激安!!ゲオ ノイズキャンセリングBluetoothヘッドフォン
GRFD-BTH500ANC805 音質レビュー!!
格安のイヤホンやヘッドホン、スピーカーやテレビを発売しているゲオが、
5,478円(税込)でアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能にを搭載したBluetoothヘッドホン
「アクティブノイズキャンセリングワイヤレスヘッドホン(GRFD-BTH500ANC805)」を発売しました!
画像:ゲオ公式サイト
このブログでもつい先日に5,999円のノイキャンヘッドホン「OneOdio S1」をレビューしましたが、本当に最近は低価格のノイキャンヘッドホン/イヤホンがたくさん発売されています。
今回、ゲオ「GRFD-BTH500ANC805」を購入したのでレビューしました!
ゲオは格安イヤホン/ヘッドホンで非常に注目されており、かなり売れているようです。
ノイキャン搭載の完全ワイヤレスイヤホンはすでに発売していますが、ヘッドホンは初めてですね。
格安とはいえ、やはり音質とノイキャンの性能が一番気になるところなので、しっかりレビューしていきます!
画像:ゲオ公式サイト
ヘッドホンではなくイヤホンですが、最も誰もが持っているiPhoneに付属のEarPodsとも音質を比べましたのでご覧ください。
ゲオからついに、ノイキャンBluetoothヘッドホンが発売!!
5,478円と相変わらずの激安!
【ノイキャン搭載】格安 Bluetoothヘッドホンをチェック!!
「GRFD-BTH500ANC805」のスペックと特徴
スペック
項目 | GRFD-BTH500ANC805 |
メーカー |
ゲオ |
型番 | GRFD-BTH500ANC805 |
発売時期 |
2021/10/14 |
価格(税込) |
5,478円 |
タイプ | ヘッドホン |
接続タイプ |
ワイヤレス |
装着方式 | オーバーイヤー |
ドライバサイズ | ダイナミック 40mm 最大40mW入力 |
音圧感度 | 106db |
インピーダンス | 32Ω |
周波数応答 | 20Hz-20KHz |
充電端子 | microUSB |
ワイヤレス | Bluetooth |
Bluetoothバージョン | Ver.5.0 |
対応プロファイル |
HSP、HFP、AVRCP、A2DP |
対応コーデック | SBC AAC |
受信距離 | 約10m |
充電時間 | 約2時間 |
連続再生時間 |
約30時間 |
連続通話時間 | 約25時間 |
連続待機時間 | 約480時間 |
バッテリー容量 | 600mAh |
NFC |
ー |
マルチペアリング対応 | ー |
ノイズキャンセリング |
〇 |
ノイキャン深度 |
未公表 |
マイク |
〇 |
外音取り込み |
ー |
音質調整 |
ー |
自動電源ON機能 |
ー |
自動電源OFF機能 |
ー |
防水・防滴性能 |
ー |
リモコン (本体操作) |
〇 物理ボタン式 再生/停止 曲送り/戻し 音量調節 ANCオン/オフ 電話応答/終了 など |
カラー |
ブラック |
重量 |
約229.6g |
ヘッドホン本体サイズ |
ヘッドホン:176×191~205mm ヘッドバンド:25mm イヤーパッド:100x80mm スライダー:270~320mm |
その他 |
有線接続用3.5mm端子 マルチポイント機能 |
ゲオ「アクティブノイズキャンセリングワイヤレスヘッドホン(GRFD-BTH500ANC805)」は、超低価格ながらアクティブノイズキャンセリング機能を搭載しているのが大きな特徴です。
- アクティブノイズキャンセリング機能
- CVC8.0の通話用ノイズキャンセリングで雑音をカット
- 40mmの大口径ダイナミックドライバー
- Bluetooth 5.0で安定した接続
- 最大30時間の再生
- 2台のデバイスと同時接続可能
画像:ゲオ公式サイト
ノイキャンだけでなくや2つのBluetooth機器と接続できるマルチポイント対応、通話のノイキャン機能CVC8.0にも対応しています。
しかし、外音取り込み機能はなく、機能はあまり豊富ではないですね。
画像:ゲオ公式サイト
イコライザーが調節できるような専用アプリもありませんが、格安イヤホン/ヘッドホンでは大抵ないです。
ヘッドホンである以上は、たとえ激安でも最も気になるポイントは「音質」でしょう!
ノイキャン搭載の完全ワイヤレスイヤホンがなかなか良い音質だったので、このGRFD-BTH500ANC805も期待が持てます。
そしてノイキャン性能などれくらいなのか、しっかりチェックしていきたいと思います!
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開封・外観レビュー
開封!!
それでは開封していきましょう!
ゲオの製品としては箱は結構大きめですね。
全体的に黒を基調にして、ちょっと高級感をだしています。
ふたを開けると、、、
んん?これは?
なんとハードケースが登場しました!
激安ヘッドホンなのに、ハードケース付属とはすごいですね。
ハードケースを開けると、本体が登場!
付属品を見ていきましょう。
取り扱い説明書です。
すべて日本語ですね。こういうところはゲオという安心感がありますね。
海外製のガジェットをよくレビューするので、日本語だけの説明書が逆に珍しく思えてしまいます💦
充電ケーブル。
miciroUSBなのが残念ですね。やはり今の時代ならUSB Type-Cにして欲しかったところ。
有線接続用のケーブルです。
両端が3.5mm端子で、片方はL字型になっているのがオーディオ用っぽいですね。
端子部分にカバーが取り付けてあったりと、細かな部分でしっかりしています。
布製のソフトケースです。
ハードケースだけでなく、ソフトケースまで付属しています!
しかも生地は傷つかないようなフワフワしたやつです。
不足品はかなり充実している!
ハードケースまで付いていたのには驚き
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外観
では本体を見ていきましょう!
本体を手に取ってまず感じたのは「軽い!」
そして質感がちょっと安っぽいかなといったところです。
デザイン自体は悪くないです。
イヤーカップはヘアライン加工ぽい仕上げにしてあり、高級感を出しています。
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操作系はすべて右のイヤーカップ側にあります。
音楽の再生コントロールなど、すべて物理ボタン式になっています。
高級モデルに多いタッチセンサー式より、物理ボタン式の方が操作した感覚がしっかりあり、操作ミスも少なくなるので僕は好きですね。
ノイズキャンセリングのオン/オフは物理スイッチで切り替えます。
これは電源とは独立しているようで、電源がオフの状態でもノイキャンをオンにすればノイキャンが作動します。
ノイズキャンセリングのオンオフ、外音取り込みモードもボタンで変更します。
音楽を再生しなくても(機器と接続しなくても)、ノイキャンボタンを押すことでも電源が入り、ノイキャンのみを使うことができます。
これはノイキャンだけ使いたいときに便利ですね。
他には有線接続用の3.5mm端子、充電用のmicroUSB端子、マイク穴、写真では見えていませんがLEDランプがあります。
ベルト部分のサイズ調整は、カチカチとクリック感のあるタイプです。
低価格ながらしっかりとした作りになっています。
片方だけを最大まで伸ばした
イヤーパッドはやわらかいですが、安っぽさはありますね。
これは仕方がないでしょう。
イヤーカップは90度に回転させて、平たくしてケースに収納できます。
ヘッドホンの折りたたみには、カップを内側に折りたたむタイプと、このモデルのように90度回転させるタイプがあり、どちらも一長一短ですね。
ソニーのように、90度回転させて更に内側に折りたためるのが一番コンパクトにできますが。
そして、このゲオ「GRFD-BTH500ANC805」を触っていて、「どこかで見たことあるな、、、」と思ったら、
なんと以前にレビューした「VANKYO C750」と全く同じでした!!
※どうやらVANKYOの製品は現在Amazonから削除されているようですが、同様の製品は販売されていますね。
VANKYO C750が手元にあったので、ゲオ GRFD-BTH500ANC805と並べてみました。
左がゲオ、右がVANKYO C750
んー、やはり全く同じですね💧
中国メーカーの格安製品にはよくあるのですが、どこかがOEM供給していて、それを色んなメーカーが販売していたりします。
ゲオ GRFD-BTH500ANC805もそれと同じパターンですね。
ただ、ゲオが販売するので保証やサポートはゲオになるので、よくわからないメーカーから買うよりは安心感はあります。
気を取り直して、ソニー WH-1000XM4と大きさを比べてみました!
似たようなサイズですが、イヤーカップ部分がゲオの方が若干小さく見えます。
厚みもゲオの方が薄いですね。
見た目よりかなり軽量
質感は高くないけど、デザインは悪くないね
【ノイキャン搭載】格安 Bluetoothヘッドホンをチェック!!
音質&機能 評価・採点!!
(EarPodsとも比較)
画像:ゲオ公式サイト
それでは、ゲオ「GRFD-BTH500ANC805」を実際に使ってみて、機能性のチェックや、音を実際に聴いた音質評価をしました!
やはり音質は一番気になりますよね。
音質についてはヘッドホンではなくイヤホンですが、一番多くの人が持っているであろうiPhoneに付属の有線イヤホン(EarPods)とも比較しました!
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外観・機能評価
外観や機能性について、僕自身が感じた評価を表にしました。
あくまでも僕一個人の主観であることをご理解くださいね。
項目 | ゲオ GRFD-BTH500ANC805 |
デザイン | プラスチック感が高く質感はあまり高くない しかしヘアライン加工のようなデザインが高級感をだしていてよい |
フィット感 | 耳をすっぽり覆うというより少し上に乗る、オンイヤーに近い しめつけ感は少ない |
ノイズキャンセリング性能 | 環境ノイズ音を10としたとき、5~6くらいに小さくなる |
遮音性 | 耳を覆うのでそれだけで遮音性がある程度ある |
音漏れ | 少し聴こえる |
携帯性 | イヤーパッドをフラットに畳んで付属のソフトケースかハードケースに収納できる オーバーイヤーヘッドホンとしては厚みは少ない |
イコライザ | イコライザー機能はない |
アプリについて | 専用のアプリはない |
デザイン:デザインとしては僕としては悪くないと思います。単純な質感では安っぽさがありますが、側面のヘアライン仕上げのような処理がいい感じに高級感を出してくれています(もちろんプラスチックですが)。
フィット感:締め付けは特に強くはないです。イヤーパッドもそこそこ柔らかいです。
ノイズキャンセリング性能:ノイキャン性能は高くはないですが、効果ははっきりと感じることができます。
ソニーやBOSEの高いノイキャン性能には敵いませんが、5,480円のヘッドホンとしては十分でしょう。
音漏れ:X JapanのSilent Jelousyを少し大きめで再生したとき、となりで少し音漏れが聴こえます。
携帯性:オーバーイヤーヘッドフォン自体、携帯性を求めるものではありませんが、イヤーカップを90度回転させて薄くすることができます。
付属のハードケースはそれなりに大きいですが、布製のソフトケースも付いてますのでそちらに入れれば携帯性もアップします。
イコライザ:イコライザー機能はありません。
アプリ:専用のアプリはありません。
格安イヤホン/ヘッドホンは専用アプリがないメーカーが多いですね。
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音質評価
ゲオ「GRFD-BTH500ANC805」で実際に音楽を聴いての音質評価です!
音質について採点しました。
やはりこれが一番気になるところですね。
音質はiPhoneに付属のイヤホン EarPodsと比較しました。
音質評価に使った曲・条件
・Silent Jealousy(2014 Remaster)(X Japan)
・Bohemian Rhapsody (2011 Mix)(QUEEN)
・Can You Keep A Secret? (2018 Remastered)(宇多田ヒカル)
すべてFLAC 96kHz/24bit
ゲオ「GRFD-BTH500ANC805」はAAC コーデック、EarPodsはライトニングで接続
項目 | ゲオ GRFD-BTH500ANC805 |
Apple EarPods |
バランス | 好みがあるので採点なし | 好みがあるので採点なし |
低音寄りのバランス | 高~低までバランスよし+少し低音 | |
高音の音質 | 5 | 5 |
高音は出ているが、ヌケはよくない | 頭打ち感がある | |
中音の音質 | 6 | 6 |
ボーカルは鮮明に聴こえる | キレイにボーカルも聴こえる | |
低音の音質 | 6 | 6 |
低音重視でしっかりと鳴る |
低音が強すぎず、悪くない | |
解像感 | 5 | 6 |
音がこもっているわけではないが、Bluetooth独特のノイジーなザラつきが感じられる 全体的なダイナミックレンジが狭い感じがして、音にもう少し広がりが欲しい (ノイキャンをオフにすると、もっとクリアな音質になる) |
有線らしいノイズのなさがある 解像感は高くはないが、悪すぎることもない |
|
合計 (100点換算) |
22/40点 (55/100点) |
23/40点 (57.5/100点) |
採点は10点満点
iPhoneに付属のイヤホン「EarPods」と比べると、総合得点では負けていましたが、低音がよくでており、音質は悪くはないです。
Bluetoothと有線、ヘッドフォンとイヤフォンの違いがあるので、同列では比較できないものの、5,478円という低価格からすると、十分よい音質だと思います!
【ノイキャン搭載】格安 Bluetoothヘッドホンをチェック!!
音のバランス:低音寄りですが、そこまで低音が強調されているという感じはなく、邦楽やロックなど色んな音楽に合っています。
ただ、音のバランスは好みがあるのでどちらがいいということはできません(なので採点なしです)。
音質:格安ヘッドホン/イヤホンにありがちな、Bluetooth特有のざらつき感、音のこもった感じが少しします。
ただ、経験上、同価格帯でもっとひどい音質のものもあるので十分といったところですね。
ノイキャンをオフにすると全体的に音圧が上がります。
また、有線接続にすると高音が伸びて、Bluetooth接続時よりもクリアになりますね。
解像感:解像感は高くないですが、価格相応といったところです。
この価格帯のヘッドホンとしては音質はいい方!
コスパは高いね!
【ノイキャン搭載】格安 Bluetoothヘッドホンをチェック!!
【まとめ】激安!! ゲオ 5,478円ノイキャンBluetoothヘッドホン
「GRFD-BTH500ANC805」レビュー!!
激安イヤホン/ヘッドホンを多数発売しているゲオから、
5,478円(税込)でアクテノイズキャンセリング搭載のBluetoothヘッドホン
「アクティブノイズキャンセリングワイヤレスヘッドホン(GRFD-BTH500ANC805)」が発売されました!
今回、このGRFD-BTH500ANC805を購入したので、音質やノイキャン性能をがっつりレビューしました!
【ここがイイ!ポイント】
- 税込 5,478円の激安&高コスパ
- アクティブノイズキャンセリング機能を搭載
- 2台の機器と接続できるマルチペアリング
- 価格的には十分高音質
【ここがイマイチ!ポイント】
- 外音取り込みモードなど、もう少し機能が欲しかった
【こんな人にオススメ!】
- 低価格でノイキャン搭載のBluetoothヘッドホンが欲しい人
- 低価格でも音質はいい方がよい人
- 日本メーカーが発売している安心感が欲しい人
5,478円(税込)という価格を考えると、音質は価格相応といったところです。
3万円以上するソニーやBOSEにはさすがにおよびませんが、価格を考えるならコスパはいいと思います。
ノイキャンヘッドホンを試してみたい人や、気軽に使いたいものを求めている人はチェックしてみて下さい!
価格を考えると音質はいい!
コスパは高い!
【ノイキャン搭載】格安 Bluetoothヘッドホンをチェック!!