CUBE社からAlldocube Xの新たな追加情報をいただきました!
ベンチマークテストの結果と、有機ELディスプレイのメリットについてです!
Alldocube Xは“Widevine L1”には非対応であるとの情報を得ました!
つまり、NetflixやAmazonビデオなどの動画をHD以上の解像度で再生できないということです。
詳細は本文に記載しました。
有機ELの高解像度タブレットが2~3万円!?
先日CUBE社から、有名なクラウドファンディングサイトの“INDIEGOGO”で、格安・激安ながら有機EL・超高画質・激安10.5インチタブレットの「Alldocube X」(オールドキューブX)が完成・出荷されるとの情報をいただきました!(10月ごろ出荷予定)
今回紹介する10.5インチタブレット「Alldocube X」(オールドキューブ X)は、次のような超激安、超高コストパフォーマンスタブレットです!
- Galaxy Tab S4と解像度が同じ有機EL(Super AMOLED、2,560×1,600ピクセル)を搭載、HDRにも対応
- 独立系D/Aコンバーター(旭化成エレクトロニクス)による高音質再生
- 4K動画の再生と録画
- 通常価格269ドル(約3万円)、数量限定で219ドル(約2万4000円)の高コストパフォーマンス
クラウドファンディングとは、実現したい商品や企画、イベントなどをインターネットを通じて公開し、それに賛同する人々や組織から出資してもらって資金とする方法。
INDIEGOGOなどが有名で、例えば今回なら、「こんなすごいタブレットを開発したい。」とサイトでアピールして、実現可能な資金などを公開します。
それを欲しいと思った人たちが、少しずつ出資して目標金額に到達したとき、その商品が初めて生産されて、出資者たちに出荷して届けられます。
ちなみにAlldocube Xは、出資を募ってすぐに目標金額の30,000ドルを大きく超えました!
ですので、[ 出資=商品を入手 ] ということになります!
Alldocube Xが有機EL・超高画質で激安な理由!
モノには適正価格があり、サムスンのGalaxy Tab S4と同じ、高画質の有機ELディスプレイ(Super AMOLED)を搭載すれば、当然価格は高くなります。
では、なぜAlldocube Xは高画質の有機ELで低価格なのでしょうか?
それは、Alldocube Xの開発コンセプトが、動画再生・画像閲覧・音楽・電子書籍のプレイヤー・ビューワーとしての
「コンテンツの視聴に特化したタブレット」
だからです!
“タブレットを何に使うか”というと、多くの人はネット閲覧、動画や音楽のプレイヤーやビューワーなど「コンテンツの消費」だと思います!
動画や写真は10インチクラスの大きくて美しいディスプレイで見たいですが、高画質の大型ディスプレイを搭載したタブレットは、CPU(SoC)などの基本スペックも高く、当然値段も高くなります。
しかし、実際にはコンテンツの視聴にハイエンドモデル並みの高スペックは必要ありません!
しかし、現状として高画質タブレットはハイスペックCPUを搭載して、高額なものとなっています。
例えば、高画質液晶(2,224 x 1,668ピクセル、264ppi)のiPad Pro 10.5は69,800円(税込:75,384円)とかなり高額になります!
液晶よりも美しい有機ELディスプレイ(Super AMOLED、2,560×1,600ピクセル、288ppi)を搭載した、サムスンのGalaxy Tab S4は649.99ドル(約72,000円)とこれまた高い価格です!
ところが、今回紹介する10.5インチタブレット「Alldocube X」(オールドキューブ X)は、ディスプレイや音質にコストをかけて、SoCをミドルクラスにすることで、高画質で低価格なタブレットを実現しました!
僕は、このアイディアは本当に素晴らしいと思います!
これまで、高画質・高音質のコンテンツを見たいだけなのに、無駄にハイスペックなタブレットを購入しなければならないというのは、納得できなかったです。
有機ELディスプレイ(Super-AMOLED)のメリット
すでに記載してるように、Alldocube Xは低価格ながら、高画質な有機ELディスプレイを搭載しています!
しかも、サムスンのGalaxy Tab S4に搭載されているものと同じ、高解像度・高画質のSuper-AMOLEDです!
開発会社のCUBE社からの情報では、Super-AMOLEDには次の多くの利点があります!
- ディスプレイとタッチが同じ層にあるため、デバイスをより薄くできる。
- コントラストが高く、ガラス板と実際のスクリーンの間の隙間がないため、より鮮明で鮮明な表示が得られる。
- Super-AMOLEDスクリーンは、旧型のスクリーン技術ほどの熱を発生しないため、少ない消費電力で表示できる。
これは、画素自身が実際に発光/消灯するため、黒を表示するのに発光しない(電力を消費しない)からである。
Alldocube Xのスペックと比較
Alldocube Xのスペックと高画質タブレットの代表である、iPad Pro、Galaxy Tab S4、ファーウェイ MediaPad M5の比較を載せました。
比較したタブレットはハイスペックのSoC(CPU&GPU)を搭載しているのに対して、Allcube Xは、MediaTek MT8176という標準的なミドルクラスのもを搭載しています。
カメラはメイン、フロントともに800万画素と特筆するところではありません。
しかし、メモリは4GB、ストレージは64GBと他のタブレットと同じで十分な容量を搭載し、指紋認証もしっかり装備しています!
そして、ディスプレイは高解像度の有機EL(Super AMOLED、2,560×1,600、288ppi)でHDR(ハイダイナミックレンジ)にも対応、音質の要であるDACは旭化成エレクトロニクスのAK4376Aという、384kHz 32bitのPCMデータも扱える高音質仕様、スピーカーもステレオと、コストをかけるところにガッチリかけています!
この開発コンセプトにより、高画質・高音質タブレットとして、2万円~3万円で手に入るなんて、これはもうワクワクせざるを得ないでしょう!!
ベンチマークテスト結果
CUBE社からAlldocube Xのベンチマークテストの結果について連絡がありました!
Alldocube Xと同じSoC(Mediatek MT8176)を搭載しているXiaomi Mi Pad3と比較しました。
ベンチマークテストの種類 | Alldocube X | Xiaomi Mi Pad3 |
Antutu | 103865 | 76273 |
Geekbench(シングル) | 1636 | 1604 |
Geekbench(マルチ) | 3941 | 3460 |
※Xiaomi Mi Padベンチマークテストのソース(https://bit.ly/2PlFgkw)
同じチップを搭載しているXiaomi Mi Pad3と比較して、Alldocube Xは高いベンチマークスコアを出しました!
しかも、Xiaomi Mi Pad3よりも価格は安いです!
この結果からもAlldocube Xがいかにコストパフォーマンスの高いタブレットかがわかります!
Alldocube Xに搭載のSoC Mediatek MT8176は、Widevine L1に非対応という発表がありました。(発表内容はこちら:https://bit.ly/2Ofwrbx)
Widevineとは、Googleが開発したストリーミング動画のDRM(いわゆるコピーガード)方式です。NetflixやAmazonビデオのHD以上の解像度はWidevine L1(レベル1)のDRMで配信されています。
しかし、Mediatek MT8176はWidevine L1に対応していません!
つまり、せっかくの高精細、高画質ディスプレイを搭載しながら、NetflixやAmazonビデオのHD動画(HD、4K、HDR)を楽しめないのです、、、、。
これに対してCUBE社の発表では、Windevine L1に対応するには4カ月かそれ以上必要なため、今回は対応を見送ったとのことです。
その代わりに出資者には、特別にデザインされたカバーケースを無料でプレゼントするとしています。
これは非常に残念ですね。
もちろんYouTubeのHDや4K動画はDRMがないので視聴できますが、NetflixとAmazonビデオは需要も多いと思うので残念です。(どうやら調べてみると、HuluやdTVもWidevineのようですね、、、)
僕としては4ヵ月かけてでも対応した方がいいんじゃないのかなーとは思いますが、期間よりも対応するためのコストが合わないのかもしれません。
Alldocube Xの出資(購入)を検討している方は、Widevine L1非対応であることを知っておいてください!!
(情報をご提供いただいた、通りすがり様、ありがとうございます!)
【まとめ】超高画質 有機EL 激安タブレット「Alldocube X」!!
有名なクラウドファンディングサイトの“INDIEGOGO”で、有機EL・超高画質・激安10.5インチタブレットの「Alldocube X」(オールドキューブX)が完成・出荷されることが決定しました!
タブレットの主な使い方は、動画再生、画像閲覧、音楽再生、電子書籍などコンテンツの視聴だという人も多いと思います。
実はコンテンツの再生に、ハイスペックなCPUは必要ないのですが、iPadやGalaxy Tabなど高画質タブレットはCPUもハイスペックとなり、どうしても価格が高くなります。
Alldocube Xは、ディスプレイや音質にコストをかけて、CPUをミドルクラスにすることで、高画質・高音質で低価格なタブレットを実現しました!
・Galaxy Tab S4と解像度が同じ有機EL(Super AMOLED、2,560×1,600ピクセル)を搭載、HDRにも対応
・独立系D/Aコンバーター(旭化成エレクトロニクス)による高音質再生
・4K動画の再生と録画
・通常価格269ドル(約3万円)、数量限定で219ドル(約2万4000円)の高コストパフォーマンス
クラウドファンディングサイト、INDIEGOGOで出資受付中です!
INDIEGOGOで、Alldocube Xの出資額(購入額)は次の通りです。
Alldocube X x1台:219ドル [269ドル(18%Off)]
Alldocube X x2台:419ドル [538ドル(22%Off)]
Alldocube X x5台:1029ドル [1345ドル(23%Off)]
※2018年10月出荷予定
INDIEGOGOのAlldocube X公式サイトは【こちら】をご覧ください!
英語のサイトですが、Google Chromeなどでページ全体を日本語にすれば問題なく読みことができます!
また、INDIEGOGOで出資(購入)するには登録が必要ですが、もちろん無料です!
超高画質の10.5インチ有機ELディスプレイを搭載した、格安、高コスパタブレット「Alldocube X」、かなり注目です!!
Alldocube X 公式動画↓
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ベンチマーク以前に、widevine L1非対応について発表があったはずなんですが、この件についてこちらではなぜ追加情報をいただきました!って掲載しないんですかねえ・・・・・・
通りすがり 様
コメントありがとうございます!^^
「追加情報をいただいた」というのは、実際にCUBE社の担当者から直接いただいた情報に関して述べています。
少なくとも私に届いた担当者からの情報には「widevine L1非対応」に関する内容はございませんでした(また、widevine L1という言葉も恥ずかしながら初耳でした)。
現在、CUBE社の担当者に問い合わせており、返答待ちの状態です。
ネットで調べたところ、Alldocube Xの搭載チップMT8176が、widevine L1非対応なので、おそらくは通りすがり様のおっしゃる通り、widevine L1には非対応だと思われます。
また、「発表があったはず」とのことですが、海外のサイトも調べましたが、公式に非対応としている記事を見つけることはできませんでした。
上記の通り、MT8176が非対応なので、非対応だろうという記事はありました。
もしお分かりでしたら、発表のあったURLを教えていただけないでしょうか。
結果としては、widevine L1に非対応で間違いないとは思いますが、やはり公式のソースがないと、記事中に書くことは難しいですので。
公式発表のURLか、私が問い合わせている担当者からの回答がありましたら、正式に記事を修正したいと思います。
ご理解のほど、よろしくお願い致します。
SORA
通りすがり 様
CUBE社から連絡がありました!
Indie GOGOのAlldocube Xページ(UPDATE)に8月23日付けで発表がありました。
https://www.indiegogo.com/projects/alldocube-x-tablet-for-high-quality-entertainment#/updates/all
結論としては、widevine L1非対応で出荷するとのことです。
記事に追記したいと思います。
情報のご提供ありがとうございました^^
SORA