骨伝導ヘッドホンオープンコムで、ZOOM会議も飲み会も完璧!!
画像引用:AfterShokz公式サイト
コロナ禍から、世の中のビジネス事情はテレワークへと一気に加速しました。
そしてリモート会議で重要になるヘッドセットの需要も高くなりました。
しかし、オーディオ製品には高音質なヘッドホンがたくさんあっても、マイク付きのヘッドセットとなるとなかなかいいものがないのが現状です。
今回レビューするのは、骨伝導技術により、仕事中でも周りとの会話が聞き取りやすく、そして高性能なマイクを搭載した、
AfterShokz(アフターショックス)社の
「OpenComm(オープンコム)」です!
画像引用:AfterShokz公式サイト
AfterShokz社はアメリカの企業で、骨伝導ヘッドホンのリーディングカンパニーとして知られています。
実際、AfterShokzの公式サイトを見ると、非常にたくさんの骨伝導ヘッドホンがラインナップされていて驚きます。
骨伝導と言えば、一時期日本でも携帯電話に使われていたのを覚えている人もいるのではないでしょうか。
当時は骨伝導式の携帯電話は雑音が多いところでも声が聴きとりやすいという触れ込みでした。
しかし現在はノイズキャンセリングの技術が高くなり、ノイズキャンセリング機能搭載のイヤホン/ヘッドホンで静寂性も高くなり音が聴こえやすくなりました。
その一方でノイキャンで周囲が聴こえないことによる危険性も浮き彫りになり、ランニングなどのワークアウトや周りの人との会話も必要なテレワークなどでは周囲の音が聴こえる骨伝導イヤホンが注目を集めています。
骨伝導技術とは
一般的なイヤホンは、小型のスピーカーから出る音が空気を振動して鼓膜に伝わり、音が聴こえます。
骨伝導イヤホン/ヘッドホンでは、トランスデューサーが頬骨を通して振動を送り、鼓膜を迂回して内耳に直接音を伝えます。
画像引用:AfterShokz公式サイト
すなわち、直接、頭部の骨を振動させることで音を聴覚に伝えるのです。
骨伝導のメリットとして、耳を塞がないので周囲の音を認識することができるので、安全を確保することができたり、耳に入れるカナル型イヤホンのように鼓膜にダメージを軽減できるということがあります。
参考資料:AfterShokz公式サイト
前置きが長くなりましたが、今回レビューする「OpenComm」は、これまで骨伝導ヘッドホンの音質向上に力を入れていたAfterShokzが、本格的にテレワーク向けの骨伝導ヘッドセットを作った、要注目の製品です!
今回、実機をご提供いただくことができましたので、骨伝導ヘッドホンとはいったいどんな音質なのか?マイクの音質は?使い勝手は?などをがっつりレビューしました!
実際にテレワークやリモート会議、ZOOM飲み会などでは、「AirPods(第2世代)」を使っている人も多いと思います。
今回、AirrPodsや他のAfterShokzの骨伝導イヤホン(Aeropex、OpenMove)とも音質やマイクについても比較しました!
ハイエンドモデルの「Aeropex」 画像引用:AfterShokz公式サイト
エントリーモデルの「OpenMove」 画像引用:AfterShokz公式サイト
過去に、骨伝導モドキのイヤホン(ゲオ GRFD-OEE100F808 BK)をレビューしたことがありますが、正直評価できるレベルではありませんでした。
本物の骨伝導式イヤホンはどうなのか、興味ありますね。
骨伝導イヤホンをちゃんと使ってみるのは初めて!
テレワークやZOOM飲み会に使いやすいヘッドセットを探していたので、めちゃくちゃ楽しみ!!
【テレワークに超最適】骨伝導ヘッドセット「OpenComm」をチェック!!
【福袋】骨伝導イヤホンのフラッグシップ「
「OpenComm」のスペックと特徴
スペック
項目 | スペック |
メーカー |
AfterShokz |
型番 | OpenComm |
発売時期 |
2020年12月14日 |
価格(税込) |
19,998円 |
タイプ | ヘッドセット |
接続タイプ |
ワイヤレス |
装着方式 | ネックバンド |
骨伝導技術 | 第7世代 骨伝導技術 |
音圧感度 | 96 ± 3dB |
周波数応答 | 20Hz-20KHz |
充電端子 | マグネティック充電ボート |
ワイヤレス | Bluetooth |
Bluetoothバージョン | Ver.5.0 |
対応プロファイル |
HSP、HFP、AVRCP、A2DP |
対応コーデック | SBC |
受信距離 | 約10m |
充電時間 | 約1時間 |
連続通話時間 | 約16時間 |
連続待機時間 | 最大14日 |
バッテリー容量 | 170mAh |
NFC |
〇 |
マルチペアリング対応 | 〇 |
マイク |
ノイズキャンセリングブームマイク |
マイク感度 | -38dB ± 3dB |
音質調整 |
〇 (イコライザー機能) |
自動電源ON機能 |
ー |
自動電源OFF機能 |
ー |
防水・防滴性能 |
IP55 |
水分検出器 | 〇 |
リモコン (本体操作) |
〇 物理ボタン式 多機能ボタン 音量調節 |
カラー |
ブラック スレートグレイ ライトグレー |
重量 |
33g |
その他 |
フルチタン 可動式マイク |
OpenCommは、骨伝導イヤホンでありながら再生周波数帯が20Hz-20KHzと、高性能なイヤホンと同じです。
バッテリーの持ちも非常によく、連続16時間の通話、14日間の待ち時間が可能です。
カラーはBlack、Slate Gray、Light Grayの3色展開。画像引用:AfterShokz公式サイト
重量も33gとめちゃくちゃ軽量で、マイクも使わないときにはマイクロくるっと回転させておけたりと、使い勝手もかなりよさそうです。
画像引用:AfterShokz公式サイト
- 第7世代骨伝導技術により広い音域の再生が可能
- 耳を塞がないので常に周囲の音に気付くことができる
- 耳に入れない、かつ33gの軽量なので長時間の装着でも疲れにくい
- 高性能デュアルマイクでクリアな会話を実現
- Qualcomm3024により通話に重要な中高音域のクオリティがアップ
- NFCペアリングで簡単に接続
- 最大16時間の通話、14日間の待機時間
- 2台のデバイスと同時接続可能
画像引用:AfterShokz公式サイト
骨伝導ヘッドセットで、ここまで使い勝手や品質を求めた製品は他に類を見ないでしょう。
テレワークに求められる多くの機能を搭載していますね。
オーディオ機器としての単純な音質では、通常のカナル型イヤホンなどにはかなわないと思いますが、それでもどれだけの音質なのかやはり気になるところです!
そして、装着感、マイクの音質も実際に使ってみてどうなのでしょうか。
それらをしっかりチェックしていきたいと思います!
ここまでこだわり抜かれた骨伝導ヘッドセットは他にない!
どれほどの音質や使い勝手なのか、めちゃくちゃ気になる!
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開封・外観レビュー
開封!!
それでは開封していきましょう!
2万円(正確には19,998円(税込))のイヤホンだけあって、しっかりした作りの外箱になっています。
スリーブを外すと、中には真っ黒で高級感のある箱が、、、。
この箱を開けると、なんとハードケースが登場!
ヘッドホンではハードケースに入っているのをよく見かけますが、ネックバンドのイヤホンではかなり珍しいですね。
他には取扱説明書などが入っていました。
取扱説明書が結構分厚くて、今時としては珍しく製本されています。
ガラケーの説明書以来かもしれません💦
ただ、解説内容が多いから厚いのではなく、かなり多言語で書かれているからのようです。
日本語のページももちろんあります。
では、ハードケースを見ていきましょう。
なかなかカッコイイケースです。
めちゃくちゃ硬いわけではなさそうで、セミハードに近い感じでしょうか。
大きさは結構コンパクトです。
ヘッドホンのハードケースは大きいものが多いですが、OpenCommはカバンに普通に入る大きさですね。
ハードケースを開けましょう。
本体が登場です!
めちゃくちゃキレイに収納されていますね。
フタ側にはメッシュのポケットがあり、充電ケーブルが入っています。
充電ケーブルは、片側がUSB-Aで、本体接続部分は独自形式です。
独自形式はケーブルの入手性が悪いので使いにくいですが、OpenCommでは防水性を保つため、水が濡れていると水分を検出するセンサーが付いています。
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外観
では本体を見ていきましょう!
第一印象として「思っていたより小さい!」です!
公式サイトなどの写真で見るよりも、かなりコンパクトイメージですね。
6.5インチのスマホ、iPhone XS Maxと並べてみました。
コンパクトな感じが伝わるでしょうか。
そして手に取ってみると、めちゃくちゃ軽い!
公開スペックは33gなので、やはり軽いです。
材質はチタンとのことで、柔らかくもしっかりとしています。
その外装はラバーでコーティングされており、サラサラとしたマットな肌触りがとてもいいです。安っぽさは全くありませんね。
骨伝導イヤホンなので、普通のイヤホンのように耳に入れるスピーカーはありません。
その代わりにトランスデューサーと言われる部分が振動することで、音が骨を伝わって聴こえます。
普通のイヤホンのように音が出る部分に「穴」はありません。
装着してみると、トランスデューサーが耳の穴ではなく、穴の前のところにくるのが分かります。
耳の穴をふさぎません(モザイク多くてすみません💧)
ムーブマイクは左側についており、上下に回転させることができます。
マイクが必要ないときはくるっと回転させて、邪魔にならないようにできます。
ただ、このマイクは取り外すことはできないようです。
また、上にあげたからと言って、マイクがミュートになるわけではありません。
マイクを上げればミュートになる機能があれば最高でしたね。
左側面にはNFCが搭載されており、対応したスマホなら簡単にペアリングが可能です。
右側に操作系は集中しており、トランスデューサーの側面にはマルチファンクションボタンがあります。音楽の再生停止や曲送り戻しができます。
また、音量ボタンもあります。
+ボタンは電源のオンオフも兼ねています。
また、+と-を同時に2秒くらい押すとイコライザーが変わり、通常モードと音声をクリアに出すモードの2種類を切り替えられます。
ただ、+と-の同時押しは慣れないと片手では難しいですね。
充電端子も左側にあります。
充電ケーブルで紹介したように、独自形式の端子となっています。
結構強めのマグネットでくっつくようになっていて、端子同士を近づければピタッとくっつきます。
充電中は「AfterShokz」ロゴの「o」の部分が赤く光るのがなかなかいいですね。
めちゃくちゃ軽量!!
質感も高くてなかなかいいね!
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音質&機能 評価・採点!!
画像引用:AfterShokz公式サイト
それでは、AfterShokz「OpenComm」を実際に使ってみて、機能性のチェックや、音を実際に聴いた音質評価をしました!
やはり音質は一番気になりますよね。
また、通話の品質についてもAirrPodsや他のAfterShokzの骨伝導イヤホン(Aeropex、OpenMove)とも比較しました!
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外観・機能評価
画像引用:AfterShokz公式サイト
外観や機能性について、僕自身が感じた評価を表にしました。
あくまでも僕一個人の主観であることをご理解くださいね。
項目 | OpenComm |
デザイン | 全体的にラバーでコーティングされており、触り心地はサラサラしていて非常に高品質 マットな感じで、安っぽいテカリ感がない |
フィット感 | 耳をふさがず、耳に引っかけて支えるのでフィット感はよい 締め付け感は強くないが、首を動かすと位置が少しズレることがある |
音漏れ | トランスデューサーからの音は外からでも結構聴こえる 音楽で音量を上げれば、となりにいても十分聴こえるので、電車内などでの使用には向いてなさそう |
携帯性 | 本体はかなり軽量だが、ネックバンド部分を折りたたむことができないので、持ち運びには意外とかさばる。 ただ、セミハードケースが付属しているので、カバンに入れて押しつぶされる心配は少ない |
イコライザ | 通常の音楽モードと音声がクリアになる2つのイコライザーモードがある アプリではなく、本体のボタンで切り替える |
アプリについて | 専用のアプリはない |
デザイン:2万円のモデルだけあって、安っぽさはないです。
全体的にサラサラした触り心地のラバーでコーティングされており、肌触りもいいですね。
マットな仕上がりで大人っぽさがあります。
フィット感:左右の耳の穴の前の部分に挟み込み、耳に引っかけて装着します。
耳の穴をふさがないので、開放感はかなり高いです。
恐ろしく軽いので、長時間の装着でも問題なさそうです。
ただ、首を動かしたりするとトランスデューサーの位置が少しズレて、音の聴こえ方に影響することがあります。
音漏れ:正直なところ、音漏れは結構します。
骨伝導ということで、骨にだけ響かせるのかと思ったのですが、トランスデューサーからの音は外にも漏れます。
音楽の音量を大きめにすると、となりに座っていても結構聴こえます。
電車の中などでは向いてなさそうですね。
携帯性:かなり軽量なのですが、ネックバンド部分が収納での面積を取ります。
折りたためればよかったのですが、、、。
また、その構造上「きゃしゃ」なので、そのままカバンに入れたら押しつぶされそうです。
しかしOpenCommにはセミハードケースが付属しているので、これを使えばカバンの中で押しつぶされる心配はないでしょう。
イコライザ:本体の音量ボタン+と-を同時に2秒押しすることで、イコライザーを変更できます。
通常の音楽試聴モードと、音声をクリアにするモードの2種類があります。
アプリ:専用のアプリはありません。
アプリを使うほど複雑な操作もないので、問題ないですね。
質感は素晴らしい!
サラサラのラバーがなんとも言えない高級感を出している
装着感も通常のイヤホンにはない開放感がいいね
【テレワークに超最適】骨伝導ヘッドセット「OpenComm」をチェック!!
音質評価
画像引用:AfterShokz公式サイト
AfterShokz「OpenComm」で実際に音楽を聴いての音質評価です!
音質について評価しました。
また、OpenCommは通話用マイクが特徴であり、通話品質についても、AirrPodsや他のAfterShokzの骨伝導イヤホン(Aeropex、OpenMove)とも比較しました!
音質評価に使った曲・条件
・Silent Jealousy(2014 Remaster)(X Japan)
・Bohemian Rhapsody (2011 Mix)(QUEEN)
・Can You Keep A Secret? (2018 Remastered)(宇多田ヒカル)
すべてFLAC 96kHz/24bit
iPhone XS MaxおよびGalaxy Z Fold3にSBCコーデックで接続
ただ、今回の音質評価は非常に難しいです。
骨伝導イヤホンなので、単純に通常のイヤホンと比較すればやはり音質は敵いません。
ですので、今回は音質の採点は行わず、評価コメントのみとしました。
結論から申しますと、
想像していた骨伝導イヤホンの音質よりかなりよいと感じました!
変な言い方ですが、普通に音楽を楽しむことができます!
過去に、骨伝導モドキのイヤホン(ゲオ GRFD-OEE100F808 BK)をレビューしたことがありますが、正直評価できるレベルではありませんでした。
しかし、OpenCommは、十分音楽が聴けるレベルですし、むしろ高音もしっかりと出ている印象です。
【テレワークに超最適】骨伝導ヘッドセット「OpenComm」をチェック!!
音のバランス:音のバランスはフラットです。というか、骨伝導式の性質上、低音を強く出すのは難しそうです。
それでも低音の強い音楽(Can You Keep A Secret?)では、低音を感じられます。
また、耳の穴を指でふさぐと音の厚みと低音の響きも一気によくなります。
OpenCommには付属していませんが、他のモデル(Aeropex、OPEMMOVE)では耳栓が付属していました。
耳をふさぐことで骨伝導式の周囲の音を聴くというメリットはなくなりますが、音楽に集中したいときは耳栓をするとワンランク上の音質を楽しめます。
音質:評価としてはかなり難しいですね。純粋なイヤホンとして見るのか、骨伝導式や耳に入れない系のイヤホンとして見るのかで評価は変わります。
一般的なイヤホンとして見た場合でも100均レベルや、1000円前後のイヤホンよりは圧倒的に音質はいいです。
また上述したように、耳栓を使うと音の厚み、低音の強さが増強され、ワンランク上の音質になります。この場合は5000円レベルの格安完全ワイヤレスイヤホンよりいい音だと感じました!
骨伝導式/耳に入れない方式のイヤホンとして見た場合は、かなりハイレベルと言えます!
特にトランスデューサーの技術が高いため、高音域もしっかりと出ています。
以前レビューした、ゲオのオープンイヤーワイヤレスイヤホンは、本当に残念な音質で、評価できるレベルではありませんでした。
もちろん価格が天と地ほど違うのですが、それでも骨伝導式の常識を覆す高音質といえるでしょう!
また、耳の穴をふさがない性質から、音の広がりというか開放感がかなりあります。
そして、かなりの軽量と耳の穴に入れる圧迫感がないため、作業しながら音楽を聴いたりしていても、聴き疲れや耳の痛みが起こりにくいのは素晴らしいと思います!
音楽をガッツリ聴くというより、何か作業をしながら聴くのに非常に向いていると感じました。
解像感:解像感はスピーカーが直接鼓膜の前で鳴らないせいか、ノイジーさは少なく、耳に刺さる感じはありません。
想像していたより十分な高音質!
耳が疲れないので、ながら聴きにピッタリ!
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通話品質
OpenCommは、AfterShokzが本気で作った通話ヘッドセットです。
指向性の高いブームマイクが搭載されいるのが最大の特徴ですね。
通話の品質について、
アップルのAirPods(第2世代)、AfterShokzのAeropex、OpenCommを比較しました!
AirPods(第2世代)。画像引用:Apple公式サイト
ハイエンドモデルの「Aeropex」 画像引用:AfterShokz公式サイト
エントリーモデルの「OpenMove」 画像引用:AfterShokz公式サイト
話品質確認方法
- Galaxy Z Fold3 と比較するイヤホンを接続
- 部屋に録音した電車内の音をステレオで大きめの音量で再生し、騒がしい環境を作り出す
- Z Fold3とiPhone 8で電話による通話を行う
- Z Fold3からの話し声がiPhone 8でどのように聴こえるかを確認
方法は上記のように、疑似的に電車内の騒がしい環境を作りだし、相手にどのように通話の声が聴こえるかを確認しました。
機種 | こちらの声の相手への聴こえ方 |
OpenComm |
周りの騒がしい音があまり聞こえず、相手の声がハッキリとクリアに聴こえて聴き取りやすい |
AirPods (第2世代) |
周りの音が結構聴こえるので、相手の声がノイズに紛れて聴き取りにくい |
Aeropex | 周りの雑音がかなり聴こえるため、かなり聴き取りにくくなる AirPodsよりも聴き取りにくい |
OpenMove | 周りの音が結構聴こえるので、相手の声がノイズに紛れて聴き取りにくい AirPodsと同等レベル |
以上の結果となり、やはりムーブマイクが装備されているOpenCommが一番クリアに通話できました!
意外だったのが、音質では上位モデルのAeropexが普及モデルのOpenMoveより声が聴きづらかったことです。
今回検証した条件でたまたまそうだったのかもしれませんが、マイク性能については上位モデルだからといって性能が高いわけではないようですね。
AirPodsにしても、指向性マイクではないので、やはり周りの環境音を拾ってしまいます。
通話を重要視するなら、OpenCommが最適でしょう!
ただ、唯一残念な点が、マイクを上に回転させてもミュートにはならないことですね。
単にマイクを上げて自分の声を拾いにくくするだけのようです。
マイクのオンオフがマイクの上げ下げでできれば、使い勝手は更によくなるので、次のモデルではぜひそうして欲しいです!!
やはりブームマイクの効果は絶大!!
本体の軽さ、自分の声がこもらない骨伝導の特性も相まって、ウェブコミュニケーションにはOpenCommはめちゃくちゃ最適!!
【テレワークに超最適】骨伝導ヘッドセット「OpenComm」をチェック!!
【まとめ】骨伝導ヘッドセット OpenComm
実機レビュー!!
画像引用:AfterShokz公式サイト
骨伝導ヘッドホンのリーディングカンパニーであるAfterShokz社が、本気で開発したヘッドセット
「OpenComm(オープンコム)」をレビューしました!!
耳をふさがない骨伝導技術は、周囲の音が聴こえながらも音声もしっかり聴こえるので、テレワークが多くなった今のワークスタイルに最適です。
【ここがイイ!ポイント】
- 普通のヘッドセットのように自分の声がこもらないので、通話しやすい
- ノイズキャンセリングブームマイクで相手に声がクリアに聴こえる
- 骨伝導式でも再生周波数帯が広いので音質がいい
- 33gの超軽量で、耳の穴に入れないので、長時間装着していても疲れにくい
- NFCでさくっとペアリングできる
- 2台のデバイスと同時接続可能で使いやすい
- 16時間の長時間稼働で、1日中バッテリーを気にする必要がない
【ここがイマイチ!ポイント】
- 価格が高め
【こんな人にオススメ!】
- テレワークやZOOM飲み会などが増えた人
- 高性能な骨伝導ヘッドセットが欲しい人
- 長時間使っていても疲れにくいヘッドセットが欲しい人
- 周囲の音や会話を聴きながら、ウェブミーティングをしたい人
テレワークにはBluetoothヘッドセットが便利ですが、周囲の音が聴こえなかったり、ノイキャン搭載機では自分の声も聞こえにくかったりします。
骨伝導ヘッドセットは、耳をふさがないので話しやすく、ウェブ会議などとの相性が非常にいいです。
AfterShokz社は骨伝導技術を極めている会社なので音質がよく、今回のOpenCommでは更にマイクをウェブ通話のしやすさに特化させているのがめちゃくちゃいいですね!
ただ、骨伝導のリーディングカンパニーだけあって価格は約2万円と結構高めです。
しかし、製品の機能性や質は高く、この価格だけの価値は十分ありますね!
ヘッドホンやイヤホンタイプのヘッドセットでは通話がしにくいと感じた方は、ぜひ一度OpenCommを試してみてください!
今までよりも自然に通話ができると思います。
骨伝導方式のヘッドセットは、想像よりもかなり使いやすい!
特に、自分の声がちゃんと聴こえるので、会話しやすいね!
【テレワークに超最適】骨伝導ヘッドセット「OpenComm」をチェック!!