ソニー 新型有機ELブラビア発表!
SONYは、テレビのハイエンドモデルである新型の4K有機EL(OLED)テレビ「BRAVIA(ブラビア)A8Fシリーズ」を発表しました!
6月9日から発売し、画面サイズは65型のKJ-65A8Fと55型のKJ-55A8Fとなります。
価格はオープンですが、65インチが55万円前後、55インチが35万円前後の予想価格です!
有機ELテレビはJEITAの調査でもシェアが伸びてきており、今回の価格を見ても2~3年前の液晶4Kテレビ並みになっています!
現行モデルの有機ELテレビを店頭で見たことがありますが、圧倒的な綺麗さで、3年前に奮発して買ったソニーの65型4Kブラビアがかすんでしまい、悲しくなりました、、、。
今回発表された新型4K有機ELブラビアはどのようなものなのでしょうか!?
BRABIA A8Fのスペック
A8Fのスペック表を公式サイトから引用しました。
BRAVIA A8Fの特徴
有機ELと4K高画質プロセッサーによる圧倒的高画質!
有機ELテレビは店頭などで実際に見て頂くと一目瞭然でわかるのですが、圧倒的な黒の表現と、コントラストの素晴らしさが液晶の比ではないです!
ブラビアA8Fは、ソニーが開発した4K高画質プロセッサー「X1 Extreme(エックスワンエクストリーム)」を搭載しており、4K有機ELの性能を最大限に引き出すので更に綺麗な映像となります!
もちろんHDR(ハイダイナミックレンジ)にも対応しており、HDR10、HLGの規格はもちろん、発売後にDolby Visionにも対応予定で、現在考えられるすべての規格に対応します!
店頭で液晶テレビと有機ELテレビを見比べれば、本当に一目瞭然で、有機ELテレビの圧倒的な綺麗さがわかるので、ぜひ一度見てください!
[豆知識] 有機ELとは?
液晶テレビは、色が変化する液晶そのものは発光しないので、画面の後ろあるいは端からLEDによるバックライトを常に照らす必要があります。
その為、夜のシーンなどの黒の表現が弱点でした(黒でもバックライトが常に点いているため)。
しかし有機ELテレビは、画素一つ一つが発光するためバックライトを必要としません。逆に言うと、黒のように光らせる必要のないところは発光させなければよいのです。
従って、黒の表現は真の黒に近くなり、液晶と比べて明暗のコントラストが高く、美しい映像になるのです!
[豆知識] HDR(ハイダイナミックレンジ)とは?
従来の明暗差(ダイナミックレンジ)であるSDR(スタンダードダイナミックレンジ)に比べて、より広い明暗差を表現できる技術。
HDRの方式には現状3種類あります。
- HDR10:基本的なHDR方式で、次世代ブルーレイであるUltra HD Blu-ray(UHD BD)に採用されている方式です。「HDR対応」と表記のあるテレビやプレイヤー、配信サービスはこのHDR10に対応していると考えていいです。
- Dolby Vision:明暗差の諧調をHDR10の4倍のち密さで表現できる方式。まだ普及しおらず、LGエレクトロニクスとソニーの一部モデルのみが対応している状態。
- HLG:放送用に策定されたHDR方式。NHKと英BBCが作りました。「スカパー!4K」のHDR放送に採用されており、今後、BSの4K/8K放送に採用される予定です。
画面から音がなることによる没入感!
A8Fシリーズでは、テレビの画面自体を振動させて音を鳴らす「アコースティック サーフェイス」を搭載しています!
本体の背面に薄型のサブウーファーを2基搭載して重低音を強化、更に左右のアクチュエーターが映像に合わせた音を作ります。
通常テレビは画面の両端にスピーカーがあります。また、5.1chなどのサラウンドシステムを使った場合もセリフなどは画面下に設置したセンタースピーカーから聞こえることになります。
しかし画面そのものから音が出ることで、映像と音が自然に融合し、よりリアルで高い没入感の映像体験を可能にします!
またソニーのサラウンド技術である「S-Force Surround」や圧縮音源を高音質化する「DSEE」も搭載しています!
Googleアシスタントによる音声操作
「Googleアシスタント built-in」に2018年内に対応予定で、スマートスピーカーであるGoogle Home相当の機能が使えるようになります!
「テレビで○○の動画を再生して」や、「テレビの音量を上げて」などの音量操作が可能です!
スマートスピーカー同等機能なので、気になった人物の出身や年齢、自分のスケジュールの確認なども聞くことができるのです!
更に驚くことに、「Works with Amazon Alexa」に2018年内から対応予定で、Amazon EchoなどのAlexa対応スマートスピーカーとの連携も可能になるのです!
対立しているGoogleとAmazonの両方のアシスタントが使えるようになるなんて、ブラビアは恐ろしいですね!
Android TV機能を搭載!
OSに、GoogleのAndroidTVを使っているので、さまざまなアプリを動かすことができます!
また、出荷時は、バージョン7.0ですが、2018年内にはAndroid8.0(Oreo)にバージョンアップが予定されており、さらに使い勝手がよくなることか期待されます!
また、リモコンにはNetflixやHulu、U-NEXT、Abema TV、YouTubeの各映像配信サービスの専用ボタンが追加されており、ワンタッチで各映像配信サービスのアプリを立ち上げることができる。
ただ、デザイン的にはどうかなとは思いますね。
これまでのNetflixだけのときはよかったですが、これだけ専用ボタンが増えると、リモコンも長くなるし、デザイン的にもイマイチですね、、、。
奥行255mmのスリムデザインで、テーブルトップや壁掛けもできる!
2017年のブラビアA1モデルでは、床置きを前提としたスタイルでしたが、今回のA8Fではスタンダードなテーブルトップスタンドに戻ったため、AVラックの上に安定して設置することができます!
また、スタンドを取り外すことで、壁掛けしやすくなっています!
ソニー、Google Home、Alexa対応 新型4K/HDR有機ELテレビ「BRAVIA(ブラビア)A8F」発表! まとめ
ソニーから新型4K有機ELテレビ「BRAVIA A8Fシリーズ」が発表されました!
65インチが予想価格55万円前後、55型が35万円前後と、これまでの有機ELに比べると、かなり価格が下がってきた印象です!
旧モデルの有機ELよりも更に画質をアップさせ、なんと画面自体からサウンドを鳴らすという「アコースティック サーフェイス」を搭載し、より没入感の高い体験を得ることができます!
そもそも、有機EL自体が、液晶と比べて圧倒的に黒の表現やコントラストがすばらしくよいです!
これはぜひ店頭で実際に見ていただきたいと思います!
A8Sは、音声認識が強化され、なんとGoogleアシスタントにより、Google Home相当の機能をもつのです!
さらに2018年中には、AmazonのAlexaとの連携も可能となり、まさに無敵状態のテレビとなります!
画質も音質も、音声認識機能も大幅にスペックアップしてきた、新型4K有機ELブラビア A8S!!
いかがでしょうか!?
3年前に購入したソニーの65型4K液晶が、あっという間に追い抜かれてしまったこの絶望感、、、、。
お金があるなら、即買い替えたいです!!