「ドラゴンボール、ジョジョの奇妙な冒険」が
後のマンガに与えた影響が大きすぎる!!
アニメ「ドラゴンボール超」も最終回を迎え、ちょっと思ったことを書きたいと思います。
今回はガジェット紹介やデジタル系の記事ではなく、ドラゴンボールとジョジョの奇妙な冒険について、ただつらつらと書きたいと思います、、、。
少年漫画の人気ジャンルに「バトルマンガ」と呼ばれるものがあります。
現在の少年漫画、とりわけバトルマンガの基礎(基本)を作ったのは、「ドラゴンボール」と「ジョジョの奇妙な冒険」に他なりません!(と僕が勝手に思っているだけです)
(もちろん他のマンガも面白いし、ディスってませんよ!)
ドラゴンボール、ジョジョの奇妙な冒険、この2大漫画は漫画界の歴史的作品だと(僕は勝手に)思います!
この2作品が漫画界、特にバトル漫画に与えた影響は計り知れないです!
ドラゴンボールの影響は肉弾戦とパワーアップにあり
純粋な肉弾戦による戦いでは、ドラゴンボールの影響を受けている漫画がたくさんあります。
例えば、パワーアップといえば、怒りと共に強くなり、オーラのようなものを身体にまとう、、、そう、スーパーサイヤ人です!
この、「オーラのようなものを身体にまとう」という描写をしているバトル漫画はかなり多いです!
例えば、ハンターハンター、リボーンなどでもこの表現はよく使われていましたし、なんと、ジョジョでも使われています!
他にも探せばたくさんあると思います!
かめはめ波のような、飛び技をスーパー戦士が使うというのも多くあります。
ナルトやブリーチにもそういう表現はたくさんありますよね。
幽遊白書も大好きですが、やはりドラゴンボール的な表現はたくさんありました。
こういった表現はドラゴンボールより以前には(僕が思い出す限り)なかったのではないでしょうか?
ジョジョの与えた影響は特殊能力の頭脳戦にあり
一方、肉弾戦ではなく、「特殊能力による頭脳戦」というのをバトルマンガに持ち込んだのは、ジョジョの奇妙な冒険、特にスタンドが登場する第3部以降に他なりません!
ジョジョのスタンドバトルは本当に画期的でした!
特殊能力を扱うというだけでなく、それを使った、読者が思いもよらない頭脳戦。
読んでいて、本当にアイディアが尽きないのかと感心しました!
超能力のような特殊能力で戦う漫画は過去にもたくさんあったと思いますが、それは単純に超能力を武器のようにして戦うものばかりで、スタンドバトルのように「トリッキーな頭脳戦」を描いたものはジョジョが初めてなのではないでしょうか!?
例えば、HUNTER×HUNTERの「念能力」による戦いは、やはりジョジョのスタンドバトルを思い出させます。
先ほど例であげた、ナルトやブリーチも肉弾戦バトルでありながらも、特殊な忍術や斬魄刀を用いた頭脳戦もあります!
これもドラゴンボールと同様、ジョジョの奇妙な冒険より以前にはなかったバトルだと思います!
「ドラゴンボール・ジョジョ」の“前”と“後”
勘違いしていただきたくないのは、ドラゴンボールやジョジョに影響を受けた漫画を批判してるわけでもなく、まねをしていると言ってるわけではありません。
ドラゴンボールやジョジョが作った流れが、「後のバトル漫画界を変えてしまった」ということです。
そして僕が勝手に「偉大な漫画」といってるだけですw
それならドラゴンボールの元ネタは「西遊記」だし、ジョジョは「吸血鬼ホラー映画」だろと言われるかもしれません。
しかし、これはそういうことではなく、ドラゴンボールとジョジョがその後の少年漫画界に与えた影響のことなのです。
「ドラゴンボール、ジョジョ 前」と、「ドラゴンボール、ジョジョ 後」というのは明らかに存在します!
それは別に悪いことではなく、漫画界に限ったことではありません。
例えば、お笑い界では、「ダウンタウン」があまりにもこれまでの漫才(お笑い)から逸脱した面白さがあったため、ダウンタウン前と後のお笑い芸人は明らかに違います!
古い話で申し訳ないですが、邦楽界、特にJ-ロック界では、BOØWYがあまりにもすごすぎて、後のアーティストはその影響を強く受けました!
X Japanもビジュアル系というジャンルを作り出したほどです。
ゲーム業界なら、ドラゴンクエスト(特にⅡ)の影響は計り知れないです!!
それまでの日本のゲーム界を一瞬でRPG一色に染めてしまいました。
ドラゴンボールとジョジョの奇妙な冒険はそれと同じなのです!
どんな業界でも、それが出た前と後で、ムーブメントが一気に変わってしまうことがあります!
で、結局何がいいたいのか?
長々、つらつらと書きましたが、何が言いたいのかといいますと、
「ドラゴンボール」最高!!
「ジョジョの奇妙な冒険」最高!!
ただ、ただそれだけでした!!
以上!