レビュー 評判

ソニー【WH-1000XM4】音質レビュー!! 1000XM3と違いを比較!!

注目!!

ノイズキャンセリングの効果を試聴できるようにしました!

バイノーラルマイクを耳に取り付け、その上からヘッドホンを装着して、オーディオスピーカーから聞こえる音を録音しました。

M4のノイキャンはもちろん、M3とも比較できるので、ぜひ聴いてみてください😄

SONY 最新ノイズキャンセリングBluetoothヘッドホン
「WH1000XM4」を購入!!音質を徹底評価!!

 

ノイズキャンセリング機能搭載のBluetoothワイヤレスヘッドホンは、今や非常に多くのメーカーから発売されています。

 

しかし、その中でもソニーが圧倒的に知名度・性能ともに高いですね。

(BOSEも匹敵したノイキャン性能ですが、ラインナップや技術進歩はソニーが一歩進んでいる印象です)

 

特に、昨年(2019年)に発売されたハイエンドモデルの「WH-1000XM3」の完成度はかなり高く、爆発的な人気となりました!

 

そして2020年9月4日に待望の後継機、

新モデル「WH-1000XM4が発売されました!

 

予約は8月7日から開始されており、僕は速攻予約して発売日に届いたので、レビューします!



WH-1000XM4の音質を評価して採点

そして旧モデルのWH-1000XM3とも比較しました!

 

また、何かと話題になっている「aptX、aptX HDの非搭載」について、ソニーがコメントするようにLDACが使えない時、SBCでも音質に問題ないかもチェックしました!

 

SORA
SORA

待望の新モデルをゲット!!

見せてもらおうか、SONYの新型の実力とやらを!

爆発的人気ヘッドホンの新モデル】ソニーノイキャンBluetoothヘッドホン「WH-1000MX4」をチェック!!

 

👇 動画のレビューもご覧ください!

 

👇 最新モデルWH-1000XM4」の紹介はこちら!

ソニー【WH-1000XM4】発売!!ハイテクすぎ!!1000XM3との違いは!?ついにソニーのアクティブノイズキャンセリングヘッドフォンの新モデル「WH-1000XM4」が発売!! ハイテクすぎて、まるで未来のガジ...



開封・外観 レビュー

開封・外観

それでは開封していきましょう!

外箱はこんな感じ。

ソニーらしいデザインでいいですね。

 

辞書のようなカバーを外して、箱を取り出します。

 

そして、、、

専用ケースの登場!!

 

取説などの紙類が入っていました。

説明書は当然日本語です。

国内メーカーはこういうところが安心できますね。



専用ケースです。

ファブリック素材で、裏側にはメッシュのポケットがあります。

 

さあ、ケースをオープン!

WH-1000XM4の本体が登場です!

 

コンパクトに折りたたまれていますね。

 

これを、旧モデル(WH-1000XM3)と並べてみました。

見分けがつかないww

左:新型 WH-1000XM4、右:旧型 WH-1000XM3

 

付属品はすべてケース内に収納されています。

有線接続用ケーブル、航空機用デュアル-ステレオ変換アダプタ、充電用USB TypeCケーブルです。

 

本体の外観です。

 

シンプルでスタイリッシュなデザインです。

無骨な、いかにもヘッドホンというデザインとは対極ですね。

 

旧モデルとデザインはほとんど同じで、新型の方が若干マットになっています。

ボタンの文字や、NFCマークの色など、違いはわずかです。

んー、、、そっくり😅

左:新型 M4、右:旧型 M3、ぱっと見はほとんど同じ。色味がわずかに違う。

 

上:新型 M4、下:旧型 M3、ボタンの印字が一部違う

 

左:新型 M4、右:旧型 M3、NFCマークが新型では目立たないようになっている。

 

本体のデザインは、旧モデルとほとんど同じですね。

旧モデルWH-1000XM3と並べてみました。

 

可動部分はフレキシブルにグニャグニャ動くので、他の高級ヘッドホンのように動きが硬く、カッシリしたものに高級感を感じるのであれば、そういった意味の高級感はあまりないと言えます。



しかし、本体表面のマットな加工や、イヤーパッドの触り心地や質感などは、しっかりと高級感を感じることができます。

 

グニャグニャしているのは、むしろ収納時に折りたたみやすく、装着時にもフィットしやすいなどメリットは多いので、あえてグニャグニャにしてると思いますね。

 

右のイヤーカップには、充電用のUSB-C端子。

左のイヤーカップには、電源ボタン、ノイキャンオンオフなどに使うCUSTOMボタン、有線接続用3.5mm端子があります。

 

また、のイヤーカップにの内側には、センサーのようなものがありました。

これは旧モデルにはありませんね。

 

なんか表面がテカテカして、マイクというよりセンサーぽいので、

ヘッドホンを外すと再生を停止する機能があるのですが、そのためのセンサーかもしれません。

 

SORA
SORA

旧モデルを引き継いだデザイン。

すでに完成されたデザインで悪くはないけど、代わり映えがないともいえる

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操作感・アプリ レビュー

アプリと設定

WH-1000XM4は、専用アプリで簡単にスマホと接続できます。

また、ソニーのBluetoothヘッドホン/イヤホンで共通して使うアプリであり、接続(選択)したアプリによって、自動的に使える機能が変わってきます

 

アプリ自体はソニーのBluetoothヘッドフォン/イヤホンで共通なので、使ったことがある人なら迷うことも少ないと思います。

 

バッテリー残量や、現在どのコーデックで接続されているかも一目で分かるのは非常に便利です!

 

WH-1000XM4の場合、非常に多くの機能がありますが、そのすべてはアプリで設定します

特に難しくはないのですが、多機能すぎて、シンプルにイコライザをいじりたい、低音を上げたいというときに、設定できる場所を探しにくいです。

非常に高機能



イコライザー関係も細かく設定可能です。

 

SORA
SORA

アプリは非常に多機能!

WH-1000XM4の先進的な機能はアプリあってこそのものが多い

爆発的人気ヘッドホンの新モデル】ソニーノイキャンBluetoothヘッドホン「WH-1000MX4」をチェック!!

操作感

本体(ハード)側の操作感は、初代MDR-1000Xのころから共通で、右イヤーカップのタッチパネルを使って、曲の再生、停止、送り、戻りを行います。

 

タッチ面が広いので、他社によくあるタッチパネルの誤作動が少なく、イライラしません。

4代続けて採用されるだけあって、操作性は安定していますね。

 

初代、3代目(M3)、そして4代目(M4)と使ってきましたが、タッチパネル部分の材質が初代は硬めの合皮で傷に強そうでしたが、3代目と今回ではマットな感じの表面なので、タッチするときに爪が当たったりすると簡単に傷がつきそうなのが怖いですね。



WH-1000XM4では、ヘッドホンを外すと再生が停止する、ゼンハイザーが搭載しているような機能もあり、便利です。

 

SORA
SORA

アプリがめちゃくちゃ多機能!

インターフェースをもう少しブラッシュアップしたほうがいいかも、、、

操作性は誤作動の少ないタッチパネルで使いやすい!

物理ボタンをグっと押す必要がないのは楽ちん

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音質&機能 評価・採点!!
(SONY WH-1000XM3とも比較)

それでは、WH-1000XM4を実際に使ってみて機能性のチェックや、音を実際に聴いた音質評価をしました!

 

やはり音質は一番気になりますよね。

ノイキャンBluetoothヘッドフォンでトップを争うほど売れた、旧モデル ソニー WH-1000XM3と比較しました!

爆発的人気ヘッドホンの新モデル】ソニーノイキャンBluetoothヘッドホン「WH-1000MX4」をチェック!!

 

外観・機能評価

 

外観や機能性について、僕自身が感じた評価を表にしました。

あくまでも僕一個人の主観であることをご理解くださいね。

 

項目 [NEW] SONY
WH-1000XM4
SONY
WH-1000XM3
デザイン 高級感はあまり高くないがスマートな感じ
フィット感 耳をすっぽり覆ってくれる
しめつけ感はほとんどない
軽いので長時間聴いても疲れなさそう
ノイズキャンセリング性能 ノイキャン性能はかなり高い、、、
が、M3と全く同じだと感じる
車のエンジン音を10としたとき、2~3くらいに小さくなる
ノイキャン性能はかなり高い
車のエンジン音を10としたとき、2~3くらいに小さくなる
遮音性 耳を覆うのでそれだけで遮音性がある程度ある
音漏れ ほどんど聴こえない
携帯性 フラットからさらに内側に織り込めるので、オーバーイヤーとしてはコンパクトにできる
イコライザ プリセットに加えて自分のオリジナルもつくれる
DSEE Extreme*によるハイレゾ変換、CLEAR BASSによる低音増強など可能
どのアプリで再生していてもイコライザが有効になる
*W3ではDSEE HX (名称が変わった)
アプリについて 機能が非常に豊富(M3よりも更に機能アップ)
ハードウェアというより、アプリで実現しているものも多いが、もはやただのヘッドホンではなく、ちょっとした未来のガジェットと言える
機能が非常に豊富
逆に使いたい機能を見つけるのに手間取る
どのアプリで再生していてもイコライザが使える

 

デザイン:デザインの良し悪しは個人によるので何とも言えませんが、WH-1000XM4はソニーらしくモダンでスタイリッシュなデザインです。

ただ「M3とどこが違うの?」と言いたくなるくらい同じです。

 

違いは、M4の方が若干マットな感じがする、NFCのマークが黒い、SONYのロゴの色が若干濃い、ボタンの印字が異なる、といったところです。

 

 

フィット感:WH-1000XM4のフィット感はかなりいいです。

側圧が強くも弱くもなく、イヤーパッドの柔らかさも絶妙です。

 

ただこれも、M3と同じなんです、、、。

 

ノイズキャンセリング性能別項目に詳しく書きました(試聴あり

 

音漏れ:X JapanのSilent Jelousyを少し大きめで再生したとき、かなり近づかないと音漏れは聴こえません

電車の中でも安心して音楽を聴けます。

ちなみにこれもWH-1000XM3も同じです。

 

携帯性:オーバーイヤーヘッドフォン自体、携帯性を求めるものではありませんが、それでもWH-1000XM4はフラットにしてからさらに折り込めるので、結構小さくなります。

 

僕の知る限り、オーバーイヤーヘッドフォンでは一番コンパクトにできると思います。

はい、M3と全く同じですね。

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イコライザー:最近のBluetoothヘッドホンにあるように、WH-1000XM4も専用アプリでイコライザを使うことができます

 

プリセットだけでも豊富な種類が用意されています。

また、イコライザーとは別に低音を強くする「CLEAR BASS」もあります。

 

アプリ:ソニーのアプリはかなり高機能です!

Bluetoothイヤホン/ヘッドホンのモデルによって、アプリで使える機能が変わります。

 

WH-1000XM4は、最新モデルだけあって非常に多くの機能が使えます。

自分でしゃべる(声を出す)と自動的に外音取り込みモードになったり、今いる場所によってノイキャンの強さを自動で調節したりなど、非常に高機能です。

 

ただ、機能が多すぎて目的のものを探しにくいという欠点がありますね。

 

ノイズキャンセリング評価(試聴あり)

新型WH-1000XM4の売りの一つが「ノイキャン性能がM3よりよくなった」です。
具体的には、人の話し声の中高音域のキャンセル性能が上がったということらしいです。

 

しかし、僕はM3との違いをほとんど感じることができませんでした

 

具体的な方法として、「JRの構内(アナウンスあり)の音」のフリー音源をオーディオシステムで大音量で再生して、疑似的にJRの構内の環境を作ります。

 

バイノーラル録音マイクを耳に取り付け、その上からヘッドホンM4、M3を耳に装着してノイズキャンセリングをオンにします。

この状態で聴こえる音を録音しました

バイノーラルマイク ローランド CS-10EM

 

マイクを耳に着けた上から、ヘッドホンを装着した。この状態でオーディオスピーカーから鳴っている駅の環境音がどのようにキャンセルされるかを録音した。

 

 

いかがでしょうか?

確かにM4の方がバックノイズがM3よりも強く抑えているように思えます。

しかし、人の声(アナウンス)に関しては特に変化はないですね。

 

上記音源に加えて、自分の車のエンジン音などで、何度も何度も繰り返し聴きましたが、
M3とほぼ同じノイキャン性能でした

 

もちろんM3の時点でノイキャン性能はかなり高いのですが、人の声が特に小さくなるとは感じませんでした。

 

SORA
SORA

どれだけ試しても、ノイキャン性能のM3との違いが分からない、、、

もっと実際に外で使わないと違いは出ないのかもしれないね。

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音質評価
LDAC, SBC

 

WH-1000XM4で実際に音楽を聴いての音質評価です!

音質について採点しました。

 

やはりこれが一番きになるところですね。

音質も旧モデルのソニー WH-1000XM3と比較しました。

 

また、今回ネットでも何かと話題、批判されているのが
aptX、aptX HDの非搭載です(旧モデルは搭載している)。

 

まあ、この理由はソニーの独自コーデック「LDAC」を普及させたいため、つまり『囲い込み』が目的なのは明白ですね😅

 

AV Watchの開発者のインタビューによりますと、

LDACを使えない場合であっても、音質やレーテンシーなどに大きな問題はなく、お客様のニーズは満たせると考えています。

とのことです。



LDACを使えない場合というのは、iPhoneを除けば、SBCコーデックを使うということです。

これで音質やレイテンシーに問題がないって、、、ちょっと強引な言い訳かなーと思いますね。

だって、SBCで問題ないなら、そもそもLDAC自体必要ないじゃん!!😱

 

SBCは、Bluetoothオーディオの最も基本的なコーデックで、すべてのBluetooth機器で使えます

その代わり音質はよくないので、高音質なaptX、AAC、LDACなどが開発されてきました。

 

そこで今回の音質評価では、LDACによる接続に加え、SBCによる接続での音質も確認しました!

対象となる旧モデルWH-1000XM3はLDAC接続としました。

音質評価に使った曲・条件

・Silent Jealousy(2014 Remaster)(X Japan)
・Bohemian Rhapsody (2011 Mix)(QUEEN)
・Can You Keep A Secret? (2018 Remastered)(宇多田ヒカル)
すべてFLAC 96kHz/24bit

プレイヤー:ウォークマン NW-A105

WH-1000XM4はBluetooth(LDACおよびSBC)で接続
WH-1000XM3はBluetooth(LDAC)で接続

爆発的人気ヘッドホンの新モデル】ソニーノイキャンBluetoothヘッドホン「WH-1000MX4」をチェック!!

 

項目 [NEW] SONY
WH-1000XM4
SONY
WH-1000XM3
接続方法
LDAC SBC LDAC
バランス 好みがあるので採点なし 好みがあるので採点なし  好みがあるので採点なし
かなり低音寄り かなり低音寄り かなり低音寄り
高音の音質 7 7 7
若干の頭打ち感がある 若干の頭打ち感がある 若干の頭打ち感がある
中音の音質 8  8 8
低音にかぶり気味 低音にかぶり気味 低音にかぶり気味
低音の音質 7  7 7
かなりブーミーな感じ
他の音をぼやけさせる
Jポップ向き?
かなりブーミーな感じ
他の音をぼやけさせる
Jポップ向き?
かなりブーミーな感じ
他の音をぼやけさせる
Jポップ向き?
解像感 8  8 8
音質自体はいいが、少しぼやけた感じ
全体的に膜を1枚かぶせてる感じ
M3よりわずかだがクリア
(8.2点くらい)
音質自体はいいが、少しぼやけた感じ
全体的に膜を1枚かぶせてる感じ
音質自体はいいが、少しぼやけた感じ
全体的に膜を1枚かぶせてる感じ
合計
(100点換算)
30/40点
(75/100点)
30/40点
(75/100点)
30/40点
(75/100点)

採点は10点満点

その他 M3とほとんど違いは分からない
ボヘミアンラプソディーでボーカルと少しの楽器だけのときに、わずかだがクリアに聴こえる(気がする)。
LDACとほとんど違いは分からない
Can You Keep A Secret?で高音部分の伸びに違いがわずかに感じる(気がする)。
有線接続 有線+ノイキャンでは、ベールが2枚は剥がれて、非常にクリアで気持ちがいい
音のバランスもBluetooth時と同じ。
有線のみだとフラットよりのバランスになる
有線+ノイキャンでは、クリアで高音質になる。
有線のみだと安いラジオのように音がショボくなる。

 

 

結果から書きますと、
WH-1000XM4は、旧型(M3)と、
音質ほぼ同じ
でした!

 

なので、点数も全く同じ75点でした。

 

しかも、僕のクソ耳では、
SBC接続でも音質の違いは正直分かりませんでした、、、😱

 

SBCでも高音質にできるソニーがすごいのか、レビュワーとして致命的なクソ耳なのか、、、



つまり、AV Watchのインタビューでソニーの方が言っていた、

LDACを使えない場合であっても、音質やレーテンシーなどに大きな問題はなく、お客様のニーズは満たせると考えています。

は、正しかったということです!

 

ソニー、すごすぎる!!

てか、LDAC必要ねぇ!!

 

音のバランス:WH-1000XM4の音のバランス傾向は、WH-1000XM3と同じで、低音が強めのドンシャリ系です。

低音がブーミーで、中音と高音にまで悪影響を与えてしまっているところも同じです。

 

ただ、音のバランスは好みがあるのでどちらがいいということはできません(なので採点なしです)。

 

音質:音質自体は悪くないのですが、低音が中高音に影響してしまい、一枚膜を被せたような解像感になってしまっています。

 

他のサイトでの開発者インタビューでは、上記のようなことを改善して、最近多い生音をキレイに聴けるようにした旨の発言があったので期待していましたが、僕のクソ耳では何度聴いてもM3と同じでした、、、😥

 

ただ、M3と同じというだけで、Bluetoothヘッドホンとしてはそこそこ音質はいいです!

 

M4とM3の違いですが、有線接続では両者に大きな違いがありました。

電源オフで有線接続した場合、M3はラジオのように安っぽくてスカスカの音になりますが、M4ではフラットよりのバランスのキレイな音になります。

 

有線接続でノイキャンをオンにすると、両者とも低音が効いた迫力ある音でありながら、Bluetooth特有のノイジーさのない音になります。

 

Bluetoothでは聞き分けできないほど同じ音質だったのに、有線接続だと誰が聴いても明らかに違うのです。

同じドライバーや基盤で、ハードウェア的にはM3とM4は同じらしいのに不思議ですね。

 

解像感:音質でも述べたように、低音のブーミーさが中高音にまで影響して、解像感を悪くしています。

 

解像感では、以前にレビューしたShure AONIC 50がBluetoothヘッドホンでは最も高いですね。

ただし低音が不足気味なので、解像感も低音もそこそこ出るゼンハイザー MOMENTUM Wirelessがやはりベストな音質です。

 

WH-1000XM4は、低音が強く迫力があるので好みの問題でもありますね。

 

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SORA
SORA

M3の時点でもともと音質は高いレベルだった

M4で更によくなっていなかったのが残念

爆発的人気ヘッドホンの新モデル】ソニーノイキャンBluetoothヘッドホン「WH-1000MX4」をチェック!!

 



【まとめ】待望の後継機 SONY「WH-1000MX4」レビュー!!
音質を評価・採点!

 

多くの人が待ち望んでいた、大本命ノイズキャンセリングヘッドホンの後継機、

ソニーWH-1000MX4が発売されました!

 

旧モデルのWH-1000XM3は爆発的な人気でしたが、新モデルはどれだけ進化したのか、その音質をガッツリと比較しました

 

【ここがイイ!ポイント】

  • Bluetoothヘッドホンの中では高音質
  • SBCコーデックでも十分な高音質
  • トップクラスのアクティブノイズキャンセリング性能
  • イコライザーで好みにバランスを調整&CLEAR BASSによりさらに低音アップ
  • DSEE EXTREMEでSD音源をハイレゾ相当にアップコンバート
  • しゃべるだけで自動的に外音取り込みモードになる
  • 場所によってノイキャンの強さを変えるなどの高機能
  • オーバーイヤーヘッドホンではトップクラスにコンパクトにたためる
  • 有線接続だとさらにすばらしい高音質

 

【ここがイマイチ!ポイント】

  • aptX、aptX HDには非対応となった(しかしSBCでも高音質)
  • 価格が高い
  • 音質・ノイキャン性能において、旧モデル(WH-1000XM3)との違いがほとんどない

 

【こんな人にオススメ!】

  • 旧モデル(WH-1000XM3)を持っていない人
  • トータルバランスで、とにかく間違いのないノイキャンヘッドホンが欲しい人
  • 最高レベルのノイズキャンセリング性能が欲しい人
  • ただのヘッドホンを超えた、近未来的なガジェットが欲しい人

 

さすが爆発的に売れた人気モデルの後継機だけあって、

高音質、高いノイキャン性能、高機能とすべてが高いレベルのヘッドホンです!



ただ、今回僕自身が旧モデルWH-1000XM3と比較したところ、

音質とノイキャン性能は、ほとんど違いが分かりませんでした、、😱

 

機能については、自分がしゃべると自動で外音取り込みモードになる「スピーク・トゥ・チャット」機能や、場所によってノイキャンの強さやイコライザーを自動で変えてくれる「アダプディブサウンドコントロール」機能など、M4での新しい機能も豊富です。

 

ただこれらはアプリによる機能がメインで、ヘッドホンのハード的な比率は少ないです。

実際、M4はM3と基盤やドライバーなどは同じらしいです。

 

そう考えると、すでに旧モデルを持っている人は、WH-1000XM4にわざわざ買い替えるメリットは少ないです。

 

新機能によほどの魅力を感じる場合は買い替えもありですが、音質とノイキャン性能のアップに期待する場合は買い替えない方がいいですね。

 

SORA
SORA

M3と同じ高音質・高いノイキャン性能に加えて、先進的な高機能をプラス!

ただ、音質とノイキャン性能はメーカーがいうほど変わっていない(というか全く同じに感じた

爆発的人気ヘッドホンの新モデル】ソニーノイキャンBluetoothヘッドホン「WH-1000MX4」をチェック!!

 

 

👇 動画のレビューもご覧ください!

POSTED COMMENT

  1. ニックネーム より:

    ソニーは特にあえてコーデックごとに音のチューニングを変えているから音が顕著に違うのを言及しないのはワザとですか。

    • SORA より:

      ニックネーム 様

      コメントありがとうございます^^

      >ソニーは特にあえてコーデックごとに音のチューニングを変えているから音が顕著に違うのを言及しないのはワザとですか。

      コーデックごとというのは、LDACとSBCのことでしょうか。
      顕著に音が違うのをワザと言及していないのではなく、
      「音の違いをほとんど感じることができませんでした」(^^;)

      ハイレゾ音源を使って、LDACとSBCで音質を比較したのですが、僕の耳ではいくら聴いても違いが分かりません。
      SBCでも高音質にできるソニーがすごいのか、僕の耳がクソなのかの、どちらかです(^^;)

      宇多田ヒカルのCan You Keep A Secret?の高音部の伸びに違いを感じました(ような気がした)が、これもバイアスがかかってるせいかもしれないです(ダブルブラインドテストで違いが分かるレベルではないです)。

      ただ、僕自身「ハイレゾ」にはどちらかと言えば懐疑的なので、、、。
      それでもSBCとLDACが聞き分けられないのは、自分自身の能力としてもショックではありました(^^;)

      長々とすみません。
      よろしくお願いいたします。

      SORA

  2. 匿名希望 より:

    すごくわかりやすい記事でした!

  3. 春嵐 より:

    とてわかりやすかったです。

    • SORA より:

      春嵐 様

      コメントありがとうございます^^

      そう言っていただけると嬉しいです!
      よろしくお願いします^^

      SORA

  4. かたさや より:

    SBCとLDACで違いがあまりなかったのはDSEEの影響ですかね?

    • SORA より:

      かたさや 様

      コメントありがとうございます^^
      返信が遅くなりました。

      >SBCとLDACで違いがあまりなかったのはDSEEの影響ですかね?

      LDACとの違いというより、SBCのエンコード技術が高くなったという印象です(チップの性能が高くなった?)。
      理由としては、
      ・(僕は)DSEEのオンオフでそこまで違いが分かりません。
      ・昔のSBCワイヤレスイヤホンやヘッドホンは音がかなり悪かったが、最近のものは中国製も含めて音がよくなっている。

      なので、単純に同じSBCでもエンコード技術が向上し、またソニーのヘッドホンのハード的な技術との相乗効果で、SBCでも高音質なのかなと、、、。
      あくまでも僕の印象です^^

      よろしくお願いします。

      SORA

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