あの超ハイスペックスマホ「Razer Phone」の新型が登場!!
Image: Razer Phone 2 公式サイト
スマートフォン用のゲームが3Dグラフィックなどでどんどん進化していく中、それらを快適に動かすための「ゲーミングスマートフォン」が最近話題になっています!
ゲーマーご用達のPCゲーム周辺機器の専門メーカー「RAZER(レイザー)」社が、そのパイオニアとして発売したゲーミングスマホ「Razer Phone(レイザーフォン)」が大ヒットしました!
これに続き、ゲーミングPCを発売するASUSもゲーミングスマホ「ROG Phone(ログフォン)」を発表、そしてスマホ界の巨人“サムスン”も、新型Galaxy Note9ではビジネススマホの枠を越え、ゲームを快適にプレイできるように開発されて話題となりました!
その他のメーカーもスマホにゲームプレイを意識した機能を搭載してくるのが当たり前になってきています!
そんな熱いゲーミングスマホですが、ついのそのパイオニアであるRAZERが、2018年新モデルを発表しました!
その名は「RAZER PHONE 2(レイザーフォン2)」です!
Image: Razer Phone 2 公式サイト
欧米地域の発売で、すでに予約開始されています。
価格は799ドル。
初代では、その超ハイスペックぶりに話題となりましたが、新型はどの様なスペック、特徴となっているのでしょうか!?
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RAZER PHONE 2のスペック、比較
Razer Phone 2のスペックを初代レイザーフォン、ライバル機であるASUSのROG Phone、ゲーム機としてもアピールしたGalaxy Note9、そしてiPhone XS、Xperia XZ3と比較しました!
初代Razer Phone、ASUS ROG Phoneとの比較↓
Galaxy Note9、iPhone XS/XS Max、Xperia XZ3との比較↓
Razer Phone 2と初代Razer Phoneの主な違いは、詳細は後述しますが次の通りです。
- SoCがSnapdragon 845になるなど基本スペックアップ
- 液晶画面のタッチセンサー120Hz化と輝度アップ
- スピーカーの音量アップ、防水対応、背面ロゴのRazer Chroma
- ワイヤレス充電
ライバル機のASUS ROG PhoneにSoCが追い付いた形になります(ただしROG Phoneはクロックアップしている)。
特にRazer Phone 2が勝っているのは、ディスプレイのリフレッシュレートが120Hzだというところです!
一方、サムスンなど他の一般的なハイスペックモデルと比較すると、120Hzディスプレイはもちろん、メモリ(RAM)が8GBというのが目立っています。
なかなか8GBメモリを搭載したスマホはめずらしいですね(Galaxy Note9の上位モデルは8GBですが)。
また、大型のフロントデュアルスピーカーもRazer Phoneならではです。
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対応バンド
Razer Phone 2は日本での発売は未定ですが、国内3大キャリアが対応するバンドについては次の通りです。
バンド名 周波数 | Razer Phone 2 |
ドコモ | au | ソフト バンク |
Band1 2.0GHz | OK | ◎ | ◎ | ◎ |
Band3 1.7GHz | OK | ◎※ | ○ | |
Band8 900MHz | OK | ◎ | ||
Band11 1.5GHz | – | △ | ○ | |
Band18/26 800MHz | OK | ◎ | ||
Band19 800MHz | OK | ◎ | ||
Band21 1.5GHz | – | ○ | ||
Band28 700MHz | OK | △ | △ | △ |
Band41 3.5GHz | – | ○ | ||
Band42 3.5GHz | – | △ | △ | △ |
◎=必須 ○=そこそこ重要 △=あれば便利
※ 主に東名阪で使われているバンド。
国内3大キャリアの必須バンドの多くはサポートしています。
1.5Hzのバンド11と21は、地方都市で高速通信できるもので、あれば便利です(なくても問題ないともいえます)。
しかし海外SIMフリースマホのほとんどは対応していません。
iPhoneでは7/7 Plusから対応し、実質「iPhone専用帯域」となっているようです。
ソフトバンクのBand11はほとんど整備されていないようです。
auで使えるWiMAX2+のBamd41には未対応ですね。
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Razer Phone 2 の特徴
ベンチマーク No.1の処理性能
前モデル(初代)のSnapdragon 835から、新型ではSnapdragon 845になりました!
メモリは初代と同じ8GBですが、8GBは現在でも大容量です。
更に、ゲーミングノートPC「Razer Blade 15」にも採用されている冷却システム「VAPOR CHAMBER(ベイパーチャンバー)」を搭載することで、発熱を抑えることで、処理性能が20~30%アップしました!
Image: Razer Phone 2 公式サイト
その結果、Geekbench、Basemark GPU、3DMarkの3種のベンチマークテストにおいて世界最高性能を達成しました!
Image: Razer Phone 2 公式サイト
50%輝度アップ、120Hz表示・タッチの唯一のディスプレイ
ディスプレイは初代モデルと同じ、5.7インチ、1440×2560ドット(515ppi)の解像度で、リフレッシュレートが120Hzの液晶ディスプレイです。
更にRazer Phone 2では、120Hzの表示に加え、タッチセンサーのサンプリングレートも120Hzに向上しました!
表示とタッチの両方で120Hzの液晶ディスプレイを搭載しているのは、Razer Phone 2が唯一とのことです!
※iPhone XやXSも120Hzと言われていますが、タッチのみ120Hzです。
Image: Razer Phone 2 公式サイト
そして、このすばらしいディスプレイはなんとシャープのIGZO液晶なのです!
シャープすごい!
多くのスマホのディスプレイはリフレッシュレートが60Hzであり、リフレッシュレート120Hzというのはものすごく滑らかな動きになります。
ゲームも非常に滑らかな動きでプレイすることができるのです!
最大輝度は従来の380Nitから580Nitになり、約50%明るくなりました!
画面が明るくなれば、屋外でゲームをプレイするときに見やすくなりますね。
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ゲームに最適化したデザイン
Razer Phone 2は、外見は初代のデザインを踏襲しており、現在流行りのベゼルレスな全面ディスプレイや、“ノッチ”をあえて採用していません!
理由は、横向きでゲームをプレイするときに、ベゼルレスでは持ちにくく、ノッチはゲームの邪魔になるからです。
また、上下のベゼル(横向きでは左右)に大型のスピーカーを搭載することで、ゲームの音声を高音質で聴きやすくしています!
Razer Phone 2では、専用のアンプを搭載することでスピーカーの音量がアップしました。もちろんドルビーAtmosにも対応しています!
そしてこのスピーカー部分は、横向きの時に持ちやすくするためでもあります。
Image: Razer Phone 2 公式サイト
ゲームプレイを最優先し、流行りのデザインに流されないストイックなところがカッコイイですね!
IP67の防水性能
Razer Phone 2は、IP67の防水性能を持ちました!
Image: Razer Phone 2 公式サイト
IP67よりワンランク上のIP65/IP68の防塵防水が当たり前になってきたスマホにおいて、今更IP67かと思うかもしれませんが、前述した前面の大型ステレオスピーカーでは防水機能を付けるのが難しいと言われていました!
Razer Phone 2の大型スピーカーではグリルの穴が開いているため、そこから水が浸入するためです。
つまりRazer Phone 2は、スピーカーの大きな穴が開いているにもかかわらず、防水性能を達成したことになります!
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背面ロゴのイルミネーション「Razer Chroma」
レイザーのPC周辺機器といえば、色鮮やかに光るLEDイルミネーション「Razer Chroma」が有名です。
Image: Razer Phone 2 公式サイト
初期モデルでは、背面のRazerロゴが光らなかったので残念に思った人も多いようです。
今回Razer Phone 2では、背面Razerロゴが光るRazer Chroma機能が搭載されました!
それに伴い、背面もガラス素材に変更されました(128GBモデルはステンレス)。
発行パターンは専用アプリからRazer Chromaの調整ができます。
スマホの通知との連動も可能で、例えばTwitterの通知は青色、電話は緑色という様に設定することができます。
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4,000mAh大容量バッテリーにワイヤレス充電
バッテリー容量は初代と同じ4,000mAhで、他社のハイスペックスマホの中でもトップクラスの大容量となります。
また、Quick Charge 4+による急速充電に対応しています。
Razer Phone 2では、更にワイヤレス充電(Qi、チー)に対応しました!
ワイヤレス充電台(別売り)も、台座の部分を光らせることができます。
Image: Razer Phone 2 公式サイト
カメラの画質が向上
初代Razer Phoneは、カメラの画質が悪いということでかなりの酷評を受けました。
Razer Phone 2では、カメラスペック的には背面(メイン)カメラが1200万画素(f1.7、広角)と1200万画素(f2.6、望遠)のデュアルカメラ、前面(自撮り用)カメラが800万画素(f2.0)とほぼ同じですが、画質をかなり改善したようで、公式ウェブサイトに写真サンプルを載せてアピールしています。
Image: Razer Phone 2 公式サイト
ゲーミングスマホとはいえ、通常のスマホとしても使うのですから、カメラの画質がいいに越したことはないですね!
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【まとめ】超ハイスペック ゲーミングスマホの新型「Razer Phone 2」登場!!
ゲーミングスマートフォンのパイオニアであり、超ハイスペックモデルの新型「Razer Phone 2(レイザーフォン2)」が発表されました!
Image: Razer Phone 2 公式サイト
外見は初代レイザーフォンを踏襲しつつ、基本スペックをSnapdragon845などにアップしています。
初代Razer Phoneとの違いは次の通りです。
- SoCがSnapdragon 845になるなど基本スペックアップ
- 液晶画面のタッチセンサー120Hz化と輝度アップ
- スピーカーの音量アップ、防水対応、背面ロゴのRazer Chroma
- ワイヤレス充電
ゲームに重要な処理能力のアップはしっかりとなされており、スナドラ845だけでなくVapor Chamber による冷却機構で、安定した動作とゲームプレイを実現しました!
Razer PhoneやAsusのROG Phoneのようなゲームに特化したスマホだけでなく、Galaxy Note9のように一般のスマートフォンもゲームを快適に動作させるための工夫をしてくるほどに、ゲーム機能はスマホの重要なファクターとなっています!
ゲーミングスマホのパイオニアであるレイザー社の「Razer Phone 2」!
注目です!!
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ROG Phoneがついに日本正式発売です!!