格安ノイズキャンセリング搭載Bluetoothヘッドフォン
タオトロニクス サウンドサージ85の音質は!?
ノイズキャンセリング機能と言えば、ソニーとBOSEが2強ですが、今やいろいろなメーカーが発売しています!
AirPods Proのような、完全ワイヤレスイヤホンのノイキャン搭載はまだまだ少ないですが、ノイキャン搭載のBluetoothワイヤレスヘッドホンは多いです。
ノイキャンBluetoothヘッドホンは基本的に高級機が多く、3~4万円台が中心で、欲しくても簡単に手が出せない価格帯ですね。
しかし、格安イヤホンで有名なTaoTronics(タオトロニクス)が、ノイズキャンセリング機能搭載のBluetoothヘッドホンを、
なんと、5,999円(しかも税込!!)でAmazonで発売しました!!
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もちろん、ソニーやBOSEと同じ、ノイズを逆位相で打ち消す
「アクティブノイズキャンセル(ANC)」です!
これはかなりの衝撃です。
しかも、発売開始直後は25%引きで4,999円になっていました。
「これはもうとりあえず買うしかないでしょ!」
ということで、速攻ポチりました。
早速商品が届いたので、今回、この激安ノイキャンBluetoothヘッドホン
「TaoTronics Soundsurge 85」のノイキャン性能や音質をじっくりレビューしました!
ANC搭載Bluetoothヘッドホンが5,999円!!
さあ、その性能・音質はどうなのか!?
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開封レビュー
開封
開封です!
外箱はオーバーイヤーヘッドホンにしては、かなりコンパクトで驚きました。
オーバーイヤーヘッドホンは、高価なものが多いので、箱も大きく凝っていたりしますが、Soundsurge 85は普通の箱です(当然ですね)。
フタを開けると、、、、
持ち運び用のポーチに入った状態で梱包されていました!
オーバーイヤーヘッドホンの場合、付属のケースはハードやセミハードが多いですが、コストの関係かポーチでした。
(個人的にはハードケースはかさばるので、袋で問題ないですね)
本体と付属品です。
付属品は、充電用ケーブル(USB-AーUSB TypeC)、有線接続用ケーブル(両端3.5mm端子)、説明書類 となります。
USB TypeCに対応しているのはポイント高いですね。
低価格なガジェットは、今でもmicroUSBだったりすることが多いので。
有線接続ケーブルもちゃんと付属しています。
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外観
外観を見ていきましょう。
正面から。
デザインは可もなく不可もなく、無難な感じですね。
大きさはオーバーイヤーヘッドホンとしては、若干小さめです。
ソニーWH-1000XM3と並べてみました。
イヤーカップをフラットにしてみると、SoundSurge 85の方が少しだけ小さいのが分かります。
イヤーカップの内側に「L」「R」が書かれてあり、左右が分かりやすくなっています。
右側には、音量ボタン、再生・停止ボタン、USB TypeC端子があります。
左側のスライドスイッチは、ノイズキャンセリングのオン/オフで、オンにすると青いLEDが点灯して電源とは関係なくノイキャンが使えます。
イヤーパッド部をフラットにして、さらに内側に折りたたむことができるので、薄くすることも、丸くコンパクトにすることもできます。
イヤーパッドはかなり低価格なものと思います。
すぐに合皮の黒いところが剥げてきそうな感じです。
外観はいたって普通
ただ、手に取ってみるとやはり安っぽい感じはぬぐえない
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音質&機能 評価・採点!!
(SONY WH-1000XM3とも比較)
それでは、TaoTronics Soundsurge 85を実際に使ってみて、機能性のチェックや、音を実際に聴いた音質評価をしました!
やはり音質は一番気になりますよね。
ノイキャンBluetoothヘッドフォンでトップを争うメジャーな、ソニー WH-1000XM3と比較しました!
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外観・機能評価
外観や機能性について、僕自身が感じた評価を表にしました。
あくまでも僕一個人の主観であることをご理解くださいね。
項目 | TaoTronics SoundSurge 85 |
SONY WH-1000XM3 |
デザイン | 全体的にプラスチック感が強く、高級感はない | 高級感はあまり高くないがスマートな感じ |
フィット感 | オーバーイヤーとしては少し小さいので、耳の大きい人はオンイヤーぽくなるかも しめつけ感は少ない 非常に軽いので長時間でも疲れなさそう |
耳をすっぽり覆ってくれる しめつけ感はほとんどない 軽いので長時間聴いても疲れなさそう |
ノイズキャンセリング性能 | 車のエンジン音を10としたとき、6くらいに小さくなる | 車のエンジン音を10としたとき、2~3くらいに小さくなる |
遮音性 | 遮音性はあまりない | 耳を覆うのでそれだけで遮音性がある程度ある |
音漏れ | ほどんど聴こえない | ほどんど聴こえない |
携帯性 | フラットからさらに内側に織り込めるので、オーバーイヤーとしてはコンパクトにできる | フラットからさらに内側に織り込めるので、オーバーイヤーとしてはコンパクトにできる |
イコライザ | なし (専用アプリなし) |
プリセットに加えて自分のオリジナルもつくれる DSEE HXによるハイレゾ変換、CLEAR BASSによる低音増強など可能 どのアプリで再生していてもイコライザが有効になる |
アプリについて | 専用アプリなし | 機能が非常に豊富 逆に使いたい機能を見つけるのに手間取る どのアプリで再生していてもイコライザが使える |
デザイン:デザインの良し悪しは個人によるので何とも言えませんが、TaoTronics
SoundSurge 85はプラスチック感が高く、高級感はありません。
手に取った感じも正直安っぽいですね(価格を考えれば当然ですが)。
ただしこれは220gの軽さとのトレードオフともいえます。
フィット感:SoundSurge 85 は、オーバーヘッドにしてはカップが小さいので、耳の大きな人にはオンイヤー気味になるかもしれません。
締め付けは強くなく、また220gという軽さなので長時間使っても疲れなさそうです。
ノイズキャンセリング性能:SoundSurge 85 は5,999円という激安にして、アクティブノイズキャンセリング搭載というのが最大の売りですが、ノイキャン性能は高くないです。
エンジンをかけた車の横でSoundSurge 85を使ったとき、ヘッドホンなしの騒音を10としたとき、ヘッドホンをノイキャンオフの装着で9、ノイキャンオンで6くらいの騒音になります。
(あくまでも僕の感覚的にです)
ソニーのWH-1000XM3なら、ノイキャンオフでも7くらい、ノイキャンオンなら2~3ほどにまで騒音が下がります。
音漏れ:X JapanのSilent Jelousyを少し大きめで再生したとき、音漏れはかなり近づかないとわかりませんでした。
イヤーパッドの性能というより、高音が出ていないためと考えられます。
携帯性:オーバーイヤーヘッドフォン自体、携帯性を求めるものではありませんが、SoundSurge 85は携帯性は高い方です。
イヤーパッドをフラットにしてさらに折りたため、薄くすることも丸くコンパクトにすることもできます。
イヤーパッド自体も小さめなのでオーバーイヤーヘッドフォンとしてはかなりコンパクトになります。
イコライザ:最近のBluetoothヘッドホン/イヤホンは、専用アプリでイコライザの調節ができるものが多いですが、SoundSurge 85は専用アプリがなく、イコライザも調節できません。
SoundSurge 85だけでなく、TaoTronicsのヘッドホン/イヤホン用のアプリそのものがないようです。
イコライザを調節できるという商品もありますが、本体自体のスイッチで切り替えるものです。
アプリ:前述のように専用アプリはありません。
やはり低価格だけあって、質感は高くないね
イコライザもできれば欲しかった~
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音質評価
TaoTronics SoundSurge 85で実際に音楽を聴いての音質評価です!
音質について採点しました。
やはりこれが一番きになるところですね。
音質もソニー WH-1000XM3と比較しました。
音質評価に使った曲・条件
・Silent Jealousy(2014 Remaster)(X Japan)
・Bohemian Rhapsody (2011 Mix)(QUEEN)
・Can You Keep A Secret? (2018 Remastered)(宇多田ヒカル)
すべてFLAC 96kHz/24bit
iPhone XS MaxでAACにより接続
(SoundSurge 85は、SBCとAACに対応)
項目 | TaoTronics SoundSurge 85 |
SONY WH-1000XM3 |
バランス | 好みがあるので採点なし | 好みがあるので採点なし |
低音寄り | かなり低音寄り | |
高音の音質 | 3 | 7 |
高音が出ていない かなりヌケが悪い |
頭打ち感がある | |
中音の音質 | 5 | 8 |
低音にかぶり気味 | 低音にかぶり気味 | |
低音の音質 | 5 | 7 |
それほど強い低音ではないが、ぼわぼわしている バランス的には悪くない |
かなりブーミーな感じ 他の音をぼやけさせる Jポップ向き? |
|
解像感 | 4 | 8 |
全体的にこもっている | 音質自体はいいが、少しぼやけた感じ 全体的に膜を1枚かぶせてる感じ |
|
合計 (100点換算) |
17/40点 (42.5/100点) |
30/40点 (75/100点) |
採点は10点満点
結果から書きますと、TaoTronics SoundSurge 85の
音質は価格相応です。
100点満点換算で、WH-1000XM3が75点なのに対して、
SoundSurge 85は42.5点でした。
音のバランス:SoundSurge 85は、低音寄りのバランスです。
一般的なJポップやロックでは低音寄りの方が合っているので、そういった音楽に向いています。
ただ、音のバランスは好みがあるのでどちらがいいということはできません(なので採点なしです)。
音質:SoundSurge 85で音楽を聴いて、すぐに思ったのが「高音が全く足りていない」ということでした。
そのため音のヌケが全くありません。
低音寄りですが、低音の音質自体は輪郭がぼやけており、ボワボワした感じです。
ラジオまで音質が悪いわけではないですが、ラジオに近い感じを想像していただければわかりやすいです。
低音のボワボワ感が中音にまで影響しており、さらに高音も足りてないので、全体的に曇った感じがします。
以前、Shure AONIC 50とソニー WH-1000XM3を比較したとき、WH-1000XM3の高音が足りなくてボワっとした感じがしましたが、今回SoundSurge 85と比べると、WH-1000XM3が非常にクリアで高音が出ているように感じました。
解像感:音質で述べたように、全体的に音がこもっています。
3~4万円するヘッドホンと比較するのが酷な話ですが、やはり音の解像度も価格相応といった感じです。
やはり音質も価格相応だった💦
せめてもう少し高音が出ていれば印象が変わったかも
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【まとめ】5,999円の激安ノイキャンBluetoothヘッドフォン
TaoTronics SoundSurge 85 をレビュー!
ソニーやBOSEをはじめ、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能搭載のBluetoothヘッドフォンはかなり増えてきました。
しかし、基本的には3、4万円台で高価なものが多いです。
今回、格安イヤホン/ヘッドホンで有名なタオトロにクスが、
なんと5,999円(税込)のANC搭載Bluetoothヘッドホン
「SoundSurge 85」をAmazonで発売しました!
速攻ポチって届いたので、レビューしました。
【ここがイイ!ポイント】
- アクティブノイズキャンセリング搭載のBluetoothヘッドフォンで、5,999円(税込)という激安価格
- オーバーイヤーヘッドフォンとしてはコンパクト&軽量
折りたためるので持ち運びもラク - 220gの軽量なので、長時間使用しても首が疲れにくい
【ここがイマイチ!ポイント】
- ノイズキャンセリング性能は高くない
- 音質はイマイチ(価格相応)
- 触った感じが安っぽい(価格なり)
【こんな人にオススメ!】
- アクティブノイズキャンセリングを低価格で試してみたい人
- 音質よりもとにかく安いBluetoothヘッドフォンが欲しい人
アクティブノイズキャンセリング搭載で5,999円はかなり衝撃的な価格ですが、実際に使ってみると、ノイキャン機能、音質、高級感、すべてが値段相応でした。
音質にこだわる人には正直おすすめできませんが、ANCを一度試してみたい人や、とにかく低価格でBluetoothヘッドフォンが欲しい人にとってはいいのではないでしょうか。
価格も安いですし、興味のある人はチェックしてみてください!
とにかく安い!
ノイキャン搭載&Bluetoothで激安!
この一点に限るヘッドホン!
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激安のノイキャン搭載Bluetoothヘッドホン
TaoTronics「SoundSurge 85」は、、、— SORA@【まあまあ毎日更新!!】デジアニゲー日記 (@SORA_NO_IRO_) June 3, 2020