縦折りでコンパクトに!! しかもガラス!
「Galaxy Z Flip」登場!!
Samsungから新たな 折りたたみスマホ(フォルダブルスマホ)
「Galaxy Z Flip」が発表されました!
フォルダブルスマホは、本のように展開してタブレットになる「Galaxy Fold」が昨年発売され、とても話題になりました。
👇【折りたたみスマホ】ついに発売!!”Galaxy Fold”は世界最強!
しかし、この「Galaxy Z Flip」は、「Galaxy Fold」のように広げて使うのではなく、スマートフォンを折畳んでコンパクトに持ち運べるという逆のコンセプトのスマホです。
縦折りできるケータイというと、懐かしのガラケーを彷彿とさせますね。
また、フォルダブルでは初となるディスプレイに
超薄型ガラスを採用、ヒンジにも改良がくわえられ角度の無段階調節が可能など、「Galaxy Fold」から進化しています。
今回は、最近発表されたモトローラの折りたたみスマホ「razr」(レイザー)とも比較し「Galaxy Z Flip」のスペック・特徴の紹介をしていきます!
スマホをコンパクトにできるのは、
かなり魅力的!!
【au】折りたたんでコンパクトに!「Galaxy Z Flip」新しいスマホのスタイル!!
Galaxy Z Flip のスペック
Galaxy Z Flipのスペックを表にしました。
また、似たコンセプトで先に発売された、モトローラの「razr」(レイザー)と比較しました!
項目 | Samsung Galaxy Z Flip |
Motorola razr |
SoC | Snapdragon 855 Plus オクタコア 2.8GHz(x1)+2.4GHz(x3)+1.7GHz(x4) |
Snapdragon 710 オクタコア 2.2GHz(x4)+1.7GHz(x4) |
ディスプレイ | 内側:6.7インチ(有機EL) 薄型ガラス製外側:1.1インチ(有機EL) |
内側:6.2インチ(有機EL) 樹脂製外側:2.7インチ (外側もタッチ操作可能) |
解像度 | 内側:2636×1080(425ppi) 外側:300×112(303ppi) |
内側:2142 x 876ピクセル(373ppi) 外側:600 x 800ピクセル |
メモリ(RAM) | 8GB | 6GB |
ストレージ(ROM) | 256GB | 128GB |
外部ストレージ | 非対応 | microSD(最大512GB) |
OS | Android 10 | Android 9(Pie) |
カメラ (アウト) |
デュアルカメラ 約1200万画素(広角) +約1200万画素(超広角) |
約1600万画素 |
カメラ (イン) |
約1000万画素 | 約500万画素 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
生体認証 | 指紋/顔認認証 | 指紋認証 |
コネクター | USB Type-C | USB Type-C |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
NFC | あり | あり |
サイズ | 通常時:74 x 167 x 6.9mm 折り畳み時:74 x 87 x 15.5mm |
通常時:72 x 172 x 6.9mm 折り畳み時:72 x 94 x 14mm |
重量 | 183g | 205g |
防水 | なし | なし |
ハイレゾ | あり | 不明 |
おサイフケータイ | なし | 不明 |
テレビ | なし | 不明 |
ワイヤレス充電 | あり | 不明 |
バッテリー | 3,300mAh | 2,510 mAh |
価格 | 1380ドル(約150,000円) | 1500ドル(約163,000円) |
カラー | ミラーパープル ミラーブラック ミラーゴールド |
ノアールブラック |
Galaxy Z Flipは、クアルコムのハイエンドSoC Snapdragon 855 Plus、RAM8GB、ROM256GBのハイスペック構成。
Motorola razrは、ミドルレンジスペックとなっていますが、値段はGalaxy Z Flipよりも高いです。
さらに、Galaxy Z Flipのほうが、サイズ的にもコンパクトで重量も軽いです。
razrは、折りたたんだ状態でも外側ディスプレイで操作が可能で便利ではありますが、価格とスペックを考えるとGalaxy Z Flipのコスパが高いと言えるでしょう。
ハイスペックで軽いのに、
razrよりも安い!!
【au】折りたたんでコンパクトに!「Galaxy Z Flip」新しいスマホのスタイル!!
Galaxy Z Flipの特徴
縦折りタイプで、コンパクトになる
Galaxy Z Flipは、ガラケーのように縦折りしてコンパクトにすることができます。
畳んだ状態は正方形になり、今までのスマホにはなかった新しい形状です。
外側には、1.1インチの有機ELディスプレイが搭載されていて、通知の確認や、着信の応答などの操作が可能で、セルフィーも小型ディスプレイに映しながら自撮りもできます。
外側の1インチディスプレイは、タッチ操作はできないが自撮りには使える(画像:IT NEWS)
しかし、「Galaxy Fold」のように畳んだ状態でアプリを起動したりといった通常操作はできません。
【au】折りたたんでコンパクトに!「Galaxy Z Flip」新しいスマホのスタイル!!
展開すると、大画面6.7インチのDynamic AMOLEDディスプレイとなり、通常のスマホとして使えます。
Galaxy Z Flipを広げた時の外観。21.9:9の超縦長スマホになる。
広げたときのアスペクト比は 21.9:9なので、ソニーの縦長スマホ Xperia 1 に近いサイズですね(6.5インチ、3,840×1,644、アスペクト比 21:9)。
21:9の超縦長で注目されたソニー Xperia 1
コンパクトなスマホが欲しいけど、画面が小さくなるのは困るといった人に、ピッタリではないでしょうか。
6.7インチの大型スマホが、
折りたたんでコンパクトに!!
【au】折りたたんでコンパクトに!「Galaxy Z Flip」新しいスマホのスタイル!!
折りたたみディスプレイ初、
超薄型ガラスを採用
Galaxy Foldは、ディスプレイの保護に樹脂製フィルムが使われており、折り曲がる部分にに折り目の線ができてしまっていました。
今回のGalaxy Z Flipは樹脂ではなく、
曲げても大丈夫な極薄なガラスフィルムを採用し、折り目を目立たなくさせています!
またガラスになったことで、画面が傷つきにく、なめらかな操作が可能です。
折り曲げても割れないガラス!!
なんだか不思議~
【au】折りたたんでコンパクトに!「Galaxy Z Flip」新しいスマホのスタイル!!
Galaxy Foldからヒンジが改良された
新しいヒンジには、ヒンジ内にブラシ機構を追加し、開閉時にゴミが入ってヒンジの故障を防げるような構造になっています。
ヒンジの角度は自由に調節が可能になり、スタンドなしでスマホを立たせることが可能です。
(Galaxy Foldでは、数段階の角度調整でした。)
画面を上下で2分割して、上画面でYouTubeで動画を視聴、下画面でコメントを確認したりといった操作もできます。
折りたたみスマホは、ヒンジ部分がかなり重要!
どんどん改良されてるね!
【au】折りたたんでコンパクトに!「Galaxy Z Flip」新しいスマホのスタイル!!
対応バンド
Galaxy Z Flip は、SIMフリー版(グローバル版)も発売されます。
国内キャリアでは、auが独占販売することが発表されています!
SIMフリー版における国内3大キャリアが対応するバンドについては次の通りです。
※例年、Galaxyは同じ周波数なので、S10(グローバル版)の対応バンドを載せました。
(Z Flipの対応バンドが分かり次第更新します)
バンド名 周波数 | Galaxy Z Flip | ドコモ | au | ソフト バンク |
Band1 2.0GHz | OK | ◎ | ◎ | ◎ |
Band3 1.7GHz | OK | ◎※ | ○ | |
Band8 900MHz | OK | ◎ | ||
Band11 1.5GHz | – | △ | ○ | |
Band18/26 800MHz | OK | ◎ | ||
Band19 800MHz | OK | ◎ | ||
Band21 1.5GHz | – | ○ | ||
Band28 700MHz | OK | △ | △ | △ |
Band41 3.5GHz | OK | ○ | ||
Band42 3.5GHz | – | △ | △ | △ |
◎=必須 ○=そこそこ重要 △=あれば便利
※ 主に東名阪で使われているバンド。
国内3大キャリアの必須バンドの多くをサポートしています!
1.5HzのBand11と21は、地方都市で高速通信できるもので、あれば便利です(なくても問題ないともいえます)。
しかし海外SIMフリースマホのほとんどは対応していません。
特にBand21は、iPhoneでは7/7 Plusから対応し、実質「iPhone専用帯域」となっているようです。
ソフトバンクのBand11はほとんど整備されていないようです。
auで使えるWiMAX2+のBand41に対応していますね。
Band42は、CA(キャリアアグリゲーション)で高速化に使う帯域で、対応していれば、ドコモでは294 Mbps、auでは279 Mbps、ソフトバンクでは110 Mbpsの高速通信が可能となります(国内キャリア版では対応する可能性あり)。
【au】折りたたんでコンパクトに!「Galaxy Z Flip」新しいスマホのスタイル!!
Galaxy Z Flip の発売日・価格
- 発売日(予定):
2020年2月28日(au)
(2月18日予約開始) - 店頭予想価格:
17万9,360円(税込)
日本では、Galaxy Foldに引き続きauでの独占販売が決定しています。
発売日と価格がついに発表されました!
税込で約18万円。
折りたたみやハイスペックを考慮すると、妥当なところでしょうか、、、。
Galaxy Foldに続き、au独占販売!
ドコモでも出して欲しいなぁ
【au】折りたたんでコンパクトに!「Galaxy Z Flip」新しいスマホのスタイル!!
【まとめ】縦に折りたたんでコンパクトに!!
「Galaxy Z Flip」登場!
新たな折りたたみスマホ
「Galaxy Z Flip」が発表されました!
大型化するスマホを、コンパクトに折りたためるGalaxy Z Flipは、スマホの新しいスタイルです!
また、コンパクトなものはスペックダウンされてしまうことが多いですが、Galaxy Z Flipはハイスペックな構成となっているので、快適に使えます。
今年大注目の5Gには非対応なのが残念ですが、まだまだ4Gも十分に使えるので問題ないでしょう。
大画面が良いけど持ち運びはコンパクトにしたい、そんなスマートフォンを求めている人にフォルダブルはおすすめです!
スマホを折り畳んでコンパクトにする!
これこそ次世代のスマホのスタイル!
【au】折りたたんでコンパクトに!「Galaxy Z Flip」新しいスマホのスタイル!!