うわさの低価格iPad!?
かねてよりネット上では噂が飛び交っていました、教育用途を見据えた“低価格iPad”。
実際にアップルから発表されたものは、“Apple Pencilに対応した第6世代iPad”でした!(教育用途は見据えています!)
低価格で3万を切るなんて噂もありましたが、実際には第5世代iPadから値段は据え置きで、37,800円~(税別)となっています!
税込だと40,824円となり、Apple Pencil対応うんぬんは置いておいて、低価格、、、、かといわれるとビミョーな気もします。
とはいえ、アップルペンシルはこれまで最低でも7万円近くするiPad Proシリーズにしか対応していなかったので、アップルペンシルを望んでいた方には、高コスパiPadといえます!!
iPad(第6世代、2018)のスペック比較
今回発表された、iPad(第6世代)を第5世代、iPad Pro(10.5インチ、9.7インチ)とスペックを比較しました!
iPad(第6世代、2018)の特徴
Apple Pencil(アップルペンシル)に対応!
今回の一番の注目ポイントはこれだと思います!
新しいiPadは、4万円以下のエントリーモデルでありながら、アップルペンシルによるペン入力に対応しています!
Apple Pencilは2015年に初めて12.9インチのiPad Proが発表されたときに、同時に発表された専用のタッチペンです。
その性能はすばらしく、筆圧はもちろん、ペンの角度まで認識し、応答速度もかなり速く、プロユースを満足できると話題になりました!
Apple Pencil の公式動画 ↓
Introducing Apple Pencil
アップルペンシルは、これまでiPad Proシリーズの特権みたいなものでしたが、今回ついにエントリーモデルのiPadにも対応となりました!!
「アップルペンシルは使いたい。けどiPad Proは高価で手が出せなかった。」という方には、待ち望んでいた機能と言えます!!
ただし、Apple Pencilは別売りで10,800円(税別)となることに注意です!(iPad Proでも別売り)
その代わりといいますか、ロジテックからLogitech Crayon(ロジテック クレヨン)が発表されました。
価格は49ドルでアップルペンシルの約半額となりますが、筆圧の検出がなく、児童生徒向けとしています。(iPad Proには非対応)
4万円を切る価格!
ネットの噂では3万円を切るなんて話もありましたが、実際には第5世代iPadから値段据え置きの37,800円~(税抜)となりました!
それでも、Apple Pencilに対応したことや、プロセッサーがスペックアップしたことを考えると、コストパフォーマンスは高いと言えます!
Androidタブレットでもそれなりのスペックのものは3万円前後するので、それにもう少しプラスすればiPad(しかもApple Pensil対応)が購入できると考えるなら、かなりいいのではないでしょうか!?
CPUプロセッサーのスペックアップ
第5世代iPadのCPU“A9”から新型 第6世代iPadでは“A10”へとスペックアップしました!
これにより、動作もより快適になることが期待されます!
iPad Proとの違いは?
これまでiPad Proのみの特徴であったApple Pencilに対応した第6世代iPadですが、では、iPad Proとは何が違うのでしょうか?
スピーカーの数と配置
僕がiPadかiPad Proかを選ぶのに、最も考える特徴は「スピーカー」です!
iPadのスピーカーはステレオで2つあるのですが、問題は“配置”です。
本体を縦にしたときの、下側の左右に配置されているのです!
下図は、iPad miniの公式サイトの図ですがスピーカーの位置はiPadでも同じです。
内蔵ステレオスピーカーの位置を確認してください。
この配置はiPadが世に出た時から気になっていたのですが、動画を見るときは本体を横向きにして使うと思うのですが、このスピーカー配置だと、音声は左右のどちらか一方からしか聞こえないのです!
それをやっと改善してくれたのがiPad Proで、これには本体4つの角のすべてにスピーカーが配置されています。
縦で使うときには、右上・右下から同じ音、左上・左下から同じ音が出ることで、ステレオとなります。
横にした時も同じようにステレオになるので、縦でも横でも常にステレオサウンドになるという、すばらしいスピーカーです!
実際にiPad Proを持っていますが、音質もこれまで使ったどのタブレットよりも低音の効いたいい音が聞けます!!
このスピーカーの違いは非常に大きく、動画(特に映画やアニメなど)を見たり音楽を聴くような使い方を多くするのであれば、値段は高くなりますがiPad Proを選んだ方が後悔はないと思います!!
その他の違い
他にも細かな点で違っています。
専用キーボードを接続するためにSmart ConnectorがiPadにはないので、キーボードはBluetooth接続のものを使う必要があります。
カメラの画素数も違います。特にインカメラは120万画素と低画素なので、自撮りに使うのは厳しいでしょう。
撮影できる動画もiPad Proが4Kなのに対してフルHDとなります。
ディスプレイのリフレッシュレートが10.5インチiPad Proでは120Hzであり、非常になめらかな動きとなります。
ディスプレイのガラスの反射もiPad Proは低反射コーティングされているので、見やすくなっています。
また、Apple Pencilを使いたい方が注意しておかなければならないのは、iPad Proはフルラミネーションといわれるディスプレイであり、Apple Pencilを使った時にペン先と描いた線の間の隙間が少なくなっています。
しかしiPadではこれがないため、隙間が大きくなり、ち密な描写にはやや不向きとなります!!
これらiPadとiPad Proの違いはやはり、単純にエントリーモデルのiPadとiPad Proの3万円前後の価格差に表れています!
4万円以下のApple Pencil対応 iPad(2018, 第6世代)発表! まとめ
噂されていた低価格iPadが発表されました!
実際には価格は従来の第5世代iPadから据え置き(37,800円~)でしたが、なんとこれまでiPad Proのみの特権機能であった、Apple Pencil(アップルペンシル)に対応しました!
CPUもA9からA10へとスペックアップしたことも考えると、値段据え置きというのはかなり高コストパフォーマンスであると言えます!!
Apple Pencilに対応したとはいえ、もちろん低価格な分iPad Proに比べてスペック的に劣っている部分はあります。
そこは価格差と自分に必要なスペックとを考慮して選択すればと思います!
Apple Pencilに対応した第6世代iPad、いかがでしょうか!?