リーフツアラーの度付きレンズでメガネなしで手軽にVR!!
今一番熱いVRゴーグルといえば、Facebookが発売した、
「Oculus Quest2」(オキュラスクエスト2)ですよね!
スタンドアロン型なので、PCやゲーム機と接続せずに単体で楽しめる手軽さ。
1832×1920の高解像度に、Snapdragon XR2を搭載というハイスペック!!
それでいて価格が33,800円(税別, 64GBモデル)という低価格ですから、もう最強です!
(256GBモデルは、44,800円)
そんな素晴らしいVRゴーグルですが、
メガネを付けているとどうしてもジャマになります。
もちろんメガネを付けたままでも、付属の眼鏡スペーサーを取り付けることで、装着できる設計になってはいます。
ただいろいろと問題点もあります。
- 大きい眼鏡だとゴーグルに入らない
- OculusQuest2のレンズとメガネのレンズが当たって、傷が付きやすくなる
- メガネが入ることで位置がズレやすい
- メガネが曇りやすい
- 結果、没入感が減少してしまう
裸眼で目がいい人はこんなデメリットはないですし、コンタクトレンズの人も問題ないでしょう。
かといって、VRのためにコンタクトにするのもコストがかかりますし、何よりも面倒くさいです😅
そこで、Oculus Quest2に直接取り付けできる「度付きレンズ」を試したので、レビューします!
VRゴーグルはメガネがじゃま!
度付きレンズでストレスフリーになろう!
【VRに度付きレンズ】メガネなしでOculus Quest2をストレスフリーに!!
用意するもの
Oculus Quest2に度付きレンズを装着するのに必要なのものは、次の2種類の商品だけです!
ひとつづつ紹介していきます!
リーフツアラーの度付きレンズ
Oculus Quest2に装着する度付きレンズといっても、VRゴーグル用の専用のものではありません。
リーフツアラーというシュノーケリンググッズで有名なメーカーが販売している、水中マスク用の度付きレンズを使います!
1枚単位で販売されているので、両目なので2枚購入する必要があります。
Amazonで1枚1,000円程度で売っています。
レンズの度数ごとに販売されているので、自分に合った度数のものを購入しましょう!
度数は、-2.0、-3.0、-4.0、-5.0、-6.0の6種類がラインナップされています。
自分の度数は、眼鏡を作った時の処方箋や保証書などに書かれているので、チェックしてみましょう。
僕はJiNSで眼鏡を買ったのですが、保証書に度数(SPH)が書いてありました。
ただ、リーフツアラーの度数は-3.5や-4.5などはなく、刻みが-1.0単位なので一番近いものを選びましょう。
また、乱視用もないので、乱視の方は残念ながらあきらめるか、無駄な出費になってしまう覚悟で試してみるかですね💦
【VRに度付きレンズ】メガネなしでOculus Quest2をストレスフリーに!!
Oculus Go & Questシリーズ用の度付レンズアダプター
度付きレンズをOculus Quest2に装着するためのアダプターが必要となります。
前述のように、リーフツアラーの度付きレンズは水中マスク用のものなので、水中マスクに取り付ける用のアダプターを、Oculusに流用する方法を紹介している記事もあります。
しかしそれでは、Oculusの中が傷ついたり、アダプターを削ったりするなどの作業が必要になるのでちょっと面倒です。
本来の用途(水中マスクに装着)のためのアダプター
そこで、Oculus GOやQuest2のレンズ部分にピッタリと装着できて、リーフツアラーの度付きレンズを取付できるアダプターが発売されています!
価格はAmazonで4,000円と少し値段が張りますが、より快適にVRを楽しむなら検討していいと思います!
ちなみに、水中マスク用のアダプターは630円程度と、かなりの激安です。
少しくらい傷ついたり、手間がかかってもいいという人はこちらを選んでもいいでしょう。
僕はOculusに装着できるアダプターの方を購入したので、それを使った装着法を紹介していきます!
【VRに度付きレンズ】メガネなしでOculus Quest2をストレスフリーに!!
度付きレンズ装着方法
それでは実際にOculus Quest2に装着していきます!
購入したレンズとアダプターです。
JiNSの保証書には、両目とも-2.0と書かれてあったので、-2.0を2枚購入しました。
アダプターの方には取付方法の詳細が書かれていました。
取り付け方は次の通りです。
- 「接顔パーツ」を取り外す
(Oculus GOの場合はレンズリングの取り外しも必要) - Oculus Quest2に付属の「眼鏡スペーサー」を取り付ける
- 「接顔パーツ」を取り付け直す
- 「度付きレンズアダプター」を左右のレンズにしっかり固定させるまで強く押し込む
- リーフツアラー度付きレンズをレンズアダプターに取り付ける
手順としては難しくなさそうですね。
【VRに度付きレンズ】メガネなしでOculus Quest2をストレスフリーに!!
これが取り出した「レンズアダプター」
出っ張りが4か所ありますが、ここに「度付きレンズ」をはめ込みます。
取り出した「度付きレンズ」
出っ張ってるところがアダプター側になります。
では順番に装着していきましょう!
(眼鏡スペーサーの装着については省略しました)
これが何もつけてない状態のレンズ部分です。
写真では見えませんが、レンズの付いている「台」のところに、細い溝が3か所あります。
この細い溝に、レンズアダプターの細いツメのところが、「カチ」っとハマるようになっています。
結構力を入れて押し込まないと「カチ」っとなりません。
ちゃんとハマれば、しっかり固定されます。
アダプターをハメるとこんな状態になります。
今度は、アダプターからでている出っ張りの内側にツメがあります。
【VRに度付きレンズ】メガネなしでOculus Quest2をストレスフリーに!!
レンズ側には溝があるので、アダプターのツメにハメ込みます。
分かりやすいように、レンズとレンズアダプターだけをくっつけると、こんな感じです。
そして、Oculus Quest2に度付きレンズをハメた状態がこんな感じですね。
両目とも取り付けた状態ですね。
最初、説明をよく見ずに取り付けようとしたら、アダプターの裏表やレンズの裏表が間違ってしまいました💦
裏表を間違えなければ、特に難しくなく取り付けることができると思います!
(アダプターの取付が少し硬いですが)
また、眼鏡スペーサーの取付を忘れないようにしましょう!
これも最初、眼鏡スペーサーを取り付けずにゴーグルを装着すると、なんだか眼球に違和感がありました。
どうやら、眼球が度付きレンズに当たっていたようです、、、😅
眼鏡スペーサーを付ければ、眼球と度付きレンズの間に隙間ができるので、違和感はなくなりました!
取り付けは簡単だけど、裏表を間違えないように!
そして、眼鏡スペーサーはかならず取り付けること!
【VRに度付きレンズ】メガネなしでOculus Quest2をストレスフリーに!!
装着感・見えやすさ
メガネを付けずにOculus Quest2を使うのは、
まさに快適そのものです!!
眼鏡のズレを気にしなくていいですし、遊びたいときにサクッとゴーグルを装着できるのが最高ですね。
見え方も、僕の場合は眼鏡と同じ-2.0があったので、クッキリと見えました!
度数の微調整ができないのが欠点ですが、VRの画面を見るのでそこまで厳密な精度も必要ない気がします。
一つ残念なのは、度付きレンズでレンズの高さができるため、眼鏡スペーサーが必要なことです。
眼鏡スペーサーは少しですが画面が顔から離れるため、視野角が若干狭くなってしまいます。
まあ、実際には比べないと分からないくらいだとは思いますが、眼鏡スペーサーはないに越したことはないでしょう。
もっと正確な度数のレンズを眼鏡スペーサーなしで使いたい場合は、
コストはかかりますが「VRsatile/ヴァーサタイル」のような商品もあります。
1万円以上かかりますが、眼鏡と同じようにブルーカットなどにも対応しており、お金がかかってもいいから、より快適な環境にしたい!という人は検討してみてもいいでしょう!
眼鏡なしのVRは快適そのもの!
コストと品質のバランスは今回紹介した方法が一番いいと思う!
【VRに度付きレンズ】メガネなしでOculus Quest2をストレスフリーに!!
【まとめ】Oculus Quest2をメガネなしで超快適に!!
VRデバイスで、最高のコスパを誇る人気絶頂中の
「Oculus Quest2」!
しかし眼鏡を着けて装着した場合、眼鏡のズレや曇ったりなどで、せっかくのVRの没入感が減ってしまいます。
今回実際に試してみた、
リーフツアラーの度数付きレンズと、
Oculus Quest2対応のレンズアダプター
の組み合わせで、眼鏡なしでクッキリした画面でプレイできるようになり、
めちゃくちゃ快適になりました!!
Oculus Quest2を使っているけど、眼鏡がうっとおしい人や、
メガネだから購入をちゅうちょしている人は、ぜひお試しください!!
眼鏡なしVRは最高!!
VRの世界を存分に楽しむことができる!
【VRに度付きレンズ】メガネなしでOculus Quest2をストレスフリーに!!