Nintendo Labo(ニンテンドーラボ)予約開始!
ゲーム機のNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)が絶好調の任天堂が、1月に突然発表した、「Nintendo Labo(ニンテンドーラボ)」!
発売日は4月20日ですが、2月15日から予約が開始されました!!
僕は速攻予約しました!!
Nintendo Laboって何?って方のために簡単に説明しますと、その正体は、ニンテンドースイッチを利用した、ダンボール工作キットです!
Switchに搭載されている(本来ゲームの操作に使うための)いろいろなセンサーなどを利用して、Toy-Con(トイコン)という、いろんな「あそべるおもちゃ」を作れるというものです!
でも、「なんだ、そんなものなのか」とナメちゃいけませんよ!
Nintendo Laboの詳細は、過去記事をどうぞ↓
ついに詳細が明らかに!これはすごすぎる!
そんな突然の発表と、その意外性にみんな驚いたのですが、1月に発表された時点では、どんなものが作れるかという紹介程度しか発表されませんでした。
今回、2月15日についに予約開始となったわけですが、それと同時にNintendo Laboで作れる“あそび”の更なる詳細も明らかなったのです!
最初の発表の時点では、そのインパクトですごい!と思いながらも、
「結局、Switchにダンボールを被せて、ちょっとしたおもちゃ(しかも決められた)が作れるだけでしょ。」
と思った方も多いのではないでしょうか?
僕自身も、“発想はすごいな”と思いながらも、結局は“決まったものを作るだけのキット”かなと少し思っていました、、、。(子供にはよさそう!とは思いましたが)
ところが、今回の更なる詳細の発表を見て、完全に考えが変わりました!!
これは想像以上に、“創造的”な商品でした!!
むしろ、「子供に理解ができるのか!?」と思ってしまうレベルですね。
では、どんなものか簡単に紹介していきます!
バラエティ キット
Nintendo Laboのキットは、2種類発売されます。
「バラエティ キット」と「ロボット キット」です。
バラエティキットは、5つのToy-Con(トイコン)を作ることができます。
リモコンカー
いわゆる“ラジコンカー”的なものが作れます!
Switch本体のタッチパネルをコントローラーにして、ジョイコン(スイッチのゲームで使うコントローラー)の振動を利用して車(?)を動かす仕組みです。
しかし、これには更なる機能があったのです。
ジョイコンには、“赤外線カメラ”が搭載されており、その映像を本体画面で見ながら操縦できます。
また、これを利用して目標物に向かって“自動運転”させることができたり、(赤外線カメラなので)“暗闇”での操作もできたりするのです。
つり
魚釣りを体験できるゲームが作れます。
釣りざお型のToy-Conと本体(海)が釣り糸で連動しており、釣りざおの“現実の糸”の動きに合わせて、画面の中の“バーチャルの糸”が動くという面白いものです!
いろんな魚を釣ることができるのですが、すごいのが、「自分で紙を切って形を読み込ませれば」、オリジナルの魚が作れるのです!!
この、紙を切った形を読み込ませるというのが、創作意欲を湧き立たせる、すごい発想だと思いました!
おうち
家の形をしたToy-Conです。
最初の発表では、これは何なのかな?と思いました。
家の形のダンボールには、Switch本体が入っており、液晶画面の中には部屋があります。
その部屋の中に“不思議な生き物”が住んでいるのです。
家を傾けると、部屋の中も傾くのですが、それはまあ加速度センサーでよくあることなんですが、Nintendo Laboはそれだけでは終わりません!
ダンボールで作った“ブロック”を家にはめることで、部屋の中にいろいろな変化をさせることができます!
例えば、部屋の中に水道の蛇口が現れ、ブロックをひねると部屋の中に水が出てくるというようなものです!
二つのブロックを差し込む組み合わせで、違う部屋に変わったりします。
バイク
バイクのハンドルの形をしたトイコンです。
その形から想像できるように、バイクゲームをトイコンを傾けたり、アクセルをひねることで操作できます。
ゲームとして、グランプリモードがあったりなど、普通にテレビゲームです。
しかし、Nintendo Laboはそれだけじゃないです!
ジョイコンを内蔵させたミニバイクの赤外線カメラで写したものを、そのまま地面の起伏に変えてコースを作ったり、空中にミニバイクを走らせて、その軌跡でオリジナルコースを作ることができます。
リアルでものを動かすことで、そのままゲーム(バーチャル)に簡単に反映させられるのは、これまた創造性が膨らみますね。
ピアノ
バラエティキットで、一番すごいと思ったのはこのピアノです!
ピアノの鍵盤をダンボールで作って、SwitchをはめたToy-Conです。
これは最初の発表でも驚いたのですが、鍵盤を押すと、ちゃんと音が鳴るんです!
ぶっちゃけ僕にはこの仕組みが分かりません、、、。
更にそれだけではなく、“ツマミ”を差し込むと、ツマミの種類によっていろんな音色に変えることができます!
もっとすごいことに、「紙を切って、自分で波形が作れる」のです!!
作った波形を読み込ませれば、音を作ることできるんですよ!?
まだまだ更に、リズムボードに穴を開けて読み込ませれば、リズムを奏でることができて、それに合わせて演奏することでオリジナル曲を簡単に作れてしまうのです!
そして最後に、演奏を“指揮棒”でコントロールすることができます。
紙を切って波形を作るというのは、すごく直感的で、おもしろいと思います!
これは子供だけでなく、大人が本気で作れば、すごい曲も作れそうです!
ロボット キット
もう一つのキットが、「ロボットキット」です!
これは、ジョイコンを内蔵させたダンボールのバイザーを頭に、背中にメインユニット、足にシューズを装着し、手にアームを握れば、「自分の動きに合わせて、画面の中のロボットが動く」というものです!!
腕を伸ばせば、ロボットがパンチを撃ち、足を上げればロボットも歩くのです!
他にも車に変形したり、空を飛んだり、いろんな動きでロボットのアクションができます。
そして、ロボットで街を壊したり、戦ったりとゲームなわけですが、、、
やっぱり仕組みがわからない、、、、!!
使うのはジョイコン二つだけで、しかも一つはバイザーで頭に使ってます。
つまりジョイコン一つだけで、手と足の動きを再現してるわけです、、、。
どうやってんの!?
仕組みを理解して、そして発明する!オリジナルのToy-Conが作れる!
Nintendo Laboのキットを紹介しましたが、どうでしょう?
“子供だまし”だと思ってしまいがちですが、その仕組みが分からないものがあります!!
僕のちっぽけな頭脳では、「リモコンカー」、「つり」、「バイク」はまあ普通にわかります。
「おうち」はブロックの仕組みがよくわかりません、、、。
ブロックの種類をどうやって判別してるのか?
ひねると蛇口になるのは、センサーをどのようにつかっているのか?
そして「ピアノ」は、もはや鍵盤を押して音が鳴る仕組みがわかりません!!
このようにNintendo Laboは、ただ作るだけではなく、「その仕組みを理解することが真の目的」なのです!!
任天堂もそこを重要にしており、「Switchの画面でものすごく詳細に、わかりやすいインターフェース」でキットの仕組みを解説するのです!
そして仕組みを理解した次は、、、
オリジナルのToy-Conを作ることができるのです!!
キットを作って遊ぶのは、ここへたどり着くための序章にすぎなかったのです!!
自分で創造して、オリジナルのトイコンを作る!
これがNintendo Laboの目指すところだったのです!!
公式動画を見ていただくと、どれだけ仕組みの解説に力を入れているか、オリジナルのトイコンをどうやって作るのかがわかります!
2分16秒から、仕組みの解説やオリジナルToy-Conの内容です!
ぜひ見て下さい!
Nintendo Labo 紹介映像
Nintendo Laboがすごすぎる! まとめ
ついに2月15日から予約が開始された「Nintendo Labo」!
同時に、詳細な情報も発表されました!
それは最初想像していた以上に、奥が深く、創造力を掻き立てるものでした!
「用意されたキットを作るだけ、、、」
そう思っていた時期が僕にもありました。
でも、フタを開けてみると、真の目的は「仕組みを理解して、発明する」ことだったのです!!
これは最近各社から発売されている、電子工作キットに全然負けない、子供の創造力を掻き立てる、育てる製品だと思いました。
もちろん、いや想像以上に、大人も楽しめるものだとも感じました!
Nintendo Switchというゲーム機を使うことからも、その敷居は、価格的にも子供のとっつきやすさ的にも低く、すばらしいと言えます!
これはほんとのほんとに、任天堂はすごいものを作ってしまったんじゃないでしょうか!?