以下の画像は各メーカーの公式サイトからの引用です。
低価格4K Ultra HDブルーレイプレイヤー!
「4Kコンテンツは配信で十分。」そう思っていた時期が僕にもありました、、、。
しかし、最近4KウルトラHDブルーレイ(以下 UHDブルーレイ)のタイトルが結構出てきました!
シン・ゴジラやブレードランナーなど映画や君の名は。やガンダムサンダーボルトなどのアニメでメジャー作品はもちろん、音楽でもBOØWYのライブがUHDブルーレイで発売されたりと、少しずつ盛り上がりをみせています!
僕もだんだん興味をもってきまして、いままであまり気にとめていませんでしたが、調べてみると最近は5万円以内の低価格機も発売されているようです!
ほんの少し前は10万とか当たり前だったのに、かなり安くなっているのに驚きました!!
そこで、UHDブルーレイプレイヤー(再生専用機)を調べてみましたので、まとめました!
あまりに高い高級機ではなく、低価格機を調べたところ、現在はソニー、パナソニック、LGエレクトロニクスの3社が発売しています!
ソニー:UBP-X800
発売日:2017年5月
実売価格:3,9000円前後
ソニーUBP-X800の特徴
・ソニー初の「Ultra HD Blu-ray(UHDブルーレイ)」再生対応ブルーレイプレーヤー。
・4K解像度に加え、映像本来の明るさ、コントラスト、鮮やかな色を再現できる(BT.2020の色域に対応)。
・独自のアルゴリズムにより、HDRに非対応の4KテレビやプロジェクターでもHDRコンテンツを最大限に楽しめる。
・ハイレゾ音源の再生に対応。アップスケーリング技術「DSEE HX」により、CD音源や圧縮音源もハイレゾ相当の音質で聴くことができる。
・MIMO対応Wi-Fi内蔵。
・4K動画のネットストリーミングに対応(Netflix、YouTube、Amazonビデオ)
・音声出力専用のHDMI端子で高音質の音声を出力可能。
・DVD、CD、スーパーオーディオCD、USBメモリーや外付けハードディスクの動画、静止画、音楽を再生可能。(FLAC、WAV、ALACのハイレゾ、DSD 11.2MHzまで再生可能)
パナソニック:DMP-UB30
発売日2017年6月
実売価格:3,3000円前後
パナソニックDMP-UB30の特徴
・4K/HDR映像の質感と煌めき感を最大限に引き出す、4K対応エンジン「4Kリアルクロマプロセッサ」により4K(4:2:0)信号を4K(4:4:4)に補間。
・色の再現性を大幅に高める広色域規格「BT.2020」対応。
・最新のHDMI規格に準拠し、4K/60p/36bit出力対応。
・普通のブルーレイディスクも4Kにアップコンバート。
・HDRの明るさを調整可能。
・動画のネットストリーミングに対応(Netflix、YouTube、Amazonビデオ、Hulu、radiko、dTV、DAZN、おうちごはん)
・NASやUSBメモリーに保存された音楽ファイルを再生可能。(FLAC、WAV、ALACのハイレゾ、DSD 5.6MHzまで再生可能)
・場所を選ばずレイアウトできるコンパクトデザイン(幅320mm×奥行191mm×高さ45mm、ソニーUBP-X800は幅430mm x 奥行265mm x 高さ50mm、LGのUP970は幅430mm、奥行 205mm、高さ40.55mm)
LGエレクトロニクス:UP970
発売日2017年6月
実売価格:28,000円前後
UHDブルーレイプレイヤーでは最も安価。
HDRの最高画質フォーマット「DolbyVision」へのアップデート対応が予定されている。
LGエレクトロニクス UP970の特徴
・「HDR10」と「ドルビービジョン」に対応。
・次世代映像用の色域「BT.2020」に対応。
・4K動画のネットストリーミングに対応(Netflix、YouTube)
・Wi-Fi内蔵。
・音声出力専用のHDMI端子で高音質の音声を出力可能。
その他
Xbox One S
Xbox Oneはマイクロソフトのコンシューマーゲーム機(据え置き型ゲーム機)です。
その最新型のXbox One Sは4K Ultra HDブルーレイディスクを再生可能です!!
Xbox One SはPS4でいうところのPS4 Proに相当するモデルで、GPUなどがスペックアップされ、4K解像度のゲームをプレイできます。
PS4 Proの発売が噂されたとき、UHDブルーレイディスクの再生機能搭載が期待されていましたが、残念ながらPS4 Proでは見送られました。
Xbox One Sは税込価格で37,778円であり、高性能ゲーム機とUHDブルーレイプレイヤーがセットになっていると考えると、非常にコストパフォーマンスの高い機器となります!!
AV Watchの記事に、Xbox One SをUHDブルーレイプレイヤーとして使用した際のレビューがありますが、再生用のプレイヤーが「アプリ」として扱われるため、再生専用プレイヤーに比べて「ひと手間」あるとのことです。
他にも細かなことが書かれてありますが、要するに、4K HDRで出力するためにはテレビとの相性があるようです。
僕の印象としては、UHDブルーレイディスクをメインに使うならば、専用のプレイヤーを購入した方がよいと感じました。
ただ、ゲームも好きな方で、たまにちょっとUHDブルーレイディスクを試してみたいという人にはコスパが高くよいと思います!!
4K Ultra HD Blu-ray(UHDブルーレイ)プレイヤー まとめ
ソニー、パナソニック、LGエレクトロニクスの3社を比較したところ、次のような印象です。
ソニー UBP-X800
UHD Blu-rayプレイヤーとして基本的なスペックは十分備わている。
特徴としては、ソニーらしく、ハイレゾ音声の出力などにこだわっている。
欠点として、動画ストリーミングサービスにAmazonビデオがないが、このプレイヤーを購入する人は、4Kテレビをもっており、そちらで見ることができるので問題ない。
パナソニック:DMP-UB30
「4Kリアルクロマプロセッサ」や、4K/60p/36bit出力、他2社と比べて非常にコンパクトサイズ、など、スペックは一つ頭が出ている印象。
欠点としては、HDMIが1系統しかない(音声用がない)、有線LANのみ。
プレイヤーでストリーミング動画を見ないなら速度的にも無線で十分なので、ルーターやハブのLAN端子を一つ使用するのはもったいない。
音声用のHDMIがあれば低価格機としては完ぺきだったかも。
LGエレクトロニクス:UP970
今回の3機種で最も低価格。
とにかくUHD Blu-rayを試したいという人にはピッタリ。
スペックも十分で問題ない。
音声用HDMIや無線LANも装備。
以上が3社の印象で、
音質のソニー、画質のパナソニック、価格のLG
といったところでしょうか!?
僕個人としては価格もソニーより安く、画質に力を入れているパナソニックがいいかなーと思いましたが、所有しているテレビがソニーのブラビアなので、ソニーにしちゃうかもしれません(汗)
あと、AV Watchで、シン・ゴジラや実写版『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』などの監督である樋口真嗣 氏がUHDブルーレイプレイヤーの記事を書かれております。監督は画質マニアでもあるようで、まさに今回の低価格プレイヤーについて次のように述べていました。
三機種、画質は見分けがつかない、というか、好みの傾向にあるかどうかだし、それは個別に調整して追い込めさえすれば好みになるのです。
だとしたら、あとはメニュー画面の使い勝手とか、リモコンの使いやすさといったインターフェースの差で、細かい機能や装備は一長一短です。
まあ、メーカーはカタログスペックとしていろんなことを書いてますが、結局人間の目ではそこまで差はわからないと、、、。
ほんとぶっちゃけてますね!w
僕の今回の記事も意味がなくなってしまいます、、、(汗)
参考にしていただければと思います!!