ドコモ

【もう6G!?】5Gの次へ!ドコモが早くも6Gのコンセプトを発表

6G!! 早くも5Gより先の未来
次の競争は既に始まっている!?

 

今年(2020年)から、いよいよ日本でもサービスが始まるのが、

次世代通信規格“5G”です!!

 

現行の4G(LTE)と比べて遙かに高速・低遅延な通信がウリの5Gですが、

早くもその5Gの次の世代となる6Gの話が出てきました。

 

「ちょっと気が早すぎるんじゃないの?」という方も多いと思いますが、

実はドコモが5Gのコンセプトを提唱したのが10年前なのです!

 

なので、このタイミングで6Gのコンセプトをドコモが発表するのは自然なんですね。

 

今回は、そんな6Gについて、ドコモの報道発表を基に考察してみたいと思います。

 

SORA
SORA

オイオイ 5Gも日本でまだ始まってもないのに

6Gってどういうことよ?ドコモさん💧

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ドコモが示す6Gのイメージ

 

これまでも、ドコモでは携帯電話通信に関する技術開発を進めてきましたが、そんなドコモの考える6Gとは一体どのようなイメージなのでしょうか?

 

ここからは、発表された内容に基づき、順を追ってご紹介していきたいと思います。

 

※ ここでご紹介する6Gのイメージは、特筆なき場合はドコモの発表を基にしたものであり、あくまで同社が想定しているものです。

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1. 圧倒的な「超高速・大容量通信」

 

現在利用されている4Gの通信速度は、ドコモの場合で下り最大1,576Mbpsですが、実際の利用環境ではもう少し遅い速度となります。

 

これが5Gになると、理論上は最大で20Gbpsと、並みの固定回線よりもずっと速い通信速度を実現可能です。

 

このように5Gの段階でも十分過ぎるほど速いと言えますが、

6Gではこれを100Gbpsまで高速化し、大容量のデータをより速くやり取りできるようにするというのがドコモの描くビジョンです!

 

SORA
SORA
ひゃ、100ギガバイトだとぉおーー!?

 

恐らく、読者の皆さんの中には、

こんなに速くする必要があるの?」と考える方もいらっしゃると思います。

 

しかし、今後IoT機器の普及でネットに繋がるデバイスが増加すると、5Gの通信速度・容量でも処理が追いつかなくなる場面が訪れるでしょう。

また、PCなど固定回線への接続を前提としていた機器も、モバイル回線への常時接続にシフトしていく可能性は十分あり得るので、通信速度の向上は戦略として間違っていません。

 

ただし、ドコモのビジョンでは5Gを6Gで完全に置き換えるのではなく、5Gをさらに改良したものと6Gを併用していくことを前提にしているようです。

 

そして、超高速・大容量通信が実現することで、

五感を再現するようなVR/AR体験が可能になるといいます!

 

これはもう、現実と変わらないVRワールドも実現できるかもですね!

ワクワクが止まりません!!

 

SORA
SORA

SAOの世界が現実になる日も近い!

老後はVRの世界で過ごすぜ!

SAO : ソードアート・オンライン

川原礫によるライトノベルを原作としたアニメ及び関連作。

すべての五感を体験できる仮想世界のオンラインゲームを舞台とした物語。

このゲームの中では、感覚や匂い、味までもが感じられる。

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2. やまびこが即返ってくるような「超低遅延」

 

山の中で「ヤッホー」と叫ぶとやまびこになって返ってきますが、最初に声を出してからそれが返ってくるまでには、ある程度の時間差があります。

 

インターネットの通信も同じで、ある指示を出してからそれに対する返事が返ってくるまでには、どうしても時間差が出てしまうのです。

 

時間差があると、例えば機械の遠隔操作をする時、ボタンを押したタイミングですぐに機械が動いてくれないことになり、作業によっては重大な問題を引き起こすことにもなりかねません。

分かりやすい例ですと、現在でも、ストリートファイターのような通信対戦の格闘ゲームでは、コントローラーのボタンを押してから、キャラが動くまでのタイムラグが命取りになります!

だからゲーマーは、より速いネット回線、高性能なルーターを求めるのです、、、!

5Gではこの辺りの改善の為に通信の低遅延化を1つの目標としていましたが、6Gではそれをさらに短縮する事を目標としており、それ自体は目標として至極妥当と言えるでしょう。

 

6Gが普及する頃には、自宅でリラックスしながら遠方の工事現場の重機を操作するような仕事のスタイルが、世界中で当たり前になっているかもしれません。

 

もっとも、その頃にはAIの発達で、遠隔操作の大半は人間の操作を必要としていないかもしれませんが……。

 

SORA
SORA

遅延が完全になくなれば、

田舎でも都会のスーパードクターの手術

遠隔操作で受けられるようになるかも!

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3. いつでもどこでも通信できる〜
「超カバレッジ拡張」

 

現行の4Gや今後展開される5Gでは、残念ながら地球上の全てのエリアをカバーできる訳ではありません。

 

そこで6Gでは、こうした課題を技術の向上や新たな周波数帯の電波を使う事でカバーし、人間が出掛けるあらゆる場所で高速なインターネットが利用可能となる事が考えられています。

 

これが実現すれば、飛行中の航空機や大海原を行く船舶など、現在はネットの利用が難しい環境でも特に意識することなく通信ができるようになるでしょう!

 

一方で、通信エリアが空と海に拡がると、どこまでをそのキャリアのエリアと見なすか(もっと簡単に言うと「どこを国境線と見なすか」)を、よりしっかりとルール決めする必要が出てきます。

 

この辺りは政治の仕事ですが、だからこそ日本が不利になることがないよう、今からきちんと対策を考えておく事が大切です。

 

SORA
SORA

地球すべてが圏内になるってすごい!

行方不明者や遭難者も減るかも。

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4. 医療や工業分野でも安心して使える〜
「超高信頼通信」

 

6Gがどれほど高速・低遅延なシステムであっても、簡単に盗聴されるようなお粗末なものでは意味がありません。

 

また、通信エラーが多発するような事があれば、医療など高い信頼性が要求される分野で使う事は出来ません。

 

そこで6Gでは、こうした通信の信頼性をきちんと担保する事が大前提です。

 

これが実現できれば、今よりさらに多くの仕事が自分の好きな場所で行えるようになります。

 

例えば、A病院の先生が、A病院に居ながらB病院やC病院の患者さんも診るという事も可能となるのです。

 

もちろん、6Gさえあればそれが出来るという訳ではありませんから、実際には通信以外の技術開発も重要になります。

 

とはいえ、6Gをきっかけとして、生活のあらゆる部分が現在とは少し違った形になっていく事は、ほぼ確実といえるでしょう。

 

SORA
SORA

重要な通信になればなるほど、

セキュリティや信頼性は重要!

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5. 充電いらずのデバイスも実現!?〜
「超低消費電力・低コスト化」

 

携帯電話に限らず、無線通信をする機器は通信をする時に非常に多くの電力を消費します

 

6Gでも通信時の消費電力をより小さくできるよう技術開発を進める事は、5G同様の大きな課題です。

 

また、無線を使った充電技術が発達することで、バッテリーの残量を意識せずに済むデバイスの登場も期待されています。

 

この無線充電については、実は私達の身近な場所で既に実現されているのですが、皆さんご存じでしょうか?

 

実は、電子マネーやクレジットカード等に搭載されているICチップは、決済の時にタッチする端末から無線で給電を受け、内部のICチップを起動させているのです!

(※ スマートフォンなどに搭載されているICチップは、バッテリーからの給電を受けています)

 

そう考えると、無線給電というのは、決して夢の技術ではない事がおわかり頂けるでしょう。

 

ただし、消費電力が微量なICカードの場合と違い、携帯電話などのデバイスは必要な充電量が多くなりがちです。

 

このような機器に電波を使って安全かつ低コストに給電する規格の策定や、給電に必要な電気代を誰が負担するのかといった部分は、今後の検討課題と言えるでしょう。

 

SORA
SORA

無線給電!

それが現実化したら、バッテリーのないスマホも登場するかも!?

めちゃくちゃ薄くて軽いのができるよね!

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6.渋滞知らずの快適さ〜
「超多接続&センシング」

 

IoTという言葉が流行りだして久しいですが、このようにあらゆる機器がネットへ接続できるようになるとこれまで以上にネット上が混雑することになります。

 

特に今後は自動運転車のように大量の通信を必要とする機器も増えるでしょうから、通信規格の側がそれを前提にしておくことは大切です。

 

実際、6Gの想定としてもこうした超多接続が当たり前となっており、今回のドコモの発表では、1平方メートルあたり1,000万のデバイスが接続しても問題ない通信環境とすることが取り上げられています!

 

ただ、これはあくまで2020年時点で想定される未来を前提に考えられているため、実際にはこの性能でも通信容量が逼迫するのではないかというのが個人的な予測です。

 

4Gが登場した際も、「3Gより通信速度も速いし、これなら安心だ」と思っていた所にスマートフォンが登場し、通信量が想定外の増え方をした事は記憶に新しいところ。

 

ましてや6Gの場合は通信可能なエリアも増える為、尚更です。

 

この辺りの対処方法も、今後必要になってくるでしょう。

 

SORA
SORA

1平方メートルあたり 1,000万デバイス!?

想像つかんわ!!

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【まとめ】5Gの先の未来へ!!
6Gのコンセプトをドコモが発表!!

 

今回は5Gの次の世代である、6G通信について、ドコモが描く5Gの次の時代のビジョンをご紹介しました。

 

日本ではまだ5Gすら始まっていない段階ですが、実は諸外国では既に6Gの研究開発が少しずつ進んでいます

 

5Gでは覇権を握れなかった日本としては、6Gで少しでも存在感を示したいというのも正直な所。

6Gでは、ぜひ日本がトップを取ってほしいものです。

 

5Gの示す世界も未来だと感じましたが、6Gは更にすごい世界になりそうですね!

ほんとにテクノロジーはすごいです!

 

SORA
SORA

テクノロジーの進歩はすごい!

AIやロボットが働いてくれて、

人間は働かなくても生活できる世界にならんかねぇ~

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