Google Home(グーグルホーム) とは
Googole Homeとは最近話題になっている音声認識システムを搭載したスピーカー、いわゆる“スマートスピーカー”です。
“GoogleHome Mini”が無料でもらえるキャンペーン実施中です!!(3月末まで!)
「GoogleHome Mini 無料キャンペーンはこちら」
スマートスピーカーは、これからの未来のデバイスとして、GoogleやAmazonを始め、すでに世界有名ITメーカーが開発やシェアを競っています。
「スマートスピーカーなんて聞いたことない。」って人も多いと思います。それも当然で、まだまだ発売し始めたところですから。
スマートスピーカーは“音声認識システム(AI)”を搭載しており、各社それぞれAIに名前を付けています。
・アップル:siri(iPhoneに搭載されていることで有名です!)
・Amazon:Alexa(アレクサ)
・マイクロソフト:コルタナ(実はWindows10に標準搭載されています)
・Google:Googleアシスタント(これだけ名前が付いてない、、、)
・LINE:Clova(クローバ)(あの“LINE”が開発しています!)
“siri”は有名なのでみなさん知ってると思います。GoogleもAndroidスマートフォンで音声認識できることは有名ですね。
過去記事にもスマートスピーカーについて書いているので、よかったら見てください!
前置きが長くなりましたが、今回、Googleのスマートスピーカー、“Google Home”を購入しましたので、スマートスピーカーでできることはなんなのか? レビューします!!
Google Homeの価格は、14,000円(税抜)(15,120円(税込))ですが、eo光に加入していると4,200円引き(+送料600円、+税)となり、11,232円で購入できます!
更に、eoを5年以上継続利用している人は、eoプレミアム会員となり、貰えるプレミアムチケット1枚で更に3,000円引きとなるので、7992円(税込)で購入できます!!
(ひとぅさん、情報ありがとうございました!
ひとぅブログ | 毎日の生活にちょっと役立つかもしれない情報をあなたへ。 )
では、、、
見せて貰おうか。Googleのスマートスピーカーの性能とやらを!
開封!
eoから届いた箱を開けると、Google Homeのセットアップ方が詳細に書かれたマニュアルが入ってました。
Google Homeの箱にもマニュアルがありますが、もっと簡易ですので、eoオリジナルかと思います。
非常にわかりやすくていいです。
箱にはGoogle Homeの説明やどのように使うのかが紹介されてます。
箱の外側を上に外すと、中箱があります。
真ん中につまみがあり、パカっと開けると、Google Homeが出てきました!!
なんかオシャレな箱ですねー。
付属品は、簡単なマニュアルや保証書と、ACアダプター。これだけ!!
セットアップ法と本体のボタン類の使い方、どのように音声認識させるかの会話の例が書かれた紙。
本体の梱包は、もはや当たり前となった、シンプルでオシャレなものです。
iPhoneが画期的にオシャレな梱包にしてから、各メーカーがそれにならってますよね。やはりこういう形の方が、開封にワクワク感があります!
セットアップ!
僕はAndroidスマホを使ってるので、Androidでセットアップを行いました。iPhoneでも基本的には同じだと思います。
スマートフォンに“Google Homeアプリ”をインストールします。これは、今Chrome CastなどGoogleのハードを設定するのに使われているアプリです。
スマホを家のWi-Fiに接続しておき、“Google Homeアプリ”を起動すると、“Google Home”が見つかります(ややこしい)。
Wi-Fiとの接続設定などを画面に従って進めていくと、“声を認識できるようにする”という設定があります。
ここで、オーケーGoogle、ねえGoogleと2回くらい認識させるのですが、自分以外の人は使えないのかなと思ってしまいます。
しかし、結論を言うと、自分以外(家族)でも普通にGoogle Homeを使うことができました。
どう見ても、声で個人を認識するような記載に思えるんですけどね、、、。
あとは使う音楽サービスを選んで、セットアップ終了となります。
音声認識を試す(Google Home単体)
いろいろとGoogle Homeに命令してみました。
Google Home単体では、こちらの質問をウィキペディアから答えたり、明日の天気を教えてくれます。
ニュースを聞くと、アプリで登録したニュースサイトのネットラジオ?(NHKや日経新聞などが用意されてます)を再生してくれます。
例:
「ねえGoogle、明日の天気は?」
⇒「明日の天気は最高気温〇℃、最低気温〇℃で晴れるでしょう」
「ねえGoogle、今日のニュースを教えて」
⇒「最新のニュースです。NHKラジオニュースから今日〇時のニュースをお知らせします」→NHKラジオニュースが流れる。
「ねえ 今日の日経のニュースを教えて」
⇒「最新のニュースです。日経電子版ニュースから〇時のニュースをお知らせします」→ラジオニュース日経が流れる。
*日経と言うと、ちゃんと日経新聞のニュースを教えてくれました。すごいですね!!
「ねえGoogle、清春の誕生日教えて」
⇒「1968年10月30日49歳です」
*黒夢というバンドのボーカルの清春です。ググったらちゃんと合ってました(笑)(そりゃGoogleですもんね)
「ねえGoogle、ギリギリチョップを流して 」
⇒Play Musicから、B’zのギリギリチョップが再生されました。
*Play Musicの聞き放題にB’zはありませんが、僕がライブラリーにアップロードしています。ちゃんと再生されました!
「ねえGoogle、CRAZEのRISKYを流して」
⇒Play Musicから、CRAZEのRISKYが再生された。
*知ってる人にはメジャーなんですが、一般にはマイナーと思われるバンドで、その中の曲も再生できました。
ただ、曲名を指定してもなかなか認識してくれず、プレイリストで違う曲を再生したりすることも多いです。
「ねえGoogle、カップヌードルってどこのメーカーだっけ」
「ねえGoogle、カップヌードルのメーカーを教えて」
⇒「すみません、お役に立てそうにありません」
*こういう質問は無理なようです。
他にも、アメリカ大統領の子供の名前を教えてくれたり、動物の鳴き声を再生してくれたり、結構いろいろ認識してくれます。
コマンドとして認識できるものには、結構柔軟に対応しますが、カップヌードルの質問のように、口語すぎる?あるいはコマンド的ではないものは無理なようです。
音声認識を試す(Chrome Castとの連動)
僕はChromeCast(クロームキャスト)を持っているのですが、Google HomeアプリでCrome Castの名前を“テレビ”や“キャスト”など分かりやすいものに変更することで、YouTubeで動画を再生させたりすることができました。
Google Homeに命令するときに、上記で変更したデバイス名を使うことで、クロームキャストと連携できます。
例:
「ねえGoogle、エアロスミスの動画をテレビで見せて」
⇒ テレビが自動でオンになり、エアロスミスの動画(勝手に選ばれる)がYouTubeで再生される。
*ChromeCastはHDMIのCEC機能*1があるので、テレビのオンまで自動でしてくれます!
ここで、“動画”と“テレビ”というキーワードを入れないと、単体での音楽再生になってしまいます。
「ねえGoogle、ガンズアンドローゼスの曲をテレビで再生して」
⇒テレビが自動でオンになり、ガンズアンドローゼスの曲がGoogle Play Musicで再生される(テレビにはアルバムジャケットと曲名などが表示される)
*“テレビで再生”というキーワードを入れると、YouTube動画ではなく、PlayMusicをテレビに映して再生します。Google Home単体での再生ではないので、音声はテレビから流れます。
「ねえGoogle、テレビ消して」
⇒テレビの電源がオフになる。
*これはびっくりしました。CECはあるけど、電源オフのみの命令ができるとは思わなかったので。バックトゥザフューチャー2の未来のマーティの家のようで、ちょっと未来的です!
ただし、上記のChrome Cast連動によるYouTubeの再生などは、通じる命令を探すのに結構苦労しました。
Google Home単体では、あまり考えずに、思ったことがだいたい通じたのですが、Chrome Castを使おうとすると、途端にこちらの意図が通じなくなります!!
音楽の動画再生も、YouTubeの場合、邦楽はあまり理解してくれません。この辺はまだ日本ローカライズされきってないのかもしれません。
スピーカーとしての音質
スマートスピーカーなので、音質も気になるところです。
小さなスピーカーにしては、低音が結構ズンズン聞いていて、決して悪くはないです。
高温のヌケが悪いような気もしますが、僕はそこまでいい耳を持ってませんので、まあ普通に聞くには悪くないですよ!
使用した感想
Google Home単体では、できることは限られますが、だいたい言いたいことは認識してくれます。
ただ全体的なイメージとしては、音声はしっかり認識してくれますが、文章の認識というか、こちらのして欲しいことを理解してくれる認識がイマイチです。
ここはやはり、AIがもっと進化していけば解決されるのでしょう。
Chrome Castと連携することで、テレビでの動画再生など、さらに使える幅が広がるのですが、途端に命令が複雑になります。
どう伝えれば理解してくれるかというのが分かれば(使い慣れれば)、使いやすくなるとは思いますが。
やはりまだまだ、コマンド認識の域を超えていない感じで、ユーザーが機械に合わせないとダメですね。
今はまだできることも少なく、伝えるのもこちらが合わす必要がありますが、
ものすごく可能性を感じるデバイスでした!!
ただやはり、“現段階での”実用性となると、
んーーー、、、スマホでやった方が早いよね!
という身も蓋もない結論になってしまいます。
でも一番気いった使い方は、いまもブログを書きながら使っているのですが、何か作業をしながら、音楽聞いたり、ニュース、天気などを声だけでサクッと聞かせてくれる、、、
ようするに、“ながら作業”にピッタリです!!
まとめ
【ここがイイ!ポイント】
・これまでにない新しジャンルである、音声認識によるコミュニケーション操作を体験できる!
・ちょっと未来を感じられる。
・Googleアシスタントは調べものの質問から、くだらない会話的な質問まで答えてくれるので、結構楽しい。
・音質は悪くはない。
・ながら作業にピッタリ。
【ここがイマイチ!ポイント】
・実用性があるかといわれると、現状ではあまりない。
・ChromeCastとの連携が、設定も、命令の仕方も分かりにくい。
・まだ試作品レベルな感じ。これで14,000円は高いかも。(割引等で10,000円程度なら買ってもいいかも)
【こんな人にオススメ!】
・とにかく新しいジャンルのデバイスを試してみたい!という人
・この価格を出す価値があると思う方。
・未来をちょっと感じたい人。
あと5年後などにどのように進化してるのが楽しみです!!
今までにない新しいデバイスに興味のある方は、購入してもいいと思います!!
Amazon Echo(エコー)はGoogle Homeよりいいかも!?
|
*1:テレビやレコーダーなどの機器間で制御信号をやり取りするリンク機能