ドコモ

【+メッセージ】は普及する!? “LINE” “SMS”との違い・比較!!

LINEに対抗!!
3大キャリアの共同開発「+メッセージ」は普及するのか!?

 

かつては「i-モードメール」や「Cメール」などの携帯キャリア独自の「キャリアメール」(ガラケーメール)がコミュニケーションの主流でした。

 

しかしスマホ時代になり、LINEなどの無料メッセージアプリの台頭によって、キャリアメールは使っている人もかなり少なくなっています。

 

しかしそんな中で、キャリアは新しいメッセージアプリをリリースして、巻き返しを図ります。

 

それが+メッセージ(プラスメッセージ)です!

 

+メッセージはなんと、ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアが共同で開発しました!

 

実はプラスメッセージは、2018年5月に開始しており、1年が経っています!

しかし、いまだに大きな普及には至っていません。

 

今回は「+メッセージ」はどのような特徴を持つサービスなのか、従来のSMSLINEとどのような違いがあるのか解説していきます!

+メッセージは、今後、LINEのように普及していくのでしょうか!?

 

 

「+メッセージ」とは?その特徴

ドコモ公式サイト

 

+メッセージ」は、2018年に大手通信キャリア3社のドコモ、au、ソフトバンクが共同でリリースした新しいメッセージサービスです!

 

電話番号を使って、メッセージのやりとりができる上に、テキストだけではなく、写真動画スタンプを使うことができます。

ドコモ公式サイト

 

端的に「+メッセージ」を説明するのであれば、「SMS」の進化系と言うことができます。

 

その特徴は次の通りです!

+メッセージ の特徴
  • 電話番号だけで簡単にはじめられる!
  • 写真などのファイルも送れる!
  • スタンプで友達との会話も弾む♪
  • グループでのコミュニケーションができる!
  • パケット通信料でやりとりできる!

ドコモ公式サイト

 

では、「+メッセージ」と「SMS」には、どのような違いがあるのでしょうか?

 

 

「+メッセージ」と「SMS」の違い

SMS」は「ショート・メッセージ・サービス」の略であり、昔から使われている最も簡単なメッセージサービスです。

電話番号を使って、メッセージのやりとりができます。

ソフトバンク公式サイト

 

eメールのようにメールアドレスを使う必要がなく、簡単にメッセージのやりとりができます。

 

これらの特徴に関しては、「+メッセージ」と同様になっています。

 

では、どのような違いがあるのか、以下の表にまとめていきます。

項目 +メッセージ SMS
送受信可能 テキスト・画像・動画・スタンプ テキスト・絵文字
文字数 最大全角2,730文字 最大全角70文字
宛先 電話番号 電話番号
利用料金 パケット(通信)料金 通話料金
グループメッセージ 可能 不可
音声メッセージ 可能 不可
対応機種 au、ドコモ、ソフトバンク SIMフリー含めて
全機種対応
アプリ 必要 不要

 

大まかには、SMSをアップデートさせた感じになっており、送受信できるコンテンツの種類や量が異なります。

 

料金に関しても、SMSでのやりとりは通話料金として加算されるのに対して、「+メッセージ」はパケット(通信)料金として加算されます。

 

また、SMSではスマホの標準機能で使うことができましたが、「+メッセージ」を使うためにはアプリのインストールが必要となります。

 

「+メッセージ」は、現段階では、大手キャリア3社のみ対応となっており、すべての通信会社のスマホに対応しているSMSとは異なります。

 

また、「+メッセージ」の場合、SIMフリースマホでは使えません!

※auなど、動作保証はしないが理論上は使えるとしているところもあります。

 

アプリをインストールしても、動作保証はされていないことを理解しておきましょう。

 

 

「+メッセージ」と「LINE」の違い

LINE公式サイト

 

次に、「+メッセージ」と「LINE」の違いを見ていきましょう!

 

画像やスタンプなどが送受信できる点を見ると、LINEに近いイメージが浮かびます。

 

両者の間には、どのような違いがあるのでしょうか。

以下の表に、まとめていきます。

項目 +メッセージ LINE
送受信可能 テキスト・画像・動画・スタンプ テキスト・画像・動画・スタンプ
文字数 最大全角2,730文字 最大全角10,000文字
宛先 電話番号 アカウント
利用料金 パケット(通信)料金 パケット(通信)料金
グループメッセージ 可能 可能
音声メッセージ 可能 可能
対応機種 au、ドコモ、ソフトバンク SIMフリー含めて
全機種対応
通話 不可 可能
アプリ 必要 必要

 

送受信できるコンテンツの種類は、ほぼ同じ内容になっています。販売されているスタンプの種類などは異なりますが、機能的には同じです。

 

文字数の上限については、LINEが大きく上回っていますが、利便性を考えれば、そこまでの違いではありません。

 

しかし、最も大きく異なるのが、「宛先」に関してです!

 

「+メッセージ」が電話番号を使ってやり取りをするのに対して、LINEは「アカウント」を設定して、それを元にメッセージのやり取りをします。

 

アカウントは、IDやパスワードを設定し、覚えておく必要があります。

また、セキュリティに関しても、IDが乗っ取られるという可能性も指摘できます。

 

+メッセージは、電話番号だけで送ることができるので、アカウントの作成などの面倒な初期設定が必要ないのが大きなメリットです!

ドコモ公式サイト

 

一方、LINEアプリはかなり普及しており、すべての通信会社、iOS、Androidスマホに対応していますが、+メッセージは現在は大手3大キャリアのみの対応となります。

 

また、「+メッセージ」ではできない、無料の音声通話ができるというのもLINEの特徴です。

 

 

【まとめ】「+メッセージ」「SMS」「LINE」の違い!
普及するのか!?

 

現在、スマホ同士のメッセージと言えば、LINEが圧倒的に普及しています!

 

LINEに対抗すべく、ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアが共同で開発したのが

+メッセージ(プラスメッセージ)

です!

 

「+メッセージ」「SMS」「LINE」の3者の違いをまとめると以下のようになります!

項目 +メッセージ SMS LINE
送受信可能 テキスト・画像・動画・スタンプ テキスト・絵文字 テキスト・画像・動画・スタンプ
文字数 最大全角2,730文字 最大全角70文字 最大全角10,000文字
宛先 電話番号 電話番号 アカウント
利用料金 パケット(通信)料金 通話料金 パケット(通信)料金
グループメッセージ 可能 不可 可能
音声メッセージ 可能 不可 可能
対応機種 au、ドコモ、ソフトバンク SIMフリー含め
全機種対応
SIMフリー含め
全機種対応
通話 不可 不可 可能
アプリ 必要 不要 必要

 

「+メッセージ」は、大手キャリアがLINEを意識して、リリースしたサービスという感じで、全体的にSMSをアップデートさせたような特徴があります。

 

つまり、電話番号だけで使えるSMSと、スタンプやグループメッセージなどの豊富な機能のLINEの、いいとこ取りをしたサービスと言えるでしょう!

 

+メッセージとは!

「+メッセージ」は

  • LINEとSMSのいいとこ取りのサービスである!
  • しかし、3大キャリアしか対応していない!

非常に魅力的なサービスではあるものの、やはり3大キャリアのスマホしか使えないというのは、メッセージサービスとしては致命的であるとも言えます。

 

全体的な利便性を考えるとLINEを使っている人が、+メッセージに乗り換える必然性はあまり感じられないかもしれません。

 

今後、サービスの対応を、MVNOやSIMフリーなどに広がることがあれば、一気に普及する可能性も秘めているでしょう!

「+メッセージ」、これからに期待です!

 

 

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