最新骨伝導ヘッドホンOpenRun Pro レビュー!!
Aeropexとの違いも比較!!
画像引用:Shokz公式サイト
ノイズキャンセリング搭載イヤホンが今や当たり前になっている中、全く逆の発想「周りの音を聞きながら音楽を聴く」という骨伝導イヤホンが注目されています!
骨伝導イヤホンのリーディングカンパニーであるShokz(旧 AfterShokz)の最新ハイスペックモデル
「OpenRun Pro(オープンラン・プロ)」が発表されました!
音質的に不利な骨伝導式において、その技術を磨き上げ、音質アップを続けてきたShokzの最新モデルとなります。
OpenRun Proはクラウドファンディング「GREEN FUNDING」で支援を募り、すでに目標額の50万円を大きく超え、6,700万円以上となっています!!(2022年1月現在)
- 公式サイトの価格は税込23,880円ですが、Green Fundingでは早期価格で14%引きの20,537円になります。
- クラウドファンディングの終了は2月21日ですが、早く注文した方が早く発送されます。
今回、実機をご提供いただいたので、音質や使い勝手などを詳しくレビューしたいと思います!
また、前モデルのハイスペックモデルAeropexとも音質を比較しました!
骨伝導でありながら、音質を追求し続けるShokz!!
その最新ハイエンドモデルはどんな仕上がりなのか?
【高音質 骨伝導イヤホン】Shokzの骨伝導イヤホンをチェック!!
【テレワークに最適!!】高性能マイク搭載の骨伝導ヘッドセット”OpenComm”のレビュー!!
「OpenRun Pro」のスペックと特徴
OpenRun Proのスペックを表にしました。
また、旧モデルAeropexとも比較しました。
スペック
項目 | OpenRun Pro | Aeropex |
メーカー |
Shokz | Shokz |
発売時期 |
2022年2月 | 2019年7月22日 |
価格(税込) |
23,880円 | 19,998円 |
タイプ | ヘッドセット |
ヘッドセット |
接続タイプ |
ワイヤレス |
ワイヤレス |
装着方式 | ネックバンド | ネックバンド |
骨伝導技術 | 第9世代 骨伝導技術 Shokz TurboPitch |
第8世代 骨伝導技術 PremiumPitch 2.0+ |
音圧感度 | 105 ± 3dB | 105 ± 3dB |
周波数応答 | 20Hz-20KHz |
20Hz-20KHz |
充電端子 | マグネティック充電ボート | マグネティック充電ボート |
ワイヤレス | Bluetooth | Bluetooth |
Bluetoothバージョン | Ver.5.1 | Ver.5.0 |
対応プロファイル |
HSP、HFP、AVRCP、A2DP | HSP、HFP、AVRCP、A2DP |
対応コーデック | SBC |
SBC |
受信距離 | 約10m | 約10m |
充電時間 | 約1.5時間 | 約2時間 |
連続再生時間 | 10時間 | 8時間 |
連続待機時間 | 最大10日 | 最大10日 |
バッテリー容量 | 140mAh | 145mAh |
NFC |
ー | ー |
マルチペアリング対応 | 〇 | 〇 |
マイク |
デュアルノイズキャンセリングマイク | デュアルノイズキャンセリングマイク |
マイク感度 | -38dB ± 3dB | -38dB ± 3dB |
音質調整 |
〇 (イコライザー機能) |
〇 (イコライザー機能) |
自動電源ON機能 |
ー | ー |
自動電源OFF機能 |
ー | ー |
防水・防滴性能 |
IP55 | IP67 (水泳除く) |
水分検出器 | 〇 | 〇 |
リモコン (本体操作) |
〇 物理ボタン式 多機能ボタン 音量調節 |
〇 物理ボタン式 多機能ボタン 音量調節 |
アプリ対応 | 〇 | ー |
カラー |
ブラック ブルー ベージュ ピンク |
コズミックブラック ブルーエクリプス ソーラーレッド ルナグレー |
重量 |
29g |
26g |
その他 |
フルチタン |
フルチタン |
画像引用:Shokz公式サイト
- 第9世代骨伝導技術により低音再生の強化
- 耳を塞がないので常に周囲の音に気付くことができる
- 耳に入れない、かつ29gの軽量なので長時間の装着でも疲れにくい
- IP55の防塵・防水性能
- チタンフレームによる高いフィット感
- 最大10時間の再生、10日間の待機時間
- 2台のデバイスと同時接続可能
OpenRun Proのスペックをを旧モデルAeropexと比較すると、骨伝導技術が第8世代から第9世代に進化しました!
これにより、これまでよりも低音が強くなったとのことです。
画像引用:Shokz公式サイト
また、連続再生時間が8時間から10時間に長くなりました。
バッテリー容量は若干少なくなっているのにもかかわらず、稼働時間が長くなっているのはすごいですね。
ちなみに充電時間も2時間から1.5時間に短くなっています。
そして、もう一つの大きな進化が、専用アプリに対応したことです!
これまでShokzのイヤホンにはアプリがなく、イコライザーの変更も本体のボタンで行っていました。
これが片手で二つのボタンを同時押しするなど、結構使いにくかったんです。
それがアプリに対応したことで、設定の変更が簡単に、そして視覚的にも分かりやすくなったのは大きいですね。
画像引用:Shokz公式サイト
カラーバリエーションは、ブラック、ブルー、ベージュ、ピンクの4色ですが、クラウドファンディングではブラックとブルーの2色が用意されています。
残りのカラーは今後一般販売で発売されるようです。
画像引用:Shokz公式サイト
色々とパワーアップしているOpenRun Proですが、旧モデルの方がよかったところもあります。
一番大きいのは、防塵防水性能がAeropexではIP67だったのがIP55にダウンしたことです。
ただ、IP55でも雨の日のランニングや汗に濡れたりなどでは問題ないです。
水泳では使えませんが、そもそもAeropexもIP67ですが水泳は除くと注意書きがありました。
画像引用:Shokz公式サイト
重さがAeropexの26gから29gに3g増加していますが、ぶっちゃけ体感できる差ではないでしょう!
個人的に一番大きな変化だと思うのが、価格が19,998円(税込)から23,880円(税込)になり、4,000円近く高くなったことですね。
23,880円はイヤホンとしてはなかなか高い部類に入るのですが、PC Watchさんの記事ではどうやらAeropexを「OpenRun」に改名して併売するようです。
つまり、OpenRun Proは最高位モデル、次にAeropex(OpenRunに改名)、そして廉価モデルのOpenMoveと、価格ごとのラインナップが充実する形になります。
マーケティングのことはよくわかりませんが、廉価モデルのOpenMoveが9,999円(税込)なので、Aeropexがなければ上位モデルとかなりの価格差になるところですね。
ただ個人的にはそれであればAeropexをもう少し値下げしてもいいのかなと思いますが、ひょっとしたらOpenRun Proが一般販売されれば値下げされるかもしれません。
いずれにしても、骨伝導イヤホンをここまで追求したメーカーは他になく、Shokzの骨伝導技術にかけるただならぬ意気込みが感じられます!
そんなShokzの最新ハイスペックモデル OpenRun Proは、純粋にオーディオ機器として見た場合にどれだけの音質なのかは非常に興味があります!
実際に使ってみてどうなのか、しっかりチェックしていきたいと思います!
骨伝導イヤホンのリーディングカンパニーが誇る、最高スペックモデル!!
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開封・外観レビュー
開封!!
開封していきましょう!
2万円以上するハイエンドモデルだけあって、外箱はしっかりとした作りになっています。
今回は、ご提供いただいたのはブラックです。
外箱のスリーブを外すと、真っ黒でしっかりした作りの箱がでてきました。
黒い箱のフタを開けると、専用のケースが登場しました!
ケースを取り出すと、取り扱い説明書などの紙類がありました。
説明書はメインの表は英語による記載ですが、裏側には日本語を含めた色々な言語で書かれていました。
前モデルAeropexでは、製本された厚い説明書でしたが、かなり簡素化された印象です。
では、ケースから見ていきましょう!
専用ケースは、なんとも嬉しいハードタイプになりました!
Aeropexではラバー製のソフトケースだったので、カバンに入れた場合つぶされそうで不安でしたが、このケースなら安心です。
外装はファブリック素材ですが、しっかりと硬いハードケースです。
持った感じは非常に軽いです。
Aeropexに付属のソフトケースと並べてみました。
OpenRun Pro付属の方が大きく厚くなっていますが、硬くて軽量なので僕はこっちの方がいいですね!
左:OpenRun Pro付属ケース、右:Aeropex付属ケース
Aeropex付属ケースは、ラバー製で柔らかいです。
左:OpenRun Pro付属ケース、右:Aeropex付属ケース
ケースを開けると、OpenRun Pro本体が収納されていました!
本体の形に溝が作られており、キッチリ収まるのでケースの中で動くことがありません。
ちなみにこのケースにAeropexを入れてみると、入っちゃいました。
ケースには充電ケーブルを収納できるようにもなっています。
充電ケーブルは、電源アダプター(付属しない)側はUSB-Aで、本体側は専用のマグネット式端子となっています。
この独自端子は、前モデルのAeropex、ヘッドセットタイプのOpenCommと同じ端子なので、ケーブルを使い回すことができます。
端子はマグネット式になっており脱着しやすく、水漏れ検知機能など高機能なのですが、コンビニや普通の家電屋には売っていないので入手性が悪いのが難点ですね。
Aeropexではそのためケーブルが2本付属していたのですが、OpenRun Proでは1本になりました。まあ元々バッテリー持続時間がかなり長い上に、OpenRun Proでは更に長くなったので2本必要ないという判断かもしれません。
あと、そういえばAeropexでは耳栓(イヤープラグ)が付属していましたが、今回はなくなりました。
耳栓をすると聴こえる音に厚みがでるのですが、OpenRun Proでは低音や音の厚みがアップしたのでこれも必要なくなったということでしょう。
専用ケースがハードケースになったのはかなりポイントが高い!
これでカバンに気軽に入れやすくなった!
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外観
本体を見ていきましょう!
外見のパッと見はAeropexと大きな違いはないように思えますが、細かなところが変わっています。
実際に見てみると、公式サイトで見るイメージよりかなり小さい印象を受けます。
公証スペック29gはめちゃくちゃ軽いです!
本体の材質は「フルチタン」ということで、柔軟性がありつつ、剛性もしっかりしています。
表面は上質なラバーで包まれており、肌触りはサラサラしていて非常によく、マットな感じと相まって高級感が感じられます。
骨伝導式なので、一般的なイヤホンのような穴の開いたスピーカーはなく、それに相当するトランデューサーがあります。
トランデューサーが震えて音が鳴り、その振動を骨に伝えることで鼓膜に直接が聴こえる仕組みです。
普通のイヤホンのように音が出る部分に「穴」はありません。
実際に装着してみました。
トランデューサーは耳の穴の少し前(こめかみよりは下側)に位置します。
耳の穴をふさぎません
操作系は、本体右側のボックスのような部分に音量調節ボタン(+、-)があり、+ボタンは長押しで電源のオンオフを兼ねています。
これらは物理ボタン式というのが僕的にはポイントが高いです。タッチセンサー式は誤操作が多くなるので使いにくいんですよね。
また、+と-を同時に2秒間押すと2種類のイコライザー設定を変更できます。
イコライザーの変更は専用アプリでできるようですが、他のモデルと同様に本体のボタンでも可能です。ただ、片手で+-を同時押しはやりにくいんですよね。
ですのでアプリに対応したのは大きいです。
また、右側には充電端子もあります。
充電端子は独自端子となっており、マグネット式です。ケーブルの先を本体の端子に近づけるとカチャっとハマってくれるので便利です。
充電すると赤いLEDが点灯します。
左側のトランデューサーにはマルチファンクションボタンがあり、音楽の再生/停止、曲送り/曲戻し、受話などができます。
写真ではちょっと見えにくいですが、ボタンがあります。
ただ残念なのは、実際に使ってみると右側が音量ボタン、左側が再生/停止と左右に分かれているのはちょっと使いにくいです。「停止はどっちだったかな?」という言う風に迷ってしまいます。これはAeropexも同様で改善して欲しかったですね。
ちなみにヘッドセットタイプ「OpenComm」ではボタンはすべて左側に集約されており使いやすかったです。
旧モデルのAeropexと外観を比較してみました。
全体的な大きさは、ほぼほぼ同じですね。
左:OpenRun Pro、右:Aeropex
トランスデューサー部分はOpenRun Proの方が少し大型化しています。
また、Aeropexにはない網目状の部分がOpenRun Proには追加されています。
この網目状のものはトランスデューサーの側面と底面の3面にあります。これが低音や音の厚みに関係しているのかもしれませんね。
一方、操作ボタンや端子のあるボックス部分はOpenRun Proの方が小型になっていました。
質感が高くて、めちゃくちゃ軽量!!
装着感も申し分ないね
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音質&機能 評価・採点!!
画像引用:Shokz公式サイト
それでは、Shokz「OpenRun Pro」を実際に使ってみて、機能性のチェックや、音を実際に聴いた音質評価をしました!
やはり音質は一番気になりますよね。
【高音質 骨伝導イヤホン】Shokzの骨伝導イヤホンをチェック!!
外観・機能評価
画像引用:Shokz公式サイト
外観や機能性について、僕自身が感じた評価を表にしました。
あくまでも僕一個人の主観であることをご理解くださいね。
項目 | OpenRun Pro |
デザイン | 全体が上質なラバーでコーティングされており、触った時の高級感が高い 触ったときの高級感が高い マットで大人っぽいデザイン |
フィット感 | 前モデルAeropexと同様に、耳をふさがず、耳に引っかけて支えるのでフィット感はよい 首を動かすと位置が少しズレて、音の出方が変わってしまう |
音漏れ | トランスデューサからの音は外からでも結構聴こえる 音楽で音量を上げれば、となりにいても十分聴こえるので、電車内などでの使用には向いてなさそう |
携帯性 | 本体は非常に軽い。ただしネックバンドを折りたたむことができないので、カバンの中で面積は広く必要となる Aeropexではラバー製のソフトケースだったが、OpenRun Proではハードケースになったので、荷物が詰まったカバンに入れてもつぶされる心配がなくなった |
イコライザ | 通常の音楽モード(スタンダードモード)と声を聴きやすくするヴォーカルモードの2つのイコライザーモードがある 本体のボタン、アプリのどちらでも切り替え可能 |
アプリについて | 今回のモデルから専用アプリが用意された |
デザイン:さすが約2万4,000円するだけあって、本体の質感は高いです。
内部フレームはチタン製で、外側はラバーで覆われています。
このラバーがきめ細かいサラサラした触り心地で、安っぽさがまったくありません。
また、マットな感じで艶がないのも高級感を出していますね。
フィット感:フレームが半円にせりあがっている部分を耳に引っ掛けて装着します。
音の出る部分はスピーカーのように網目の穴のないトランデューサで、これが耳の穴の少し前あたりに来ます。
フレームはチタン製とのことで、ほどよい柔軟性なので締め付け感は強くありません。
装着感は高く、Aeropexとほぼ同じです。Aeropexより3g重い29gですが、装着感を比べましたが、正直重くなったという感覚は全くありません。
そして、耳をふさがない解放感は素晴らしいです。
耳の穴に入れない上に非常に軽量なので、長時間装着していても耳が痛くなりにくいですね。
ただ、耳の穴に入れてないので、その分支えがないので位置がズレやすいです。
位置がズレると音の鳴り方が変わってしまいます。
音漏れ:音漏れは結構します。
骨伝導イヤホンを体験したことがない人は、音の振動を骨に伝えるという仕組みから、音が漏れないと思いがちです(僕はそう思っていました💧)。
しかし実際には、トランスデューサーからの音は普通に外側にも聴こえます。
ランニングや騒がしいオフィスなどで使うには問題ないですが、電車の中や図書館など人が近くにいたり静かな場所では音漏れが結構気になると思います。
携帯性:29gという圧倒的な軽さですが、ネックバンド部分が折りたためないのでカバンの中などでは面積を取ります。
ぜひ次のモデルでは折りたためるようにして欲しいですが、なかなか難しいのかもしれませんね。
チタン製で柔軟性があるので、カバンにそのまま入れたり、ソフトケースではつぶれそうな心配があります。
しかし、ハードケースが付属しているので、これに収納すれば安心です。
旧モデルのAeropexはソフトケースだったので、これは嬉しい改善点です!
ハードケースもかなり軽量なので、持ち運びはしやすいですね。
イコライザ:通常のモード(スタンダードモード)と声がよく聞こえるヴォーカルモードの2つのイコライザーモードを切り替えできます。
これまでのモデルでは、音量ボタン+と-を同時に2秒押すことで変更していましたが、これが片手では操作しにくかったです。
今回のOpenRun Proから専用アプリが用意され、アプリでイコライザーを変更できるようになりました。ただ、僕がレビューした時点では日本では使えないようで、iOS、Google Playのどちらも検索で出てきませんでした。
クラウドファンディング終了までには日本でも使えるようになっていると思います。
また、取扱説明書には書いてませんでしたが、これまで通り音量ボタン+-の同時押しでの変更もできました。
アプリ:専用のアプリが用意されており、ペアリングの設定やイコライザーを変更したりできます。
ただ、上述したように僕がレビューした時点では日本ではまだ使えませんでした。
質感は非常に高い!
ハードケースが付属するようになったのは大きなポイント
【高音質 骨伝導イヤホン】Shokzの骨伝導イヤホンをチェック!!
音質評価
画像引用:Shokz公式サイト
Shokz「OpenRun Pro」で実際に音楽を聴いての音質評価です!
音質について評価しました。
また、旧モデルのAeropexとも比較しました!
音質評価に使った曲・条件
・Silent Jealousy(2014 Remaster)(X Japan)
・Bohemian Rhapsody (2011 Mix)(QUEEN)
・Can You Keep A Secret? (2018 Remastered)(宇多田ヒカル)
すべてFLAC 96kHz/24bit
iPhone XS MaxおよびGalaxy Z Fold3にSBCコーデックで接続
骨伝導イヤホンは一般的なイヤホンとの比較は難しいので、いつものレビューにあるような音質の採点は行わず、評価コメントのみとしました。
音質について結論からいいますと、
旧モデルAeropexから音質がよくなりすぎていて、びっくりしました!!
これは大げさでも盛っているわけでもなく、本当です。
どんなに音質にこだわらない人でも、ハッキリとわかるレベルです!
普通、イヤホンやヘッドホンの新しい次のモデルが出ると音質はよくなるものの、音の傾向は同じだったり、あまりイヤホンを聴いてない人だとわかりにくい差だったります。
しかし、OpenRun Proの音質は、全く別のメーカーの製品じゃないの?というレベルで音質が変わりました!
【高音質 骨伝導イヤホン】Shokzの骨伝導イヤホンをチェック!!
音のバランス:音のバランスは低音寄りです。
前モデルAeropexや他のモデルは中音域が強い(低音が弱い)バランスでしたが、OpenRun Proではちゃんと低音が聴こえるレベルになっています。
もちろん、一般的なイヤホンと比べるとそこまでズンドコする感じではないですが、これまでのモデルとは全く違う次元になったことは確実ですね。
旧モデルでは耳栓(イヤープラグ)が付属しており、耳栓をすると耳の中で音が響くので低音がよく聴こえました。
OpenRun Proでは耳栓が付属しないので、そんなことしなくても低音が出るようになったよということを意味しているのかもしれません。
音質:低音がよく出るようになったおかげで音に厚みが増し、Aeropexよりも音質はかなりよくなりました。
OpenRun Proを聴いてからAeropexを聴くと、音がスカスカすぎて驚きます💦
ここまで音質が変わると、後継機とかいうレベルではなく、全く新規に開発したようなレベルです。
一般的なイヤホンとしてみた場合でも、2~3,000円レベルのイヤホンよりも音質はいいでしょう。
ただ、骨伝導イヤホンの場合、純粋な音質を求めるよりも、周りの環境音が聴こえながら音楽も聴けるという解放感が最大の売りとなります。
解放感に加えて、かなりの軽量と耳の穴に入れる圧迫感がないため、作業しながら音楽を聴いたりしていても、聴き疲れや耳の痛みが起こりにくいのが素晴らしいです。
何か作業をしながら音楽を聴く、それでいて音質もある程度は欲しいという人にはOpenRun Proは最高の選択肢でしょう。
解像感:ノイジーさは少な目で、高温が耳に刺さるような不快感はありません。
音質が進化しすぎていてびっくり!!
まさかここまで違いがあるとはぶっちゃけ思ってなかった💦
【高音質 骨伝導イヤホン】Shokzの骨伝導イヤホンをチェック!!
【まとめ】骨伝導ヘッドセット OpenRun Pro
実機レビュー!!
画像引用:Shokz公式サイト
骨伝導イヤホンのリーディングカンパニーShokz
骨伝導イヤホンの技術で最先端を走るShokz社の最新ハイスペックモデル
「OpenRun Pro(オープンラン プロ)」をレビューしました!!
骨伝導方式としては旧モデルのAeropexも音質がよかったですが、OpenRun Proでは全く別モノというレベルで音質がよくなりました!
【ここがイイ!ポイント】
- 第9世代骨伝導技術で、低音と音の厚みがアップ
- 骨伝導式でも再生周波数帯が広いので音質がいい
- 29gの超軽量なので、長時間装着していても疲れにくい
- 質感が非常に高く、肌触りがいい
- 2台のデバイスと同時接続可能で使いやすい
- 10時間の長時間稼働で、バッテリーを気にする必要がない
【ここがイマイチ!ポイント】
- 価格が高め
【こんな人にオススメ!】
- 高性能・高音質な骨伝導イヤホンが欲しい人
- 長時間使っていても疲れにくいイヤホンが欲しい人
- ランニングなどのエクササイズや、何か作業をしながら気軽に音楽を聴きたい人
OpenRun Proは骨伝導イヤホンではおそらく最も高音質でしょう。
正直、今までの骨伝導式イヤホンは音がスカスカでしたが、OpenRun Proは音の厚みがしっかりしています。
旧モデルのAeropexも税込19,998円と高かったですが、OpenRun Proは23,880円と更に高くなっています。
Aeropexも併売されるようですが、音質がかなり違うので、価格が4000円くらい高くなりますが僕はOpenRun Proをおすすめします。
音質にあまりにも差があるので、OpenRun Proにしないのであれば、廉価モデルのOpenMove(税込9,999円)でいいかなと思いますね。
Shokzの骨伝導イヤホンは価格が高めですが、製品としての質感や機能性は高いので、価格なりの価値はあると思います。
骨伝導イヤホンは純粋に音質を追求したイヤホンが欲しい人には向いていませんが、何か作業をしたりの「ながら聴き」には非常に便利な製品です。
骨伝導イヤホンをまだ体験したことがない人は、一度体験してみて欲しいと思います!
Shokzの骨伝導技術の進化はすごい!
この解放感を一度体験してみて欲しい!
【高音質 骨伝導イヤホン】Shokzの骨伝導イヤホンをチェック!!