2019年 新型「iPhone 11」維持費はどこが一番安いのか?
ドコモ, au, ソフトバンクで支払い総額の比較!!
2019年9月、ついに新型iPhoneが発表されました!
今回は、iPhone11、iPhone11 Pro、iPhone11 Pro Maxの3モデルが発売されます!
もちろん、ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアで発売されます!
しかし、総務省指示による料金プランの突然の変更もあり、いったいどのキャリアが一番安く、お得にiPhoneを買えるのか、維持費はいくらなのか分かりにくくなりました。
そこで今回は、最も売れるであろう低価格モデルの「iPhone 11 64GB」を基本として、3社のiPhoneの価格と料金プランから、
2年間の総支払額を徹底比較しました!
ぜひ、iPhone購入の参考にしていただければと思います!
新型 iPhone の購入価格の比較
まずは、iPhone単体での購入価格を各社一覧表にしました!
新型iPhone 3モデルと各容量について、一括払いの本体価格、割引プログラム(割引サポート)を受けた場合の実質負担額を表にしましたのでご覧ください。
各キャリアの新型iPhoneの価格
各キャリアの新型iPhoneを割引サポートで購入した場合の価格
割引サポートなしで普通に購入した場合は、すべてのモデルでドコモが最も安くなっています。
しかし、割引サポートを受けた場合の実質負担額は、ドコモが最も高くなっています。
これは、ドコモは36回払いの最大12ヵ月免除によって、最大33%安くなるのに対して、auとソフトバンクは、48回払いの最大24ヵ月免除で、最大50%(半額)安くなるからです!
割引サポートを受けた場合(ほとんどの人が受けると思います)、iPhone本体の購入価格はドコモが高くなります。
しかし実際には基本料金やデータ通信料金も必要なので、次の項目ではトータルの支払い総額で比較しました!
スマホの「割引プログラム(割引サポート)」とは?
最近のiPhoneやハイスペックAndroidは、10万円を超える高額なものになっています。
そこで各キャリアは、ユーザーが高額なスマホを購入しやすいように、スマホの返却や機種変更をすることを条件に、分割払いの一部を免除するプログラムを提供しています!
ドコモ「スマホおかえしプログラム」のイメージ
ドコモ:スマホおかえしプログラム
36回の分割払いで購入し、25回目の支払い以降にスマホをドコモに返却すると、残り最大12回分の支払が免除される。
[特徴]
返却するだけでよい。機種変更をする必要はない。
ドコモ「スマホおかえしプログラム」をau, ソフトバンクと比較!!
au:アップグレードプログラムDX
48回の分割払いで購入し、25回目の支払以降にスマホをauに返却すると、残り最大24回分の支払が免除される。
[特徴]
最大で半額になる。auが販売するスマホに買い替える必要がある。auと契約している必要はない。
ソフトバンク:半額サポート+
48回の分割払いで購入し、25回目の支払以降にスマホをソフトバンクに返却すると、残り最大24回分の支払が免除される。
[特徴]
最大で半額になる。ソフトバンクが販売するスマホに買い替える必要がある。ソフトバンクと契約している必要はない。
iPhone11と料金プランの総支払額での比較
実際にキャリアでiPhoneを購入する場合は、iPhone本体の価格と基本料やデータ通信料も含めた料金を支払います。
そこで、今回の新型iPhoneで最も低価格で売れ筋になる「iPhone 11(64GB)」モデルを各キャリアの大容量プランと低容量プラン(1GB/月)で2年間使用した場合の総支払額を比較しました!
大容量プランの比較
各キャリアの大容量プランを家族3人以上で契約した場合の、ひとり当たりの2年間の支払い総額を比較しました!
各キャリアの大容量プランは次の通りです。
キャリア | 料金プラン | データ容量/月 | 料金(税別) | 特徴 |
ドコモ | ギガホ (2年契約あり) |
30GB | 6,980円 | 30GBを超えても1Mbpsの速度 |
au | auデータMAXプランNetflixパック (2年契約あり) |
上限なし | 7,880円 | データ上限なし Netflixがセット |
ソフトバンク | ウルトラギガモンスター+ (2年契約なし) |
50GB | 7,480円 | YouTubeやTwitterなど指定の動画サイトやSNSは容量ノーカウント |
容量が最も少ない30GBのドコモが一番安く、容量無制限のauが最も高くなっており、容量と料金が相関してますね。
そして、iPhone 11(64GB)と料金プランとの2年間での総支払額は次の通りです!
※各キャリアの「割引プログラム」を適応してiPhone11を安く購入しています。
※家族割として、家族3人が同じキャリアで契約した場合としています。
詳細な内訳はコチラをご覧ください。
👑 1位:au
約18万1,000円
👑 2位:ソフトバンク
約19万9,000円
👑 3位:ドコモ
約20万4,000円
大容量プランで2年間の総支払い額は、auが最も安い結果となりました!
続いて、ソフトバンク、ドコモとなります。
auの料金について
auは、データプランの料金としては最も高かったですが、総額では安くなりました。
しかも、容量の上限なし(使い放題)で、Netflixまでセットなのでかなりコスパは高いですね!
ただし、テザリングでは2GBまでしか使うことができないので、タブレットやPCを使う人は別にモバイルWi-Fiルーターを持った方がいいですね。
ソフトバンクの料金について
ソフトバンクはYouTubeやTwitterなど有名どころの動画サイトやSNSは使い放題で、データを消費しません!
しかし、auならば容量無制限で、ソフトバンクより安いのでメリットとなりにくいですね。
テザリングは50GBまで制限なしで使えますが、月額500円(税別)が必要となります。
テザリングを使う場合、550円(税込)×24ヵ月=13,200円 必要となるので、総額は21万1,872円となり、ドコモ(20万4,072円)より高くなってしまいます!
ソフトバンクの大きなメリットとして、2年契約がなくりました!
いつ解約しても解約金は無料です!
※ドコモとauは2年契約はありますが、総務省の指示により解約金は1,000円(税別)と安くなりました。
ドコモの料金について
ドコモは最も高くなりましたが、ドコモのメリットとして、12ヵ月分の価格免除を受けるのに「スマホをドコモに返却するだけでいい」というところです!
auとソフトバンクは、スマホを返却して、更に新しいスマホを購入する必要があります。
また、テザリングでも30GBと制限はありません。
このように、スマホだけで大容量を使うのなら、auが最も安く使うことができます!
しかし、テザリングでタブレットやPCも繋げて使うことが多い場合は、ドコモが最もいいですね!
価格だけではなく、自分の使用条件にあったキャリアを選択するのがベストです!
【ドコモ新プラン!!】“ギガホ” “ギガライト” 旧プランと比較!! 安いのか!?
au【データ無制限+Netflix】「auデータMAXプラン Netflixパック」をドコモ、ソフトバンクと比較!!
料金計算の詳細な内訳
料金の詳細な内訳は次の通りです。
結果はすでに上記に書きましたので、詳細が必要ない方は読み飛ばしてもらって結構です。
低容量プラン(1GB, 5GB/月)の比較
各キャリアの低容量プラン(~1GB、~5GB)を家族3人以上で契約した場合の、ひとり当たりの2年間の支払い総額を比較しました!
各キャリアの低容量プランは次の通りです。
キャリア | 料金プラン | データ容量/月 | 料金(税別) | 特徴 |
ドコモ | ギガライト (2年契約あり) |
~1GB ~5GB |
2,980円 4,980円 |
– |
au | 新auピタットプランN (2年契約あり) |
~1GB ~4GB |
2,980円 4,480円 |
– |
ソフトバンク | ミニモンスター (2年契約なし) |
~1GB ~5GB |
3,980円 7,480円 |
2年契約なしなので、解約金なし |
各社の低容量プランは、使った容量によって料金が高くなっていきます。
今回、もっとも容量の少ない1ステップ目(~1GB)と実用的な~5GB(auは~4GB)で比較しました!
ソフトバンクが高くなっていますが、2年契約ではないので途中解約しても解約金はないのが特徴です。
そして、iPhone 11(64GB)と料金プランとの2年間での総支払額は次の通りです!
※各キャリアの「割引プログラム」を適応してiPhone11を安く購入しています。
※家族割として、家族3人が同じキャリアで契約した場合としています。
詳細な内訳はコチラをご覧ください。
👑 1位:ドコモ
約10万5,000円
👑 2位:au
約10万6,000円
👑 3位:ソフトバンク
約14万6,000円
👑 1位:au (ただし4GB)
約14万7,000円
👑 2位:ドコモ
約15万8,000円
👑 3位:ソフトバンク
約23万8,000円
低容量プランの1GBでは、2年間の総支払い額は、ドコモが最も安い結果となりました!
続いて、僅差でau、大差でソフトバンクとなります。
次に低容量プランの5GBでは、2年間の総支払い額は、auが最も安い結果となりました!
続いて、ドコモ、大差でソフトバンクとなります。
ただし、auは4GBで容量が少ないので完全な比較とは言えないですね。
ドコモの料金について
ドコモは、大容量プランの料金としては最も高かったですが、低容量プラン(1GB)では一番安くなりました!
5GBではauに負けましたが、auは4GBと少ないので、これを考慮すれば大差はないと考えられます。
auと比較した場合、ドコモの割引サポートは、ドコモの場合25ヵ月目以降にスマホを返却するだけで、新しい機種を購入する必要はないので柔軟性はあるでしょう。
また、家族割の対象も3親等まで、同居の必要なしなど、かなり広い範囲を家族グループに入れることができます!
auの家族割対象は、同居が必要など結構厳しい内容となっています。
auの料金について
auは、低容量の1GBではドコモに負けましたが、2年間での差額はたったの1,000円程度なので、ほとんどドコモと同じと言っていいでしょう!
5GBでは最も安くなりましたが、データ容量が4GBと、ドコモ、ソフトバンクの5GBよりも少ないことに注意です!
しかし、1GBの違いなら気にせず、単純な支払い総額が安い方がいいというのであれば、auは選択肢としてかなりオススメです!
ソフトバンクの料金について
ソフトバンクは低容量プランの場合、1GBも5GBも、ドコモとauより圧倒的に高くなっています!!
この要因として、ソフトバンクは通話プランとデータプランが別になっていること、家族割引が低容量プランのミニモンスターには適用されないことが挙げられます。
1GBのプランでも2年間の総支払い額は、ドコモとauより4万円も高く、5GBではなんと7~8万円も高いのです!
もはや、低容量で使う場合、ソフトバンクを選択するメリットはないと言えます!
さらに、5GBでは2年間の総額が23万8,000円であり、これは50GBのウルトラモンスター+(19万8,000円)よりもかなり高いのです!
この結果から、ソフトバンクは低容量プランよりも、大容量プランで使うことを大きく推奨していると考えられます!
低容量でスマホを使いたい場合は、ソフトバンクを選択するべきではないでしょう!
このように、1GBや5GBなどの低容量で使うのなら、ドコモかauを使うべきです。
30GBや50GBも必要ないという人でソフトバンクを使っている人は、一度料金を見直してみてはいかがでしょうか?
【ドコモ新プラン!!】“ギガホ” “ギガライト” 旧プランと比較!! 安いのか!?
au【データ無制限+Netflix】「auデータMAXプラン Netflixパック」をドコモ、ソフトバンクと比較!!
料金計算の詳細な内訳
料金の詳細な内訳は次の通りです。
結果はすでに上記に書きましたので、詳細が必要ない方は読み飛ばしてもらって結構です。
低容量(1GB)の料金の詳細内訳。
低容量(5GB、auは4GB)の料金の詳細内訳。
【まとめ】2019年 新型「iPhone 11」はどこが一番安いのか?
ドコモ, au, ソフトバンクで”支払い総額”徹底比較!!
2019年新型iPhoneが発売されました!
もちろん、ドコモ、au、ソフトバンクで取り扱いされますが、いったいどのキャリアが一番安いのでしょうか?
iPhone本体だけでなく、料金プランも考慮した「2年間の総支払い額」を徹底比較しました!
もっとも低価格で売れるであろう「iPhone 11 (64GB)」で比較しました。
その結果、大容量プラン、低容量プラン(1GB、5GB)のときの結果は次の通りになりました!
大容量プランでは、2年間の支払い額はauが最も安くなりました!
しかもauは、データ容量の上限なし、Netflixがセットと非常にコスパが高くなっています!
ただし、テザリングは2GBしか使えないので、テザリングも使う方はドコモかソフトバンクがおススメです。
※ソフトバンクはテザリングに月額500円必要なので、それを考慮するとドコモよりも高くなります。
低容量プランでは、ソフトバンクが圧倒的に高くなってしまいました。
しかも5GBの場合、50GBの大容量プランの方が安くなってしまうほどです!
1GBや5GBなどの低容量で使いたい場合は、ドコモかauを選択するべきでしょう!
今回、iPhone本体の販売価格の違いだけでなく、料金プランも合わせた支払い額を調べたところ、意外な結果がでて驚きました!
iPhoneそのものはどのキャリアで購入しても同じなので、自分にあった各キャリアのプランをしっかりと選ぶべきですね!
ぜひ参考に下ください!!
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