ゲオ最安!!ノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホン
GRFD-TWS HT03 自腹購入&音質レビュー!!
格安でコスパの高いイヤホンやヘッドホンを続々と発売しているゲオが、
「ゲオ史上最高コスパ」とゲオ自身が発表したアクティブノイズキャンセリング機能(ANC)搭載完全ワイヤレスイヤホンを発売しました!!
この製品「完全ワイヤレスANCイヤホン HT03(GRFD-TWS HT03)」は、ノイキャンを搭載しながら3,980円(税込4,378円)という激安価格です!
画像:ゲオ公式サイト
ゲオは2021年2月に税込4,999円のノイキャン完全ワイヤレスイヤホンを発売しており、このブログでも購入してレビューしました。
今回の新モデルは更に安くなりました!
そして今回も自腹購入して、音質やノイキャン性能をがっつりレビューしました!
旧モデルの「GRFD-SWE HT01BG」とも比較しました!
また、最も多くの人が持っているであろうiPhoneに付属のEarPodsとも音質を比べましたのでご覧ください。
ゲオ史上最高コスパ!?
その音質やノイキャン性能がめちゃくちゃ気になるところ!!
【ノイキャン搭載】格安 Bluetoothヘッドホンをチェック!!
「GRFD-TWS HT03」のスペックと特徴
新モデル「GRFD-TWS HT03」のスペック表です。
2021年2月に発売された前モデル「GRFD-SWEHT01BG」と比較しました!
2021年2月に発売された前モデル「SWE-HT01BG」、画像:ゲオ公式サイト
スペック
項目 | GRFD-TWS HT03 | SWE-HT01BG |
メーカー |
ゲオ | ゲオ |
型番 | GRFD-TWS HT03 | GRFD-SWE500HT01 BG |
発売時期 |
2021/12/2 | 2021/2/5 |
価格(税込) |
4,378円 (税別3,980円) |
4,999円 |
タイプ | カナル型 | カナル型 |
接続タイプ |
ワイヤレス |
ワイヤレス |
装着方式 | 完全ワイヤレス (左右独立接続) |
完全ワイヤレス (左右独立接続) |
ドライバサイズ | ダイナミック 10mm |
ダイナミック 7.0mm |
周波数応答 | 20Hz-20KHz |
20Hz~20kHz |
感度 | 100dB | - |
充電端子 | 充電ケース: USB Type-C |
充電ケース: USB Type-C |
ワイヤレス充電 | なし | 〇 |
ワイヤレス | Bluetooth | Bluetooth |
Bluetoothバージョン | Ver.5.1 | Ver.5.0 |
対応プロファイル |
HSP、HFP、AVRCP、A2DP | HSP、HFP、AVRCP、A2DP |
対応コーデック | SBC AAC |
SBC AAC |
受信距離 | 約10m | 約10m |
送信出力 | Class2 | Class2 |
連続再生時間 |
約5.5時間 ケース使用:最大22時間 |
ANC/オン:約4.5時間 ANC/オフ:約6時間 |
連続待機時間 | 約50時間 | ANC/オン:約7時間 ANC/オフ:約20時間 |
ノイズキャンセリング |
〇 | 〇 |
マイク |
〇(6個) | 〇(4個) |
外音取り込み |
〇 | 〇 |
防水・防滴性能 |
IPX5 | IPX4 |
低遅延モード | 〇 | 〇 |
オート電源オン | 〇 | 〇 |
イヤーセンサー | なし | 〇 |
リモコン (本体操作) |
〇 タッチ式センサー 再生/停止 曲送り ANCオン/オフ 電話応答/終了 など |
〇 タッチ式センサー 再生/停止 曲送り/戻し ANCオン/オフ 電話応答/終了 など |
カラー |
ホワイト、ブラック、レッド |
ブルーグレー(BG) |
重量 |
本体:約5g(片耳) ケース:約32.0g |
本体:約5.5g(片耳) ケース:約43.2g |
- 4,378円(税込)の低価格
- アクティブノイズキャンセリング機能搭載
- 低遅延モードでゲームや動画での音のズレを低減
- タッチ式センサーによる再生操作
- Bluetooth 5.1により安定した接続
- IPX5の防水性能
- 周囲の音をマイクで取り込む外音取り込みモード
- 10mmダイナミックドライバー搭載
- iPhoneで高音質接続できるAACコーデック対応
- 3色から選べるカラーバリエーション
画像:ゲオ公式サイト
前モデルと比べると、ドライバーサイズが7mmから10mmに大きくなっており、音質アップが期待できます。
Bluetoothのバージョンが上がっており、連続再生時間/待ち受け時間ともに前モデルよりも長くなっているのはポイントが高いですね。
それでいて重さは軽くなっています!
また、防水性能もIPX4からIPX5に上がっています。
そして価格は税込みで621円安くなっているのは、確かにコスパが高いと言えるでしょう!
一方で、前モデルにはあったイヤーセンサー(耳から外した時に再生が停止する)と、ワイヤレス充電機能はなくなりました。
これらの機能はあれば便利ですが、なくても困らない人も多いのではないでしょうか。
その分、音質アップとバッテリー時間が延長されているので、実用的にはアリなのかなと思います。
また、カラーバリエーションが3色になったので、自分の好みの色が選べるのようになったのは嬉しいポイントでしょう。
専用アプリでイコライザーが調節できれば最高でしたが、基本的に格安イヤホン/ヘッドホンでは専用アプリはないのが普通ですね。
価格は非常にお手頃でスペックも十分。
あとは最も気になるポイントの「音質」と「ノイキャン性能」ですね!
旧モデルの「GRFD-SWE HT01BG」は、低価格の完全ワイヤレスイヤホンとしては音質がなかなかよかったので、新モデルGRFD-TWS HT03はどうなのでしょうか?
更に安くなった新モデル!!
旧モデルと比べて音質やノイキャンはどうなのか?
【ノイキャン搭載】格安 Bluetoothヘッドホンをチェック!!
開封・外観レビュー
開封!!
それでは開封です!
最高コスパをうたっていますが、箱は高級感を出す黒を基調としたデザインになっています。
表面がマグネット式で開くという凝った作り!
価格を抑えながら、ここまで箱にコストがかけられるものなんですね~。
本体と付属品一覧です。
取扱説明書は安心の日本語。
最近は格安の中国製品も日本語取説が当たり前になってきていますが、やはり日本メーカーが販売する場合はすべて日本語で詳しく書かれるので安心感がありますね。
充電ケーブルはUSB-Type Cです。
激安製品ではまだまだmicroUSBが多いですが、USB-Cに対応しているのはポイントが高いです。
サイズ違いのイヤーピースが付属しています。
Mサイズがデフォルトで装着されており、SとLが付属しています。
形は楕円形ですね。
【ノイキャン搭載】格安 Bluetoothヘッドホンをチェック!!
外観
本体と充電ケースを見ていきましょう。
まずは充電ケース。
結構小型で、丸いタイプです。
手に取ってみると大きさがわかりやすいと思います。
かなり小さいですよね。
AirPods Pro、旧モデル(GRFD-SWE500HT01 BG)と比べてみました。
AirPods Proはかなりコンパクトなのですが、負けていません。
厚みを見ると、旧モデルは結構厚いのがわかります。
新モデルはコンパクトになっていますね。
また、角が丸いのでズボンのポケットに入れても目立ちにくいです。
ケースのフタの開閉も、安っぽくなくてしっかりしています。
イヤホン本体を見ていきましょう。
AirPodsのようなスティック部分があるタイプです。
写真ではわかりにくいですが、触ってみると質感が意外と高いのに驚きます!
激安イヤホンとしては十分な質感でしょう。
スティック部分の楕円形にへこんだところがタッチセンサーになっています。
外側に一つ、内側に二つの穴があり、おそらくマイクですね。
本体も、AirPods Pro、旧モデル(GRFD-SWE500HT01 BG)と比べてみました。
ヘッド部分はAirPods Proに似ており、スティック部分は太めになっていますね。
旧モデルとは完全にデザインが違います。
スティックタイプは耳に装着するときにスティック部分を持てるので装着しやすいのですが、どうしてもタッチセンサーに触れてしまいます。
AirPods Proも同じ場所に操作用のセンサーがあるのですが、感圧式になっており、しっかりとクリックしないと操作できないのでご操作が少ないんです。
今回のGRFD-TWSHT03は、普通のタッチセンサーなので装着するときに誤操作しやすいですね。
質感がしっかりしていて驚き!
やはりタッチセンサーは誤操作が多くなっちゃうね
【ノイキャン搭載】格安 Bluetoothヘッドホンをチェック!!
音質&機能 評価・採点!!
(旧モデル HT01とも比較)
画像:ゲオ公式サイト
それでは、ゲオ「GRFD-TWSHT03」を実際に使ってみて、機能性のチェックや、音を実際に聴いた音質評価をしました!
やはり音質は一番気になりますよね。
前モデルよりも価格が下がったということもあり、やはり前モデルとの比較も気になるところです!
【ノイキャン搭載】格安 Bluetoothヘッドホンをチェック!!
外観・機能評価
画像:ゲオ公式サイト
外観や機能性について、僕自身が感じた評価を表にしました。
あくまでも僕一個人の主観であることをご理解くださいね。
項目 | ゲオ GRFD-TWS HT03 |
デザイン | AirPodsのようなスティックタイプ AirPods ProにAirPodsの太めのスティック部分が付いた感じ 価格以上に質感は十分に高い |
フィット感 | カナル型で、耳へのフィット感はよい |
ノイズキャンセリング性能 | ノイキャン性能は高く、環境ノイズ音を10としたとき、3くらいに小さくなる 人の声は強くキャンセルしないが、電車などの低音域はよくキャンセルしてくれる |
遮音性 | カナル型なので遮音性は高い |
音漏れ | ほとんどない |
携帯性 | 充電ケースは小型で薄く携帯性は高い また、丸いデザインなのでズボンポケットに入れても目立ちにくい |
イコライザ | イコライザー機能はない |
アプリについて | 専用のアプリはない |
デザイン:AirPodsのようなスティックタイプです。
ヘッド部分はAirPods Proに似たデザインで、スティック部分はAirPodsのような太めとなっています。
質感は意外に高く、価格以上といえるでしょう!
充電ケースのフタを開閉するときのパカパカの感じも、安っぽくなくていいです。
フィット感:一般的なカナル型と同じで、フィット感はよいです。
ノイズキャンセリング性能:ノイキャン性能は格安イヤホンとしては高いです。
これより高いイヤホンでノイキャン性能が弱いものもたくさんあります。
ただ、旧モデルと比較して目立ってノイキャン性能が高くなったという感じはありませんね。
外音取り込み機能は旧モデルより音量が大きくなりましたが、ノイズが強くなっています。
一点気になったのが、ケースに戻して、再度音楽を聴くためにケースから取り出すとノイキャン設定がオフになります。
一般的には今までの設定を記憶しているのですが、このイヤホンは必ず設定が戻ってしまうので、毎回ノイキャンをオンにする操作が必要になるというのはマイナスポイントですね。
音漏れ:X JapanのSilent Jelousyを少し大きめで再生したとき、音漏れはほとんどありませんでした。
携帯性:充電ケースは小型で、厚みが旧モデルより薄くなっているので携帯性は高いです。
また、形も旧モデルより丸みのあるデザインに変わったので、ズボンのポケットに入れた時にも角が目立ちにくいのはいいですね。
イコライザ:イコライザー機能はありません。
アプリ:専用のアプリはありません。
格安イヤホン/ヘッドホンは専用アプリがないメーカーが多いですね。
価格以上の質感の高さに驚き!
ノイキャン性能も十分高い!
【ノイキャン搭載】格安 Bluetoothヘッドホンをチェック!!
音質評価
画像:ゲオ公式サイト
ゲオ「GRFD-TWSHT03」で実際に音楽を聴いての音質評価です!
音質について採点しました。
やはりこれが一番気になるところですね。
音質は旧モデル GRFD-SWE500HT01 BGと比較しました。
音質評価に使った曲・条件
・Silent Jealousy(2014 Remaster)(X Japan)
・Bohemian Rhapsody (2011 Mix)(QUEEN)
・Can You Keep A Secret? (2018 Remastered)(宇多田ヒカル)
すべてFLAC 96kHz/24bit
どちらもAAC コーデックで接続
項目 | ゲオ GRFD-TWS HT03 (新モデル) |
ゲオ GRFD-SWE500HT01 BG (旧モデル) |
バランス | 好みがあるので採点なし | 好みがあるので採点なし |
低音寄りのバランス | 低音寄りのバランス |
|
高音の音質 | 5 | 5 |
高音は少し足りないが、旧モデルよりも若干出ている感じはある | 高音は少し足りない | |
中音の音質 | 5 | 6 |
ボーカルはキレイ聴こえるが、中音全体としては音が薄い | 中音はよくでており、キレイに聴こえる | |
低音の音質 | 7 | 7 |
低音がよくでており、格安イヤホンにありがちなボワボワした感じは少ない | 低音がよくでており、格安イヤホンにありがちなボワボワした感じは少ない | |
解像感 | 5 | 5 |
解像感は普通で、価格を考えるとよい 格安イヤホンによくある、音のこもった感じもない |
解像感は普通 格安イヤホンにありがちな、こもった感じは少ない |
|
合計 (100点換算) |
22/40点 (55/100点) |
23/40点 (57.5/100点) |
採点は10点満点
音質の総合得点としては旧モデルに若干負けてしまいましたが、
4,378円という価格を考えると十分よい音質といえるでしょう!
【ノイキャン搭載】格安 Bluetoothヘッドホンをチェック!!
音のバランス:低音寄りで、いろんな音楽ジャンルに合うバランスです。
中音域が少し控えめで、全体的な音が薄く感じます。ギターリフがジャカジャカ鳴るロック系では特に感じます。
しかしボーカルはハッキリきれいに出ており、ボーカルが前面に出るチューニングのようです。
ですので、J-PopやK-Popのような低音とボーカルが中心となる音楽に向いていますね。
ただ、音のバランスは好みがあるのでどちらがいいということはできません(なので採点なしです)。
音質:格安の完全ワイヤレスイヤホンではFMラジオに近いような音のこもったものが多いですが、このイヤホンはこの価格では十分音はクリアでした。
Bluetooth特有の音のざらつきは感じますが、そこまで求めるのは酷というものでしょう。
解像感:解像感は高くないですが、価格相応といったところです。
旧モデルよりも全体的に音が薄く感じる。
その分バランス的にボーカルが前にクッキリ出てくる感じだね!
【ノイキャン搭載】格安 Bluetoothヘッドホンをチェック!!
【まとめ】激安!! ゲオ 5,478円ノイキャンBluetoothヘッドホン
「GRFD-BTH500ANC805」レビュー!!
画像:ゲオ公式サイト
激安イヤホン/ヘッドホンを多数発売しているゲオから、自ら「ゲオ史上最高コスパ」とうたうのイキャン搭載完全ワイヤレスイヤホン
「完全ワイヤレスANCイヤホン HT03(GRFD-TWSHT03)」が発売されました!
今回、このGRFD-TWSHT03を購入したので、音質やノイキャン性能をがっつりレビューしました!
【ここがイイ!ポイント】
- 税込 4,378円の激安&高コスパ
- アクティブノイズキャンセリング機能を搭載
- コンパクトで丸型の充電ケースで携帯性が高い
- 価格的には十分高音質
【ここがイマイチ!ポイント】
- スティック部分のタッチセンサーが操作しにくい
【こんな人にオススメ!】
- 低価格でノイキャン搭載のBluetoothヘッドホンが欲しい人
- 低価格でも音質はいい方がよい人
- 低価格でもノイキャン性能が高い方がよい人
- 日本メーカーが発売している安心感が欲しい人
4,378円(税込)という価格を考えると、音質は十分合格点で、のイキャン性能も高いです!
ただ、前モデルのGRFD-SWE500HT01 BGは、音質がもう少しよく、ワイヤレス充電やイヤーセンサーなど機能性も高かったです。
今回、税込みで621円安くなりましたが、僕としてはたったの621円差なら前モデルがいいと思いますね💦
正直、前モデルは5,000円を切るノイキャンイヤホンでは完成度がめちゃくちゃ高かったです。
ただ、カラーバリエーションを選びたい人や、AirPodsのようなスティック型がいいという人なら621円安い新モデルでもアリでしょう。
いずれにしてもめちゃくちゃ安く、しかも音質とノイキャンもちゃんとしたレベルなので、コスパはかなり高いです!
気になる人は購入してもいいと思います!
【ノイキャン搭載】格安 Bluetoothヘッドホンをチェック!!