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【5G】ドコモ, au, ソフトバンクが目指す「未来」5G商用化の取り組みとは?

各社の5Gに向けた最新動向

 

5月29日から31日までの3日間。東京ビックサイトで無線技術の展示会、「ワイヤレスジャパン2019」が開催されました!

そこで携帯大手3社のドコモ、KDDI、ソフトバンクは、5Gサービスへの取り組みについて講演をしました。

 

当ブログでも、以前に

5Gとは何か?

5Gの造る未来とは?ソサエティ5.0とは?

について記事を書きました。

 

5G通信とは!?いつから!?対応スマホは!? ソサエティー5.0の未来へ...(Society 5.0)5G通信という言葉をよく聞くようになりました。 5Gは単なる通信技術というだけでなく、これからの未来社会(ソサエティ5.0)を作るため...

 

そして商用化が目前となった5Gにおいて、実際にドコモauソフトバンクの3大通信事業者がどのような取り組みを行い、何を目指しているのかが明らかとなってきました。

 

5Gで社会や生活がどのように進化していくのでしょうか。

今回は各社の5G商用化の課題と取り組みについて紹介します!

 

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ドコモ:パートナー企業と作り上げる5G

画像引用:businessnetwork.jp

 

ドコモは3Gや4Gの時とは違い、5Gは通信目的の進化以外での新たな価値を創出しなければならないと強調しています!

 

具体策として、5G端末のさらなる高機能化、クラウドとの融合、AR,VR,ヒアラブル、ウェア、カメラなどの周辺機器と5G端末を連携し新たな体験を目指していくとのことです。

画像引用:ケータイWatch

 

昨年2月に立ち上げた「5Gオープンパートナープログラム」は既に、6500を超える企業団体に参加頂いていると明かしました!

 

さらに、ドコモがパートナー企業と行ったトライアルはすでに158件に達しているそうです。

 

ドコモは、東京(四谷)、大阪、沖縄、グアムの4か所にドコモ5Gオープンラボを設置しています。

これは企業に5G体験をしてもらう取り組みで、パートナー企業は5Gを使った新たなサービスやビジネスを生み出していくことでしょう。

画像引用:businessnetwork.jp

 

企業サービスの具体的な事例として、ドコモはコマツと5Gの「高速」、「低遅延」の特性を生かした建設機械の遠隔操作システムを開発しています。

 

この遠隔操作システムにより様々な現場に移動しなくても、同じ場所から遠隔操作で現場の作業を行うことができます!

画像引用:ケータイWatch

 

ドコモの5Gに導入スケジュールは9月にプレサービス、2020年春に商用サービスを開始する予定です。

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KDDI:社会や個人の課題解決を目指す5G

画像引用:ケータイWatch

 

KDDIは5Gの先端技術で社会と個人が抱えている課題の解決を目指しています!

 

社会の課題は人口減少や、高齢化社会への対応。個人の課題は豊かさの追求を目指す方向性です。

画像引用:businessnetwork.jp

 

社会の課題解決の事例として、酒造の遠隔監視システムでもろみの熟成具合などをデータ化し、もろみの熟成作業の効率化を狙っています。

また杜氏の醸造管理の知見継承に役立てられます。

画像引用:businessnetwork.jp

 

個人では沖縄セルラースタジアム那覇に16台の4Kカメラを設置し、撮影したデータをリアルタイムに自由視点VRを作成できる「スタジアムエンターテインメント」に取り組んでいます。

 

これによりユーザーは好きなアングルでスポーツ観戦などを楽しむことができます!

画像引用:businessnetwork.jp

 

5G時代にはスマートフォンだけでなくドローン、工場機器、建設機械など様々な要件に異なるサービスを提供しなければならないです。

 

これは大きな課題ですが、KDDIは無線リソースを適切に割当できるようにネットワークスライス技術に取り組んでいます。

この技術により無線リソースを有効活用し、快適なサービスを提供できるようになるのではないでしょうか。

画像引用:ケータイWatch

 

KDDIの5Gに導入スケジュールは2019年度にプレサービス、2020年度に商用サービスを開始する予定です!

2021年度には本格化フェーズに入り多様なサービスを実現するようです。

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ソフトバンク:先端技術サービスを提供する5G

画像引用:businessnetwork.jp

 

ソフトバンクは、3Gが音声通話、4Gがデータ通信が進化していったように5Gはサービスが主役になると主張しています。

画像引用:ケータイWatch

 

通信サービスはもちろん先端技術を活用したサービス提供を目指しています!

そのサービスを提供する手段としてソフトバンクが力を注いでいる超遅延通信

 

日野自動車と行っている隊列走行は、将来的に新東名高速道路などで、運転手が先頭の車両だけを運転し、無人の車両が追走する隊列走行の実現です。

 

これが実現できれば、1人の運転手でも多くの荷物を運ぶことが可能になります。

画像引用:ケータイWatch

 

さらにソフトバンクは「HAPSMobile」について紹介しています。

HAPSMobileは航空型基地局で成層圏に無人機を飛ばし、この無人機が基地局となり通信サービスを提供します。

 

1機のカバーエリアは半径200km、日本全土を40局でカバーすることが可能です。

HAPSMobileが実現できたら、陸上に基地局の設置が難しい場所、災害時などでも5Gサービスを提供することができます!

画像引用:ケータイWatch

 

ソフトバンクはの5Gの導入スケジュールは2019年にプレサービスを開始2020年3月に商用サービスを開始する予定です。

その後は5G端末の浸透率やサービスの登場を見据えた5G高度化を計画しているようです。

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【まとめ】携帯大手3社の5Gに向けた最新動向

 

今回は各社の5G商用化展開の取り組みについて紹介しました!

 

3社とも2019年度のプレサービスを目指し準備をしています。

5Gが商用化されるのはもうすぐです。

今までの移動通信は携帯電話の為のものでしたが、5G時代には建設機械やカメラなど様々な機器が移動通信を利用することになります。

 

5Gの特性を生かし社会や生活が便利になっていく、そんな未来が本格的に見えてきたのではないでしょうか。今後の5Gに関する展開がとても楽しみです!

 

↓5Gとは?ソサエティー5.0の未来へ!!

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