にしょうがない部分ではあると思いますが、最新機種の「RX-V6A/V4A」に「SURROUND:AI」がないのでは少し残念ですね。
「SUUROUND AI」機能が搭載されなかったのは残念、、、
上位モデルで搭載するのかなぁ
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Amazon Music は、「HD」非対応?
個人的に気になったのが、ハイレゾ音楽ストリーミングサービスの「Amazon Music HD」に非対応ぽいということです。
最近のAVアンプは、音楽ストリーミングサービスをアンプでダイレクトに再生してくれるものが多いです。
また、NASやUSBメモリの音楽データも再生でき、ハイレゾやDSDなどの高音質データを再生可能です。
DENONは旧モデルから、アップデートでAmazon Music HDの再生が可能で、AVアンプで高品質なハイレゾストリーミングを楽しめました。
しかし、ヤマハのAVアンプは圧縮音源のAmazon Music Unlimitedには対応ですが、HDには非対応で、アップデートの予定もありませんでした(確認済み)。
今回、新モデルの発売とのことで、ヤマハもついにAmazon Music HDに対応か!と思われたのですが、公式サイトやニュースサイトを見る限り「Amazon Music」としか記載されておらず、おそらく「Amazon Music HD」には非対応っぽいです、、、。
これは、現ユーザーとしてはかなり残念ですね~。
せっかくのAVアンプなんだから、ハイレゾ配信も聴きたかった!!
あとからでもアップデートすべし!
【10年ぶりに一新】ヤマハAVアンプ「RX-V4A」8K対応 をチェック!!
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「RX-V6A/V4A」の発売日・価格
ヤマハの新型アンプ「RX-V6A/V4A」の発売日と価格は以下のようになっています。
- 発売日:RX-V6A 10月中旬
RX-V4A 10月下旬 - 価格:RX-V6A 65,000円(税抜)
RX-V4A 45,000円(税抜)
これだけの機能がありながら、上位モデルでも約7万円で購入できてしまうコスパの高さは非常に魅力です。
「RX-V4A」なら約5万円で買えてしまうので、手軽にお部屋の音響周りを整えることができるでしょう!
デザインも刷新され、次世代用の機能も豊富!
それでこの価格ならコスパよし!
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【まとめ】10年ぶりの大型刷新!!
ヤマハ新型AVアンプ「RX-V6A/V4A」登場!!
- 前機種の約2倍のハイスルーレートを実現
- ヤマハ独自の音場創出技術「シネマDSP」による臨場感
- 上位機種「RX-V6A」は「Dolby Atmos」&「DTS:X」対応
- 8K/60p 4:4:4パススルー、4Kアップスケーリングに対応
- HDMI 2.1の4つの新機能に対応
- シンプルながら美しさを兼ね備える本体デザイン
ヤマハの新型AVアンプ「RX-V6A/V4A」を紹介しました。
価格も抑えめで機能も充実した機種でもあるので、手軽に映像・音声環境をアップグレードしたい方は注目です。
10年ぶりに外観デザインが刷新され、回路設計から見直したことでより高いスペックをお求めやすい価格で実現しています。
お家で映画やゲーム、音楽を楽しむ機会が増えている中、コンテンツのクオリティをより高めたい人におすすめです!
ステイホームで、映画やアニメもハイクオリティで楽しみたい!
これからはAVアンプが再び熱くなるかも!?
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ヤマハの新型AVアンプ
「RX-V6A」「RX-V4A」は、、、— SORA@【まあまあ毎日更新!!】デジアニゲー日記 (@SORA_NO_IRO_) August 27, 2020