2017年 有料動画サービスのアンケート結果!
ICT総研は、有料動画配信サービスの利用動向に関する調査結果を発表しました!
Webアンケート調査で、回答数は4405人とのことです。
昨今の有料動画配信と言えば、Netflix、Amazonプライム・ビデオ、Huluなどさまざまなものがありますが、実際にそのシェアなどはどうなっているのでしょうか?
いったいどこがトップシェアなのでしょうか!?
気になりますね!!
定額性サービスとペイパービュー(PPV)サービスの動向
かつては1本あたり数百円程度で視聴できるペイパービュー(PPV)方式が中心だったが、月額1,000円以下で大量の動画を見放題で提供する「定額見放題」サービスの利用者も急増している。
引用:ICT総研
とのことです。
確かにグラフを見ると、2015年ではPPVが3分の1程度だったのが、2017年では5分の1以下にまで減っていますね。
アマゾンプライムビデオや(Amazon Primeビデオ)、Hulu、Netflixなどが躍進してきたので、それが調査結果にも出ています。
無料動画サービスと有料動画サービスの利用状況
無料動画と有料動画の利用割合はどうなのでしょうか?
動画配信・無料サービスのみを利用するユーザーは67%であった。また、定額制サービスを利用するユーザーは13%で、ペーパービューサービスを利用するユーザーは2%である。動画サービスを全く利用しない人も18%いる。
引用:ICT総研
とのことです。
この調査結果では触れられてませんが、無料サービスというのはおそらくYouTubeでしょうね。
「現在、無料動画サービスしか利用していない人が有料サービスに移行する可能性もあり、有料動画サービスの潜在市場は大きいものと想定される。」
とも考察されていますが、YouTubeを見てる人の多くは、ヒカキンさんなどの“ユーチューバー”の配信する動画を見ている人が多いと思いますので、この考察があてはまるかどうかは少し疑問です。
この無料サービスが、いわゆる海外サイトなどに違法アップロードされた動画を見ている人たちであるなら、確かに潜在市場は大きいと思います。
定額性サービスの各サービスの利用率(シェア、ランキング)
さて、定額動画配信サービスの各社利用率、すなわち実質的なランキングです!
どこがトップなのでしょうか?見てみましょう!
Amazonプライムビデオが68%で圧倒的な1位ですね!!
予想としては1位だとは思っていましたが、正直ここまで差をつけるとは思っていませんでした!
みなさんの予想と比べてどうでしたでしょうか?
ただ、プライムビデオの場合、あくまでアマゾンプライム会員特典の一つということで、コストパフォーマンスが圧倒的に高いので、他のサービスと必ずしも同等な条件ではないというのはありますね。
でも、それを差し引いたとしても、68%というのはすごいです!
そして2位 Hulu、3位 dTV、4位 Netflix、5位GYAO! と続きます。
これは僕としては全くの予想外でした!
2位はてっきりNetflixだと思っていたし、HuluはdTVの次くらいだと思っていたので、、、。
Huluすごいですね!驚きです!
やはり日本テレビが買収したことによって、日本人向けの動画が多いのが効いてるんでしょうか。
日本のドラマも充実してますしね。
Netflixはアメリカでは圧倒的なシェアを持っていると聞きますが、日本ではそうはいかなかったようです。
確かに、僕自身はNetflixも見ていますが、画質と音質がいいからというマニア視点で選んでいます。
単純にアニメだけの充実度でしたら、dアニメストアの方が多いですし、映画もプライムビデオと作品が重なるので、わざわざNetflixを選ぶ必要もないですからね。
そういえばdアニメストアがランキングに入ってませんが、これは最初から選択肢になかったのか、ランキング外だったのかどっちなのでしょうか?
ランキング外ってことはないと思いますので、おそらく選択肢になかったのかなと思います。
来年はぜひ、dアニメストアも調査対象に入れて欲しいです!!
初回31日間無料お試し 月額400円でアニメ見放題
定額性サービスの満足度
定額性動画サービスの利用者に対して、4段階で満足度を確認した結果です。
Rakuten TV(楽天)とDMM見放題chライトがともに82.8%で1位でした。
利用率1位だったAmazonnプライムビデオは、75.7%と満足度では最下位でした。
ただこの満足度というのは難しいところで、利用者が増えれば増えるほど(母数が増えるほど)不満に思う人も増えていくわけで、プライムビデオは利用率が68%と高いからこそ、満足度が低くなっているのかなとも考えられます。
それでも75.7%は満足してるっていうのは多いんじゃないでしょうか。
僕は、Amazonプライビデオは、コスパ的に見ても大満足ですけどね!
パソコン、スマホ、テレビなどのデバイスごとの利用率
無料・有料動画配信サービスを、パソコン、タブレット端末、スマートフォン、テレビのどれで視聴しているかを調査した結果です。
パソコンが67%で1位ですが、スマートフォンが61%と僅差で2位になっています!
スマホは昨年の54%から61%に7ポイントのアップということなので、動画サービスの利用端末がパソコンからスマホへと移行しつつあると考察されています!
ただ僕の勝手なイメージでは、YouTubeはスマートフォン、映画やアニメなどの有料配信はテレビのような気もします。
この調査は、無料と有料を分けてはいないので、上記の表2では無料サービス(おそらくYouTube)の利用者が66.7%なので、この視聴端末の結果もこれに引っ張られて、スマートフォンが高くなっている可能性もあります。
有料動画配信のみに絞れば、もう少しテレビの割合も大きくなるのかなとも予想します(まあ、根拠のデータはありませんが)。
どちらにしても言えることは、パソコンの視聴は減ってきているということでしょう。
やはり個人一人に1台持つようになり、パソコン並みに高性能化したモバイル端末は強いですね。
2017年 有料動画配信サービス利用動向に関する調査 まとめ
ICT総研が有料動画配信サービスの利用動向調査の結果を発表しました。(Webアンケート調査で、回答数は4405人)
年々、動画コンテンツごとに課金するペイパービュー(PPV)よりも、Amazonプライム・ビデオやNetflixなどの定額制の動画配信サービスが増えてきています!
無料サービス(おそらくYouTubeが中心)の利用者も66.6%であり、有料動画サービスに移行する可能性もあるため、潜在的な市場は大きいと考察されています。
しかし、僕としてはYouTubeの動画(ユーチューバーなど)と有料動画配信(映画やアニメ)は、コンテンツ内容が異なるので、必ずしもこの考察が当てはまるかどうかは疑問です。
定額制サービスの各社利用率は、
1位:Amazonnプライムビデオ(68%)
2位:Hulu(25%)
3位:dTV(16%)
4位:Netflix(14%)
5位GYAO!(13%)
でした!
プライムビデオの1位は予想できたものの、68%という圧倒的なシェアは予想外でした!
また、個人的には世界1位のNetflixが4位というのも驚きでした!
満足度はRakuten TV(楽天)とDMM見放題chライトが82.8%と両者1位で、プライムビデオが75.7%で最下位でしたが、75.7%でも利用者数(シェア)が高い割には良いと思いました。
無料・有料動画を視聴している端末ですが、パソコン:67%、スマホ61%、タブレット26%、テレビ13%という結果で、スマホは前年54%からアップしており、動画視聴はパソコンからスマホへ移行していると考えられます。
ただ、無料(YouTube)と有料(映画、アニメなど)で分ければ、有料ではもう少しテレビでの視聴も多くなったのではないかと個人的には思いました。
今回の調査ですが、とにかく、
Amazonnプライムビデオの圧倒的シェア
と
Netflixが思ったほど日本では視聴されていない
ことに驚きました!!
ちなみに僕が契約しているのは、Amazonnプライムビデオ、Netflix、Hulu、dアニメストアです!
人気の配信サービスは押さえてますね!っていうか、コンテンツがかなり被るので、こんなに契約する必要ないんですけどね、、、。
みなさんの予想はどうでしたでしょうか!?
初回31日間無料お試し 月額400円でアニメ見放題