日本の保守的パソコン、NECが大幅モデルチェンジ!
最近、NECの世界最軽量PC、LAVIE HZ (Hybrid Zero)を購入しました!
そのレビューでも少し触れたのですが、技術は十分すごいのに、デザインや梱包などがスタイリッシュではないのです、、、。
アップルがiPhoneを発表したり、MacBook Airを発表したあたりから、スタイリッシュな外見と梱包が世界のスタンダードになっています!
ASUSやファーウェイ、マイクロソフトまでもが、この流れに乗ってスタイリッシュPCを出しています。
ところが日本のPC、その代表であるNECや富士通は、なーんかこう “ビジネスビジネスした” あるいは “家電的な” モッサリしたデザインなんですよね。
LAVIE HZのレビューを見てもらってもわかると思いますが、梱包も “すっげー家電的” なんですよね。14万円も払ったPCが、茶色のダンボールですよ!? 今時これは萎えます。
そりゃあ、若者やITに敏感な人たちには売れないわって感じです(もちろん値段が高いっていうのもありますが)。
その日本代表保守的PCのNECが、これじゃイカンということで、大幅にモデルチェンジしたようです!!
しかも、一番売れ筋のA4サイズのノートPCで!!
一番のドル箱らしいですよ!
このモデルのメジャーチェンジというのは、かなりの挑戦だったようです。
LAVIE Note NEXTの特徴
新しいNECスタンダードPC “LAVIE Note NEXT”の特徴
「美しくも日常に溶け込むデザイン」
見かけは、今までよりもとにかくシンプルでスタイリッシュになりましたね!
日本のPCのもっちゃりした感じがなくなって、スッキリした感じになりました!
そして、流行りの狭額縁の液晶になりました!!
見た目がスタイリッシュになった大きな要因の一つだと思います。
A4の売れ筋PCに導入できるほど、狭額縁が低コストになったからだそうです。
また、今まで日本の据え置き型ノートPCといえば、キーボードの上側に、“インターネット”、“メール”、“再生”などと書かれた、なんかごちゃごちゃしたボタンがありましたよね。
こんなのマウスでクリックするんだから、いつ使うの?って感じでした。
今回のモデルチェンジで、そういうボタンはスッキリなくなりました!
キーボードに電源ランプなど、光って見えるものもなくしたようです。
そういうのはサイドにあてて、作業中は目に付かないようになったらしいです。
過去モデルと比較すると一目瞭然で、コンパクトになっています。
また、インジケーターや大きなスピーカーがなくなったおかげで、スッキリしています。
比べてみてもNEXTの方がいいですね!
「静かで快適なキーボード」
キーボードもかなり改良されているようで、従来モデルよりも静音になっています。
キーボードの刻印も消えにくいUVコーティングをしています。
キーボードが静かと言うのは、個人的にはいいと思います。
「カタカタ、ッターーーン!」っていうのが好きな人もいるとは思いますが、ノートPCには必要ないですね。
「SSDで高速起動」
まあ、今となってはSSDは当たり前なんですが、更に速さを追求して、OS起動まで10.6秒という爆速のようです!
あ、ちなみに僕が購入したLAVIE HZも、自分で測定したところ10秒くらいでした! NECは起動が速い!!
これはLVIE Hybrid Zeroの動画です ↓
LAVIE Hybid Zero (HZ/GA) 起動時間(+指紋認証)
「最新CPUで40%性能アップ」
第8世代のCore i7、Core i5を搭載しています!
まあ新型PCなんだから、最新のCPUはあたりまえなんですが、とにかく新しいLAVIEは速さにこだわったようです!
指紋認証
Windows Helloに対応した指紋認証を搭載しています。
しかも電源ボタンに付いているので、すばやく認証することができます。
USB 3.1タイプC搭載
USBは、USB3.0 タイプA×2と、USB3.1 タイプC×1を搭載しています。
これだけあれば、ノートPCとしての拡張性は十分ではないでしょうか。
光学ドライブ搭載
これは今時のパソコンとしては、逆に珍しくなってしまったかもしれません。
CD、DVD、ブルーレイディスク対応の光学ドライブが内蔵されています!
光学ドライブを内蔵するかしないかは、NEC内でもかなり議論されたようですが、ここはA4タイプということで、採用となったようです。
ただデザイン的な見かけでは、一見、光学ドライブが搭載されてるとは思えません。
オールインワンとして考えるなら、あってもいいとは思いますが、僕個人としては、ないほうがよかったかなと思います。
現実的に、光学ドライブを使うのって、もはや年に数回あるかないかですよね。
仕事でもプライベートでも、ほぼ使いません。
USB接続のスリム型ドライブを1台もっていれば、必要なときにそれぞれのPCに接続すればいいです。
スペック
スペック表です。
A4タイプのノートPCとしては十分なスペックですね。
従来から切り捨てられたもの
今回、大幅なモデルチェンジによって切り捨てたものもあるようです。
高音質スピーカー
はい、必要ないですね。
切り捨てて正解だと思います。
所詮、ノートPCの音なんてたかが知れてます。
ヘッドフォン付けるなり、Bluetoothスピーカーにとばすなりすればいいです。
ソフトウェア起動ボタン
うん、絶対必要ない。
切り捨てて正解。
上にも書きましたが、インターネットやメールを起動する専用のボタンです。
日本のパソコンによくありますよね。
営業的には、売り込み文句に使いやすいそうですが、実際にユーザーが使うかどうかというと、、、使わないでしょ。
むしろスペース取って、ジャマなだけ。
LAVIE Note NEXT まとめ
やはり一番の売れ筋、ドル箱モデルということで、ヘタに改良できなかったA4ノートPCを、大きくモデルチェンジしたのは、僕的にはいい決断だと思いました。
やはり日本のPCは海外勢に押され、買ってるのはITがよくわからない60代以上のような気がします。
(企業などのビジネス用としてなら、まだまだNECや富士通が強いのかもしれません)
実際、僕も親や年配の人からおすすめのパソコンを聞かれることがありますが、そういう方たちには、高いですけど日本のパソコンをすすめます。
サポートがしっかりしてるっていうのはかなりの強みですからね。
しかし、自分と近い世代や下の世代なら、もっと安くて、デザインのよい海外製をおすすめします。
高くてダサイPCより、安くてカッコイイPCの方がいいでしょ?
僕も最近久しぶりにNECのパソコンを買ったのですが、その技術はまだままだすばらしいです。
ほんとにあとは、もっさりしたデザインなんですよね。
なんか感覚が十年位前で止まってるんですよ。
そういったところからも、今回、一番の売れ筋モデルのデザインを大幅に変更し、無駄を省いたNECはすばらしいと思います!
日本のパソコンをもっと発展させるためにがんばって欲しいと思います!!
LAVIE Note NEXT | 製品紹介ムービー