FireTVとEchoの融合!
Fire TV Cubeを購入したのでレビュー!
AmazonのFire TVシリーズの最高モデル
「Fire TV Cube (キューブ)」(第2世代)
を購入したのでレビューしました!
FireTV Cubeは、FireTVの中でも最もスペックが高いです。
更にスマートスピーカー「Echo」の機能を内蔵しているので、音声アシスタント「Alexa(アレクサ)」に命令して、テレビのオンオフや音量調節を、音声で操作できるのが最大の売りです!
↓「Fire TV Cube」のスペックや詳しい紹介記事はコチラ!
先月(2019年11月5日)に発売され、気にはなっていたのですが、14,980円という価格と、“FireTVを音声操作”というのにイマイチ食指が動きませんでした。
しかし、メインのテレビで使っていたFire TV Stick 4Kの調子が悪くなり、修理に出すのもめんどくさいので、いい機会なので思い切って購入しました!!
「Fire TV Cube」のレビュー、ご覧ください!
【新登場 Fire TV Cube】ハンズフリーで音声コントロール!ハイスペック!こちら!
「Fire TV Cube」レビュー
開封!
では、ダンボール箱から開封していきましょう!
いつものAmazonのダンボール箱です。
Amazonやネット通販で生活がすごく便利になりましたけど、ダンボールの処理は昔と比較にならないくらい増えましたよねー。
処理が楽になる、なんか画期的なアイディアを誰か考えてくれないですかね(話がそれました)。
はい、パかっと開けるとFireTVのテーマカラーオレンジの箱が登場です!
外箱はこんな感じです。
他のFireTVシリーズと違って、箱もキューブな感じですね。
これもいつも通り。
箱のシーリングをペリペリ、、、と剥がしていきます。
さあ、フタを開けましょう!
くぱぁ。
なんというか、真っ黒なまさにキューブが入っています!
キューブ本体を取り出すと、底にはリモコンや説明書関係があります。
本体と付属品を並べてみました。
FireTV Cube本体、リモコン、電源アダプター、イーサネットアダプタ(有線LANアダプター)、赤外線(IR)延長ケーブル、単四電池×2、取扱説明書など紙類、となっています。
他のFire TVシリーズより、付属品がかなり多いですね!
ただ、一つ注意しておくべきなのは、
「HDMIケーブルが付属していない」ことです!
他のFire TV Stickなどは、本体そのものにHDMI端子が付いてますし、短い延長ケーブルも付いています。
しかし、Fire TV Cubeは、HDMIケーブルがないと全くテレビに接続できません!
購入の際には気をつけましょう!
僕は、購入時にAmazon製のHDMIケーブル(3m×2本セット)を購入しました。
FireTV Cubeは、置き場所を考えないといけないので長めのものを選びました。
[amazon_link asins=’B014I8T4MO’ template=’kaereba-yomereba’ store=’soranocolor0b-22′ marketplace=’JP’ link_id=’ef3797a5-672a-442f-a3ef-f4ebfbf18204′]
【新登場 Fire TV Cube】ハンズフリーで音声コントロール!ハイスペック!こちら!
外観
では、外観を見ていきましょう!
本体には側面を一周するように、フィルムが貼られています。
これをベリベリベリーーっと剥がしていきます。
まさにキューブ!!
正面は写真では見えないですが、黒い字で「amazon」のロゴがあります。
また、実は上の一辺がアレクサ反応時などに青く光ります。
こんな感じに光ります。
カッコイイですね!
背面には端子類がそろっています。
左から、micro USB端子(有線LANアダプター用)、赤外線(IR)延長ケーブル用端子、HDMI端子、電源アダプター端子、となります。
電源は、USBからじゃないですね。
専用のアダプター端子になっています。
本体の底です。
真ん中のたくさんの穴は、アレクサの音声用スピーカーです。
排熱用の穴ではないですね。
動画や音楽など、コンテンツの音はテレビや接続されたスピーカーから出ますが、スマートスピーカーとして機能する時は底面の本体スピーカーから音がでます。
こうすることで、テレビが消えているときでも、アレクサにニュースや天気予報を聞いて、普通にスマートスピーカーとして使えるのです。
また、ゴム脚が4カ所についており、それなりにグリップします。
左右の側面は、なにもありません(画像は右側面)。
リモコンです。
他のFireTV Stickと同じです。
音声認識機能、RIによるテレビの電源、音量調節機能付きのものです。
【新登場 Fire TV Cube】ハンズフリーで音声コントロール!ハイスペック!こちら!
オプションで別売りされている「Amazon イーサネットアダプタ」が付属しています。
僕はオプションで買ったものを持っていますが、全く同じものでした。
4K動画を見るなら、やはり有線LANの方が安定しているし、再生されるまでも速く感じます。
Fire TV Stick 4Kを使っている人も、4K動画を見るのなら購入した方が幸せになれますね。
[amazon_link asins=’B01LXP5TXI’ template=’kaereba-yomereba’ store=’soranocolor0b-22′ marketplace=’JP’ link_id=’8a0e38a3-18f2-4d27-b55c-7a3b7c70f3fb’]
赤外線(IR)延長ケーブルです。
どうやらFire TV Cube本体からも、テレビなどの赤外線機器用の信号はでているようですが、置く場所によっては、AVラックの中のAVアンプの操作などが必要になります。
そんなときには、この延長ケーブルで操作する機器の近くから赤外線を出すようにします。
【新登場 Fire TV Cube】ハンズフリーで音声コントロール!ハイスペック!こちら!
初期設定
初期設定をしていきます!
僕の環境は、レコーダーやゲーム機、FireTVなどは、AVアンプを経由してテレビに接続しています。
これまでも何度か触れていますが、Fire TV Cubeは設定場所の条件が指定されています。
これがなかなか大変。
Fire TV Cubeは機器の後ろや扉付きキャビネットの中に入れず、必ず見えるように置いて下さい。
Fire TV Cubeは、ロゴが見えるようにTVやスピーカーから約30~60センチ離れたところに設置してください。
これですねぇ、5.1chの環境の人は結構難しいです、、、。
上の図で、✔(チェックマーク)の場所って、センタースピーカーがあったらダメですよね?
Amazonさんは、4.1chサラウンドが標準とか思ってるんでしょうか。
普通は5.1chですよね~。
仕方がないので、僕は上図にある「猫が寝ているところ」くらいに設置しました。
(なんでAVボードに猫が寝てるん??)
Apple TVと並べました。
スピーカーから30センチ以上は厳しいですけど、センタースピーカーがあるので、置き場所ここしかないです。
【新登場 Fire TV Cube】ハンズフリーで音声コントロール!ハイスペック!こちら!
設置場所が決まれば、あとはAVアンプとHDIMI接続し、電源アダプターを接続すると起動画面が表示されます。
リモコンのペアリングを行います。
今までのFireTVは、ペアリングはすでにされていたと思いますが、Cubeはペアリングから開始でした。
言語の選択、アカウントの設定など、画面の指示に従っていきます。
そして、ここからFire TV Cube独自の設定に入っていきます。
(アレクサの設定は他のFireTVでもありますが)
設置場所の指定も画面に表示されます。
接続しているテレビを自動的に検出してくれます。
サウンドバーやAVアンプを使っているかを聞いてきます。
こういう設定もきちんとできるのは、すばらしいですね!
【新登場 Fire TV Cube】ハンズフリーで音声コントロール!ハイスペック!こちら!
僕はAVアンプを使っているので、AVアンプを選択しました。
次に、AVアンプのメーカーを選択します。
かなり多くのメーカーを網羅しています!
僕はYAMAHAのAVアンプなので、それを選択しました。
次に、テレビの電源をFireTV Cubeが自動でオン・オフして、実際に動作しているかを確認します。
次に、AVアンプの動作チェックを行います。
まず、AVアンプから音が聞こえているかチェック。
次に、音量を自動的に小さくして、実際に音が小さくなるかを確認します。
しかし、ここで問題が!!
音が小さくならない、、、、
ならねぇよ!!
リトライを繰り返せるようになっています。
恐らく、信号をいろいろと変化させていると思います。
最大35回までできるようですが、16回目にしてもまだ音量変わらず、、、。
何回リトライするんだ、、、
しかし、AVアンプに表示されているボリュームが、少しだけ(30dB→29.5dB)減ったので、これでいいのかなぁと、次へ進むことに。
「音楽のミュートを解除します。」と表示されました。
ミュート?ということは明らかに音が小さくなるはずなのか、、、
ここでハマってしまい、赤外線(IR)コントロールに問題かもみたいな説明が。
いやー、そんなことはない。
【新登場 Fire TV Cube】ハンズフリーで音声コントロール!ハイスペック!こちら!
てことは、付属品の「赤外線(IR)延長ケーブル」を繋げないとダメかも!
という結論に。
で、赤外線(IR)延長ケーブルをFireTV Cubeにつなげて、AVアンプの近くに設置しました。
再度設定しなおしましたが、結論としては変わらず!!
つんだか、、、と思いつつ、上記のように0.5dB下がっているので、もう一度そのまま続けました。
結果としては、これで設定は上手くいっていたようです。
というか、赤外線(IR)延長ケーブルの必要もなかったようです。
もっと明らかに音が小さくなってくれないと分からないし、
ミュートという表現も適切ではない気がします。
ただこれは、僕のYamahaのAVアンプの問題かもしれません。
次に、FireTV CubeとAVアンプの接続の確認です。
AVアンプのどの入力端子に接続しているかを選択します。
でも、端子が多すぎて覚えていません!裏側を見るのもめんどくさい!
「変更しない馬脚は▶▶を押してください」とのことで、その通りにしたらうまくいきました(笑)
なんとか設定が完了しました!!
そして、いつものFire TVのホーム画面が表示されました。
よかったよかった。
【新登場 Fire TV Cube】ハンズフリーで音声コントロール!ハイスペック!こちら!
使用感
実際に使用した感想を書いていきます。
操作感
動きは、最高スペックだけあって、かなりサクサクです!
FireTV Stick 4Kと体感的には分かりませんが、スペックはCubeの方が上なので、もっとアプリが増えてきたりすると変わるかもしれません。
【新登場 Fire TV Cube】ハンズフリーで音声コントロール!ハイスペック!こちら!
音声操作(スマートディスプレイ)
「アレクサ、今日のニュースは?」と聞くと、Echo Showと同じように、NHKのニュース動画が再生されます。
もちろん、テレビの大画面にです。
「アレクサ、今日の天気は?」と聞くと、同じように天気を表示して、喋ってくれます。
【新登場 Fire TV Cube】ハンズフリーで音声コントロール!ハイスペック!こちら!
音声操作(Fire TV)
売りの音声操作を試しました。
「アレクサ、ターミネーター2を見せて」と言うと、ターミネーターで引っかかる作品が表示されます。」
なぜかポケモンが、、、
「アレクサ、左へスライド」というと、画面が左へスライドして、検索結果の続きを見ることができます。
各動画には、番号が振ってあり、「アレクサ、1番を再生して」というと、番号1の動画が再生されます。
今回のように、検索結果に同じようなタイトルが並ぶと、音声では認識しにくいので分かり易い方法でしょう。
「1番を再生して」で、ちゃんと再生されました。
また、早送りや早戻し、音量の調節も音声でコントロールできます。
「アレクサ、ホームへ」というと、ホーム画面に戻ります。
このように、音声だけである程度の操作が可能になっており、これがFire TV Cubeの一番の特徴・売りです。
しかし、、、
ぶっちゃけ、リモコンで操作した方が速いです!!
動画を選んだり、操作するのに、いちいち「アレクサ、○○して」というより、リモコンのボタンをポチポチっと押す方が何倍もラクですね、、、。
唯一、ちょっと便利かもと思ったのが、
「アレクサ、テレビを消して」ですね。
コンテンツを見終わって、立ち上がる時にこのコマンドはちょっと便利です。
音声コントロールは、まだ実用性というより、
「未来感を味わいたい人」向けですね~。
そもそも操作するたびに、ウェイクワードの「アレクサ」とうのがめんどいです。
(これは、FireTV Cubeだでなく、EchoやGoogle Nestなどにも言えることですが)
【新登場 Fire TV Cube】ハンズフリーで音声コントロール!ハイスペック!こちら!
【まとめ】Fire TV Cube 開封&使用感レビュー!
Fire TVとスマートスピーカーのEchoが融合した、
「Fire TV Cube」をレビューしました!
FireTVシリーズ最高スペックを持ち、アレクサによる音声コントロールも可能な、ハイスペックなFireTVです!
【ここがイイ!ポイント】
- Fire TVシリーズ最高スペックで動きがサクサク
- 通常はオプションのイーサネットアダプター(有線LAN)が付属
- サウンドバーやAVアンプとの設定も分かり易くできる
【ここがイマイチ!ポイント】
- 音声操作が実用的ではない
- 価格がかなり高い(14,980円)
- 設置場所を選ぶ
- HDMIケーブルが別売り
- 初期設定ウィザードで、一部分かりにくい表現あり
【こんな人にオススメ!】
- 最高スペックのFire TVが欲しい人
- 音声操作でちょっと未来感を味わいたい人
ちょっと辛口な評価になってしまいましたが、Fire TVというシステムは、すでに文句がないくらいよくできています。
Fire TV Cubeは、これをもう一段回進化させ、アレクサによる音声コントロールを可能にしたものですが、その音声コントロールの実用性がハッキリ言ってイマイチです。
これを見て、便利だ!と思うかどうかですね、、、。
更に、音声コントロールを付けたことにより、とくに次のマイナスが大きいです。
- 価格のかなりの上昇
(FireTV Stick 4Kは6,980円に対して、Cubeは14,980円) - FireTV Stickの手軽さの消失
(本体が大きい、音声コントロールのために設置場所をかなり選ぶ)
音声コントロールが実用的ではないため、
「どうしても音声コントロールを試したい!」というガジェット好き、新しいもの好き以外の方は、FireTV Stick 4Kを選ぶべきでしょう!
Fire TV Cubeが、Fire TV Stick 4Kに勝っているところは基本スペックだけです。
しかも、そのスペック差も体感的には分からないです(FireTV Stick 4Kでもかなりサクサク動く)。
↓「Fire TV Cube」のスペックや詳しい紹介記事はコチラ!
でも、こういった意欲的なモデルが誕生しなければ、次の進歩はないので、これからどんどんよくなっていくでしょう!
Fire TV Cubeが気になっている方の参考になればと思います!
【新登場 Fire TV Cube】ハンズフリーで音声コントロール!ハイスペック!こちら!