レビュー 評判

【試聴できる!】AirPods Max『自腹購入レビュー』!! WH-1000XM4と比較!!

注目!!

ノイズキャンセリングの効果を試聴できます!!

バイノーラルマイクを耳に取り付け、その上からヘッドホンを装着して、オーディオスピーカーから聞こえる音を録音しました。

AirPods Maxのノイキャンはもちろん、
ソニー WH-1000XM4とも比較できるので、ぜひ聴いてみてください😄

AirPods Maxを購入レビュー!!
音質や使用感を徹底評価!!

 

発表時から話題になり、12月18日に発売された、アップルブランド初のヘッドホン

AirPods Max(エアーポッズマックス)!!

 

その価格が6万1,800円(税別)
(税込で6万7,980円!!)

という高額で、かなり話題になりました。

 

僕自身、購入をちゅうちょしている間に、アップルストアでの予約購入がなんと3カ月待ちという状態に、、、😅

しかし、なんとか手に入れることができたので、がっつりとレビューしました!

 

他のサイトやYouTubeで、Appleから提供を受けた先行レビューも多くみられますが、あまり厳しいことは言えません(仕方ないことです😅)

 

僕の場合は、自腹で購入したので、思ったことをがっつりとレビューしたいと思います!!

やはり気になる、ライバルモデル「ソニー WH-1000XM4」と、僕が現在一番音がいいと思っている「ゼンハイザー MOMENTUM Wireless3」とも比較しました!

 

SORA
SORA

高かったけど、やはり体験したいので購入した!!

すっげー楽しみ!!

アップル初のヘッドホン!!高性能「AirPods Max」をチェック!!

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👇 動画でもレビューしてるので、ぜひご覧ください!

 



開封・外観 レビュー

開封

それでは開封していきます!

外箱はこんな感じ。

やはりApple製品は、開けるときがワクワクしますね!

 

箱を包んでいるフィルムのピロピロっと開けやすくなってます。

 

さあ、フタを開けて、、、

 

ジャジャーーーーーン!!

おーー、神々しい!!

 

専用ケースのスマートケースに収納された状態ですね。



ケースは後の項目でじっくり見るので、先に他の付属品を見ていきましょう!

いつもの、取説っぽい紙が入ってます。

デザインド バイ アップル イン カリフォルニア」!!

 

取説は、簡単に書かれています。もちろん日本語!

 

そして、充電用ケーブル

ライトニングとUSB TypeCになっています。

 

充電端子がLightningというのが、ネットではかなり突っ込まれていたようですね。

まあ、最新iPhone12もライトニングだし、いいのかなぁと。

 

それに、AirPods Proなんかもそうですが、毎日使っていても充電って1週間に1回あるかないかなんですよね。

 

付属品としては、専用ケースと充電ケーブルのみ!

かなりシンプルですねー。

 

SORA
SORA

アップルの梱包は素晴らしい!!

高い割には付属品はめちゃ少ない

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外観(スマートケース)

それでは実機を見ていきましょう!

 

まず、専用ケースの「Smart Case (スマートケース)」です。

ケースから本体を出しておきます。

 

ケースの上に、さらに保護用の紙が巻かれています。

この紙をペリっと剥がしていきます。

 

これがスマートケースですね!

 

質感はものすごくいいです。

 

内側はスウェードのようになってますね。

 

重さを量ってみると131.2gでした。

 

このケースにイヤホン本体を収納すると、「超低電力モード」になります。

AirPods Maxは、内蔵センサーによって耳や頭から外したことを認識します。



頭から外すと、いわゆるスリープモードのような状態になります。

更に、スマートケースに収納するともっと消費電力の少ない「超低電力モード」になるようです。

 

ということは、「電源をオフ」にすることはできないということですね。

常に待機状態なのでサッと使える反面、放置しておくとバッテリーを消費するわけです。

スタンバイ時の消費電力がかなり少ないのであれば、この方式の方が便利ですね。

 

ただ、持ち運びを考えた場合、ケースで覆われるのはイヤーカップ部分のみ
それも隙間があるし💦

 

これだと傷が付きそうで、カバンやリュックに安心して入れておけないですね。

 

僕は通勤で使いたいので、何か他のケースや袋に入れていと思います😅

 

SORA
SORA

室内で使うことを前提にしてるのかなぁ。

全体を覆うケースがよかった!

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外観(本体)

さあ、AirPods Max 本体の外観です!!

ケースから取り出すと、イヤーパッド部に保護用のカバーが付いていました。

この素材はプラスチックではなく紙というところがエコで、アップルのこだわりですね。

 

そして本体をじっくり見ていきましょう!

デザインについてはネットでも賛否があるようですが、僕としてはアップルらしくシンプル&ミニマルなデザインでいいと思いました!

 

他の一般的な「よくあるヘッドホン」のデザインじゃないところがいいですね。

 

本体の重さを量ってみると386.2gでした。

カタログスペックでは384.8gなので、ほぼ仕様通りの重さですね。

 

ソニーと比べると、130gも違いがあるのですが、やはり材質が金属というのが効いてますね。

やはり手に持った感じは、ヘッドホンとしてはズッシリと重いです。

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イヤーカップの表側は、iPadの裏側のようなアルミニウムボディとなっています。

金属の質感が高級感バッチリです!

この質感がたまらない!!

 

イヤーパッドは皮や合皮ではなく、ファブリック素材となっており蒸れにくそうですね。

触り心地もかなりよく、非常に柔らかいです。

やはりこういったところのよさは、高額なイヤホンならではですね。

 

また、このイヤーパッドはマグネット式で簡単に取り外すことができます。

発売前の噂では、いろいろと着せ替えができるということでしたが、今後取り換え用のイヤーパッドが発売される可能性も高いですね。

 

操作はタッチセンサーではなく、Apple Watchのような「Digital Crown (デジタルクラウン)」で操作します。

デジタルクラウンの動きは非常になめらかで、安っぽさは一切ありません

 

ソニーなどはタッチセンサー式が多いですが、誤操作が多かったり、操作したときの感覚が分かりにくいので、僕は物理ボタンの方が好きですね。

 

デジタルクラウンを回せば音量の調節、押すことで再生/停止、曲送り/曲戻しができます。

 

また、個人的にかなりポイントが高いのが、音量調節の段階が無段階といえるほど、細かく調節できます。

Bluetoothヘッドホン/イヤホンの音量調節って、段階がかなりおおざっぱで、ちょうどいい音量に調節できなかったりしますよね。

AirPods Maxはそんなことがありません!

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ノイズキャンセルオンと外音取り込みモードも専用のボタンで切り替えます。

これも物理ボタンなので、使いやすいですね。

 

イヤーカップ部分の側面には、いくつかのスリットがありますが、おそらくマイクですね。

AirPods Maxは、9つものマイクを搭載していおり、ノイキャン用に8つ、音声を拾う用に3つ(2つはノイキャンと共用)使用します。

すごいですね!

 

装着した時に頭に当たる部分はメッシュ素材となっています。

このデザインも他のヘッドホンには見られない、かなり独特のものです。

 

ヘッドバンドとイヤーカップの接続は、1点のみで接続されています。

一見頼りないように思いますが、剛性はしっかりしています

 

動きは、内向き外向きと、回転なので問題ないです。

収納するときはイヤーカップを90°回転させます。

 

バンドの長さ調節はシリンジのようになっていて、無段階です。

硬すぎず緩すぎず、非常になめらかです

この辺の作りはさすがですね。

長さが最短(左)と最長(右)

 

SORA
SORA

質感はさすがの一言!!

アップルらしい剛性の高さ。

そしてファブリック素材やメッシュ素材が他のヘッドホンと違っていていいね!

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大きさの比較(SONY WH-1000XM4と比較)

AirPods Maxの大きさを、ソニー WH1000XM4と比較しました!

全体的な大きさは同じくらいですね。

 

むしろ、イヤーカップの厚みはソニーの方があります。

AirPods Maxは意外と薄いです。

 

ケースに収納した際の大きさの違いです。

2段階に折りたためるソニーの方が、圧倒的にコンパクトですね。



僕は通勤電車でAirPods Maxを使うので、スマートケースでは傷がつきそうなので、以前他のヘッドホン用に購入したケースに入れてみたところ、ピッタリでした!

 

さすがにスマートケースに収納した状態では入りませんでした💦

 

本体そのものの大きさ、重さもありますし、AirPods Maxはやはり持ち運びはそこまで想定されていないのかもしれません。

 

SORA
SORA

大きさはソニーと同程度だけど

持ち運びにはあまり向いてなさそう
(持ち運ぶけどね)

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音質&機能 評価・採点!!
(SONY WH-1000XM4とも比較)

それでは、AirPods Maxを実際に使ってみて機能性のチェックや、音を実際に聴いた音質評価をしました!

 

やはり音質は一番気になりますよね。

ノイキャンBluetoothヘッドフォンでトップを争うほど売れた、ソニー WH-1000XM4と比較しました!

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外観・機能評価

 

外観や機能性について、僕自身が感じた評価を表にしました。

あくまでも僕一個人の主観であることをご理解くださいね。

 

項目 Apple
AirPods Max
SONY
WH-1000XM4
デザイン 非常に高級感があり、剛性もしっかりしている
一目でAppleと分かるシンプルでミニマルなデザイン
高級感はあまり高くないがスマートな感じ
フィット感 耳をすっぽり覆ってくれる
しめつけ感はほとんどない
装着感はかなり高いが、やはり重さは感じる
耳をすっぽり覆ってくれる
しめつけ感はほとんどない
軽いので長時間聴いても疲れなさそう
ノイズキャンセリング性能 ノイキャン性能はかなり高い
環境ノイズ音を10としたとき、3~4くらいに小さくなる
ノイキャン性能はかなり高い
環境ノイズ音を10としたとき、2~3くらいに小さくなる
外音取り込み
若干強調されている感じはするが、かなり自然に外の音が聞こえる
マイクで取り込んだという感じが強い
自然さより、会話がよく聞こえるようにチューニングされているのかも
遮音性 ヘッドホン自体の遮音性はそこまで高くはない 耳を覆うのでそれだけで遮音性がある程度ある
音漏れ 少し音もれする ほどんど聴こえない
携帯性 イヤーカッブをフラットにできるが、イヤーカップ自体が大きめで、重量もある
また、専用ケースはイヤーカップ部分のみを覆うので、携帯性はあまりない
フラットからさらに内側に織り込めるので、オーバーイヤーとしてはコンパクトにできる
操作性 デジタルクラウンによる物理的な操作
クリック感もしっかりしていて誤操作が起こりにくい
ただしデジタルクラウンの位置には好みがあるかも
タッチセンサー方式
センサー面が広く、感度もちょうどいいので誤操作が少なく、ストレスはない
イコライザ iPhone標準のプレイヤーやApple Musicではイコライザーが使えるが、他のアプリで再生する場合は使えない プリセットに加えて自分のオリジナルもつくれる
DSEE Extremeによるハイレゾ変換、CLEAR BASSによる低音増強など可能
どのアプリで再生していてもイコライザが有効になる
アプリについて iOSにノイキャンのオンオフなどの設定が内包されている
デジタルクラウンのカスタマイズなどができる
Androidでは設定の変更はできない
機能が非常に豊富
ハードウェアというより、アプリで実現しているものも多いが、もはやただのヘッドホンではなく、ちょっとした未来のガジェットと言える
その他 空間オーディオ機能によるバーチャルサラウンド 喋ると自動的に外音取り込みモードになる「スピーク・トゥ・チャット」
ユーザーの行動や場所によって自動的にイコライザー設定が変わる「アダプディブサウンドコントロール」など

 

デザイン:デザインの良し悪しは個人によるので何とも言えませんが、AirPods Maxは一目見た瞬間にアップルだと分かるシンプルでミニマルなデザインです!

 

一般的なヘッドホンぽくないデザインは好みの分かれるところですが、僕個人的には気に入ったデザインです。

また、カラーバリエーションが豊富なのもポイントが高いですね。

AirPods Max

 

WH-1000XM4

 

フィット感:AirPods Maxのフィット感はかなりいいです。

側圧がちょうどよく、圧迫される感じは少ないです。

ただ、ソニー WH-1000XM4の方が装着感はいいです。

特にイヤーパッドがソニーの方が柔らかく、質感がいいと感じました。

 

AirPods Maxの特徴として、一般的なヘッドホンはバンドの頭頂部にクッションが付いており、どうしても硬いバンド部分が頭に当たるのを感じます。

 

しかしAirPods Maxの頭頂部分は、メッシュ素材のクッションのみで、硬いバンド部分がないデザインです。このため頭に固いものが当たっている感じが少なく、快適です

右:WH-1000XM4、頭頂部はバンドにクッションが付いている。
左:AirPods Max、メッシュのみで板の部分がない。

 

ただし、WH-1000XM4より130gも重いのも事実で、側圧は丁度いいですがやはり重さはそれなりに感じます

首を下に向けた時などは特に重さを感じますね。

 

ノイズキャンセリング性能別項目に詳しく書きました(試聴あり

 

外音取り込み機能:AirPods Proでもそうでしたが、かなり自然に周りの音が聞こえます。

若干音が強調されている感覚はありますが、ヘッドホンを付けてないかのような自然な外音取り込みはすごいです。

 

ソニーの場合は、いかにもマイクで取り込んだという感じで、自然さよりも会話(人の声)がよく聞こえるようにあえてチューニングしているのかもしれません。



音漏れ:X JapanのSilent Jelousyを少し大きめで再生したとき、隣で聴くと少し音漏れしています

電車の中だと気にならない程度だとは思います。

 

ちなみにWH-1000XM4はかなり近づかないと音漏れが聴こえないので、イヤーパッドの密閉度の違いと思います。

 

携帯性:オーバーイヤーヘッドフォン自体、携帯性を求めるものではありませんが、AirPods Maxは持ち運びにはあまり向いていません。

 

イヤーカップ部分がフラットにはなりますが、スマートケースはイヤーカップ部分しか保護できず、それも隙間が空いているのでカバンやリュックにごちゃっと入れると傷がつきそうです。

 

上でも紹介しましたが、

Amazonで売っているヘッドホンケースに収納できました!

ただし、スマートケースが使えないので超低電力モードにはできないですね。

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イコライザー:AirPodsシリーズ全般に同じで、iOS純正プレイヤー「ミュージック」アプリで聴いたりアップルミュージックを聴く場合には、いろんな種類のイコライザーのプリセットが用意されています。
(自分で調節することはできませんが)

 

しかし、SpotifyやAmazon Musicなど、他のアプリを使って聞く場合にはイコライザー機能は使えません

 

ソニー WH-1000XM4なら、専用アプリで選択したイコライザーは他のアプリで聴くときにも有効なので、Appleも同じようにして欲しいです。

 

アプリ:これもAirPodsシリーズで共通で、設定はiOSの設定の一つに含まれています

ノイキャン、外音取り込みモードの選択、デジタルクラウンの動作設定、空間オーディオのオンオフなどが設定できますが、特に多機能というわけではありません。

 

また、Androidではそもそも設定自体ができないので注意です。
(デフォルトで用意されたヘッドホン本体からの操作は可能です)

 

空間オーディオ:空間オーディオを少し試したところ、AirPods Proよりかなりサラウンドの定位がよく、サラウンド感がしっかりしていました!

 

空間オーディオについての詳細なレビューは、後日別記事で書きたいと思います!

 

SORA
SORA

重い割には装着感はかなりいい!

でも重さはやはりそれなりに感じるので、長時間はつらいかも

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ノイズキャンセリング評価(試聴あり)

AirPods Proは、ノイキャン性能がかなり高かったので、AirPods Maxもかなり期待してました!

 

そのノイキャン性能は、十分高いのですが、、、
ソニー WH-1000XM4の方が高いです!!

 

また、AirPods Proと比べた場合も、AirPods Proの方がノイキャン性能は高かったです💦

これは完全に期待外れでした。

 

環境ノイズを10としたとき、ノイズキャンセルしたときの数値は次の通りです。
(あくまでも僕の主観による感覚です)

 

  • AirPods Proは、2くらい
  • SONY WH-1000XM4は、2~3くらい
  • AirPods Maxは、3~4くらい

 

フォローしておくと、AirPods Maxのノイキャンが決して弱いわけではないのです。

ソニーには劣りますが、その他のメーカーよりは十分性能は高いです!

 

ただ、もっと強力なものを期待していただけに残念でした。

AirPods Proはカナル型なので、ノイキャンなしでも遮音性が高いのに対して、AirPods Maxは本体そのものの遮音性がそこまで高くないのが関係してそうです。

 

ただし8つのマイクをノイキャンに使っているというだけあって、ノイズキャンセル状態が安定しています

AirPods Proは、ノイキャン状態にムラがでることがあります。

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あくまでも参考程度ですが、ノイキャンの効き具合を皆さんに体験できるように、録音して試聴できるようにしました!

ノイキャン録音方法

電車内の音」を録音したものをオーディオシステムで大音量で再生して、疑似的に電車内の環境を作ります。

バイノーラル録音マイクを耳に取り付け、その上からヘッドホンを耳に装着してノイズキャンセリングをオンにします。

この状態で聴こえる音を録音しました。

バイノーラルマイク ローランド CS-10EM

マイクを耳に着けた上から、ヘッドホンを装着した。
この状態でオーディオスピーカーから鳴っている駅の環境音がどのようにキャンセルされるかを録音した。

 

いかがでしょうか?

ちょっと録音ではわかりずらいかもです

どちらも確実にノイズは低減されています

WH1000XM4がボワボワしてますが、実際にはこんな風にはなりません。

 

ただ、AirPods Maxは実際でもかなり安定しています
やはりマイク8つでH1チップ処理というのはすごいのでしょう。

 

これは室内で疑似的に雑音を作ったためか、外で実際に使うともっと違いがハッキリし、WH-1000XM4の方がノイズを抑えています

あくまでも参考としてくださいね。

 

SORA
SORA

イヤホンではApple AirPods Proの方がソニーより強かったのに、

ヘッドホンではソニーに負けちゃってるんだよなぁ、、、

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音質評価

 

AirPods Maxで実際に音楽を聴いての音質評価です!

音質について採点しました。

 

やはりこれが一番気になるところですね。

税込 67,980円の価値は本当にあるのでしょうか!?

 

音質もソニー WH-1000XM4、僕が現在一番音がいいと思っている ゼンハイザー MOMENTUM Wireless3と比較しました!

3者とも、iPhone XS MaxにAACコーデックで接続しました。

ソニー WH-1000XM4(左)とゼンハイザー MOMENTUM Wireless3(右)

音質評価に使った曲・条件

・Silent Jealousy(2014 Remaster)(X Japan)
・Bohemian Rhapsody (2011 Mix)(QUEEN)
・Can You Keep A Secret? (2018 Remastered)(宇多田ヒカル)
すべてFLAC 96kHz/24bit

プレイヤー:iPhone XS Max

AirPods Max、WH-1000XM4、MOMENTUM Wireless3 共にAACコーデックで接続

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項目 Apple
AirPods Max
SONY
WH-1000XM4
Sennheiser
MOMENTUM Wireless
M3AEBTXL
接続方法
AAC AAC AAC
バランス 好みがあるので採点なし 好みがあるので採点なし 好みがあるので採点なし
中音域が強い かなり低音寄り かなり低音寄り
高音の音質 9 7 8
高音までキレイに出ている 若干の頭打ち感がある 高音までよく聴こえる
中音の音質 10 8 10
かなりキレイな中音
ボーカルやギターのリフの粒がそろっている
低音にかぶり気味 鮮明にボーカルも聴こえる
低音の音質 8 7 9
輪郭のハッキリした美しい低音
バランスとしては中音よりだが、低音もかなり力強く鳴る
かなりブーミーな感じ
他の音をぼやけさせる
Jポップ向き?
低音は強めだが、WH-1000XM3ほどブーミーではない
解像感 10 8 9
解像感はかなり高い
有線接続に近いなめらかな感じ
特に中音域の音の粒はかなりそろっている
音質自体はいいが、少しぼやけた感じ
全体的に膜を1枚かぶせてる感じ
Bluetooth独特のノイジーな感じがある
粒がそろっていて鮮明
AirPods Maxと比較すると若干ノイジー
合計
(100点換算)
37/40点
(92.5/100点)
30/40点
(75/100点)
36/40点
(90/100点)

採点は10点満点

 

 

結果から書きますと、
AirPods Maxは、音質が最もよかったです!

 

点数的には、これまで僕の中で一番音質のよかったMOMENTUM Wireless3を超えました!

ただ、AirPods Maxは音のバランスが中音域重視なので、低音が強く欲しい曲などはMOMENTUM Wireless3の方がガツンときますね

 

中音重視と言っても、低音も芯から震えるくらいしっかり鳴っているので、単純にバランスの問題です。

イコライザーが自由に使えれば完璧なんですけどね~💦



音のバランス:AirPods Maxの音のバランスは中音域寄り、モニターライクなフラットとも言えます。

 

ただ、音のバランスは好みがあるのでどちらがいいということはできません(なので採点なしです)。

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音質:音質はBluetoothヘッドホンとしては、かなりいいです!

なんというか、音の芯から鳴っている感じですね。

 

例えばバスドラなら、低音のバランスが強いのはソニーですが、音はドンドンと音質自体は軽い(単調?)のに対して、AirPods Maxはズンズンとバスドラの重い芯から鳴る感じが出ています。情報量が多い感じです。

 

特に中音域は非常に粒がそろっており、ギターのリフやボーカルが非常にきれいに聴こえます。

 

また、全体的に音が上品な感じで、音場が広く感じます

ソニーWH-1000XM4は耳のすぐ近くで音が鳴っており、残響音もない感じですが、AirPods Maxはわずかな残響音があるように感じます。
(エフェクトのように故意に残響音を作っているのとは全く違います)

 

高音域もちゃんとでており、耳に刺さる感じはありません。

バランス的に中音寄りですが、低音が出ていないわけではなく、むしろ非常に輪郭がハッキリと力強く鳴っています

低音が強く鳴る、宇多田ヒカルの「Can You Keep A Secret?」では、ヘッドホンが震える感覚さえありました。



ソニーのように低音をブーストしているわけではなく、あくまでも全体的なバランスがフラットであって、全域で力強く鳴ります

 

また、ノイキャンのオンオフ、外音取り込みモードでも音質やバランスが変化しないというのはすごいですね。

 

解像感:解像感はかなり高いです。

音質の項目で述べたように、中音域の音の分離感は素晴らしいです。

 

Bluetoothヘッドホン/イヤホン特有のノイジーな感じが少なく有線接続に近いなめらかな感じです。

AirPods Maxを聴いてからSONY WH-1000XM4を聴くと、ノイジーで安っぽい感じがしました。

 

MOMENTUM Wireless3も解像感の高いヘッドホンですが、AirPods Maxの方が更にもう少し解像感があります。

音のなめらかさもAirPods Maxの方が上ですね。

 

SORA
SORA

ぶっちゃけ、音質はイイ!!

音のなめらかさと、中音域の分離感は圧巻!

ただ、低音寄りの方が好きな人には物足りなさを感じるかも

アップル初のヘッドホン!!高性能「AirPods Max」をチェック!!

 



【まとめ】アップル初のヘッドホン AirPods Max 自腹購入レビュー!!
音質を評価・採点!

 

税込 6万7,980円という価格から、発表時からなにかと話題になった

Apple「AirPods Max購入したのでレビューしました!

 

発売日前の先行レビューがサイトやYouTubeで公表されていますが、やはり自分で購入した方が自由に書けますよね!

 

ライバルモデルのソニー WH-1000XM4、僕が一番高音質と思っているゼンハイザー MOMENTUM Wireless3と比較しながら、音質や使用感をがっつりレビューしました!

 

【ここがイイ!ポイント】

  • 製品としての質感が素晴らしい
  • かなり高音質。なめらかで解像感が高い
  • 自然な外音取り込み機能
  • 操作しやすいデジタルクラウンと物理ボタン

 

【ここがイマイチ!ポイント】

  • とにかく値段が高い
  • 一般的なヘッドホンより重い
  • イコライザーでバランスを自由に設定できない

 

【こんな人にオススメ!】

  • 中音域重視の高音質なヘッドホンが欲しい人
  • 高音質とノイキャンの両立したヘッドホンが欲しい人
  • Appleの新製品なら高くても欲しい人

 

その価格の高さから、発表時から何かと話題になったヘッドホンです。

購入して使ってみた感じとしては、Appleらしい質感の高さ、上品で解像感の高い音質のハイレベルな製品でした。

 

ただ、ソニーやゼンハイザーが3万円台で購入できることを考えると、

ぶっちゃけコスパはめちゃくちゃ悪いです💦

 

アップルというブランドにそこまで価値を感じないのであれば、あまり購入するメリットはないと思います。



音質は確かにかなりいいですが、ゼンハイザーのMOMENTUM Wireless3も十分素晴らしいです
(ソニーはノイキャンは最強ですが、音質は一歩劣ります)

むしろ、MOMENTUN Wireless3の方が低音がしっかり鳴るので、邦楽やロックを中心に聴くなら合っています。

 

ただゼンハイザーはノイキャン性能が悪いので、ノイキャンと音質を高いレベルで両立したものを求めるのであれば、AirPods Maxは購入候補になりますね!

 

最後に、

正直、とりあえず買って、気に入らなかったらメルカリ行きと思っていましたが、

僕個人的には、結構気に入りました!

 

SORA
SORA

かなり質感がよくて、音質もいい!

ノイキャン性能もソニーほどではないが高い!

ただし、価格もめちゃくちゃ高い!

アップル初のヘッドホン!!高性能「AirPods Max」をチェック!!

 

👇 動画でもレビューしてるので、ぜひご覧ください!

 

POSTED COMMENT

  1. より:

    なーんだ提供と変わらないくらいのAppleアゲでガッカリ。

    • SORA より:

      あ 様

      コメントありがとうございます^^

      特にAppleを贔屓したつもりはありませんが、モノとしては確かにいいです。
      音質も僕が聴いた限りはいいですね。

      ただ、ノイズキャンセルは期待していたほどではなかったので、その辺も正直に書いています^^

      よろしくお願いします。

      SORA

  2. m より:

    音質の評価はだいたい共感しました。
    ノイキャンとか携帯性とか低いんで正直書いてると思いましたよ!
    他の色んなレビューの中でも一番自分の評価に近いと思いました。
    ただ解像度や明瞭感は高いけど、物足りなさは1番感じるかもですね。あとノイジーと書かれてる部分はプラスチックの密閉型なので箱鳴りしてるのが関係するんですかね?
    高音自体の綺麗さ、ボーカルの綺麗さは、木綿より上だし、低音もしっかり響くんですが、曲によっては味気ないのでつまらなさは感じる気はします。
    アプリのイコライザー使ってると音質もだいぶ良くなるけど、やっぱり多少歪みますね
    ただ携帯性やバッテリーの問題がほんとひどい

    • SORA より:

      m 様

      コメントありがとうございます!
      詳しく読んでいただき嬉しいです^^

      >物足りなさは1番感じるかもですね。

      ソニーなどに比べて低音寄りではないからかもしれないですね。
      聴き疲れはしにくいかなと思いました。
      万人ウケにするアップルらしさかなと。

      >ノイジーと書かれてる部分は

      これはボディの問題というより、経験上、有線と無線(Bluetooth)の違いです。
      Bluetoothはデータを圧縮するためなのか、有線接続よりデジタルっぽいザラツキを感じます。
      iPhoneに付属レベルの有線イヤホンでも、Bluetoothより「なめめらか」な音に聞こえます。

      AirPods Maxは、Bluetoothなのに、このデジタルっぽいざらつきがあまり感じないのがすごいなと思いました。

      イコライザーについてですが、僕はiPhoneですがApple純正プレイヤーやApple Musicを使わないのでイコライザーを使わないのですが、イコライザーを使うとひずみは多少でてしまうんですね。情報ありがとうございます。

      イコライザーはあった方がいいので、Apple Musicに乗り換えようか迷っています^^;
      というかソニーのようにどのアプリでもイコライザーが効くようにして欲しいです。

      コメントありがとうございました^^

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