ついにドコモの新料金プラン発表!!その内容は!?
料金は安くなった? 高くなった?
以前より「2~4割値下げする」と公表されていた、ドコモの新料金プランがついに発表されました!
その名称は
「ギガホ」、「ギガライト」
です!
新プランの提供は、2019年6月1日からです!
また、予約受付は5月22日よりスタートします。
新プランはどんな内容で、実際にどれくらい安くなるのでしょうか?
旧プランと比較しながら紹介します!
新プランの概要
「ギガホ」と「ギガライト」
今回の新料金プランの発表では、次の料金プランが発表されました。
- スマートフォン用:「ギガホ」「ギガライト」
- データ通信用:「データプラス」
- ガラケー(フィーチャーフォン)用:「ケータイプラン」
- キッズケータイ用:「キッズケータイプラン」
この記事では、最も注目するべきスマホ用プランの「ギガホ」「ギガライト」について解説します!
新プランの主な特徴
新料金プラン「ギガホ」と「ギガホライト」の主な特徴は次の通りです!
- 月30GBまで使い放題(6,980円/月)
- 30GBを超えても1Mbpsという十分な速度で使える
- 家族で契約すると2回線で回線ごとに500円引き、
3回線以上で回線ごとに1,000円引き - 9月30日までの申し込みで「ギガホ割」適応で、
6カ月間1,000円引き
- 月1~7GBまで使ったデータ量に応じた料金
(2980円~5980円) - 7GBを超えると128kbpsの速度になる
- 家族で契約すると2回線で回線ごとに500円引き、
3回線以上で回線ごとに1,000円引き
一覧表にすると次の通りです!
新プラン「ギガホ」と「ギガライト」の料金一覧表
通話基本料とspモード料金、データ通信量が一つになっている
これらを詳しく解説していきたいと思います。
音声通話、データ通信、spモードが
ワンパッケージになり、わかりやすくなった!
これまでドコモの料金プランは、「音声通話」、「データ通信(パケットパック)」をそれぞれ選択し、更に「インターネット接続料(spモード)」を合算したものでした。
これはハッキリ言って、かなり分かりにくかったです!
しかし新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」は、“音声通話”、“データ通信”、“spモード”の3つが一つのパッケージになっており、非常にシンプルで分かりやすくなっています!
これにより「結局料金はいくらなのか?」と悩むことがなくなり、とてもわかりやすいプラン構造になりました!
大容量30ギガ使い放題と
1~7ギガで使った分だけの2種類!
スマホ用プランとしては、30ギガ使い放題の「ギガホ」と、1~7ギガで使った分だけの「ギガライト」が用意されています。
「ギガホ」は、定額制で、月額6,980円です。
「ギガホ」では従来の「ウルトラデータパック」使用者が、引き続きたっぷりとデータを使え、値段も安くなり、そのうえ通信制限の速度低下も緩和されてよりお得感が増しました!
「ギガライト」の料金はデータの使用量に応じて段階的に決定する仕組みで、使用量が1ギガ未満なら2980円、3ギガまでが3980円、5ギガまでが4980円、7ギガまでは5980円となります!
これにより、それぞれに見合った金額が自動的に決定されるので無駄がないですね!
ただし、以前のベーシックプランでは20ギガだった上限が7ギガにまで引き下げられていることには注意してください。
データをたくさん使用する方は「ギガホ」を、あまり大量のデータを利用しない方は「ギガライト」を選択するとよいでしょう。
使いすぎても最大1Mbpsの十分な速度!
これまでの料金プランでは、当月分のデータ残量を使いきると自動的に通信速度が「低速モード」で通信速度が128kbpsとかなり遅くなり、ネット検索やアプリの使用に支障が発生することがありました。
しかし、今回の新プランの「ギガホ」では「低速モード」に移行してもなお最大1Mbpsの速度があり、これは基本的なスマートフォンの使用においては問題のない速度となっています!
「低速モード」であっても十分ネットを使い続けられるというのは、ドコモの公称する「ネット使い放題!」というギガ放題の宣伝文句を見事に体現していると言えますね。
今回の新プランの中で、個人的には低速でも1Mbpsというのがかなりいいと感じました!
ただし、「ギガライト」は従来のプラント同じく、データを使い切る(7ギガを超える)と128kbpsの低速モードになります。
家族の回線数に応じてお得な割引!
現在ドコモは家族割のグループでギガを分けあえる「シェアパック」を提供していますが、今回これを廃止します。
代わりとして提供されるサービスが、2回線の契約で500円割引、3回線以上の契約で1,000円割引となる「みんなドコモ割」です!
今までのシェアパックでは一人当たりの料金など分かりづらい部分がありましたが、「みんなドコモ割」となって料金形態がよりシャープに、わかりやすくなったと言えます!
ギガホ割で更に1,000円引き
新料金プラン開始のキャンペーンとして、2019年9月30日までに「ギガホ」を契約すると、最大6カ月間、月額が1,000円割引きになる「ギガホ割」を実施します!
ギガホ割が適用されると、「ギガホ」の月額料が5,980円となり、「ギガライト」で5ギガ以上使った場合と同じ料金になります!
これはかなりお得なキャンペーンですね。
さらに、家族で契約すると安くなる「みんなドコモ割」と併用すると、最大6か月間、4,980円で「ギガホ」を使うことができます!
新プランの月額料金を旧プランと比較!!
月額料金を3~4割安くすると報道されていた新プランですが、実際に旧プランと比較するとどうなのでしょうか?
本当に4割も安くなるのでしょうか?
そこで今回、一円単位で「どう安くなったのか?」を詳しく検証してみました!
データ使用量ごとの料金を比較
まずは新料金プランと旧プランでの通信料金を具体的に比較してみました!
以下の表は新プランの「ギガホ」「ギガライト」、旧プランの「ウルトラデータパック」「ベーシックパック」での各データ容量ごとの月額料金を比較したものです。
これを見ると、旧プランの「ウルトラデータパック」「ベーシックパック」と比較して新プランの「ギガホ」「ギガライト」はグッと月額料金が低くなっていることがわかります。
30GBの定額プランでは、旧プランが9,280円で、新プランが6,280円なので、
6,280÷9,280=0.68 なので、
32%(3割以上)安くなっています!
また、段階制のプランでは、旧プランが4,180~8,280円、新プランが2,980~5,980円なので、
2,980÷4,180=0.71
5,980÷8,280=0.72
28~29%(約3割)安くなっています!
通信料金に関しては、間違いなく「以前より安く」なっているようですね。
最低月額料金はいくら!?
まず「一人で契約」の場合の実現可能な「最低料金」を比較してみると、データ使用料は1ギガの容量で次のようになります。
- 新プラン:2,980円
- 旧プラン:4,180円
約3割安くなっており、基本的な通信料金は低くなっているようです。
では、次に「家族で契約の場合」を想定してみましょう。
以下の表は4人家族における新プランと旧プランでの「最低料金」を比較した表です。
ひとり当たりの月額料金を見ると、旧プランは3,280円なのに対して、新プランでは1,980円とかなり安くなっています!
1,980÷3,280=0.6 なので、
40%(4割)も安くなっています!
これらの結果から、ドコモが予告していた「3~4割安くする」が実現されていることがわかりました!
そして、基本料金は「一人で契約」「家族で契約」の双方で安くなっていることがわかりました。
↓ドコモの新プランで「スマホ価格」は高くなるのか!?さまざまな疑問を解決!
iPhoneを契約した場合の総支払額は!?
新プランは確かに、かなり安くなりました。
しかし、実際にはスマートホンの購入代金も、支払うお金に含まれます。
そこで、「機種代金込み」で1年間、2年間、3年間の総支払額を計算してみました。
モデル条件として、次のような家族を想定しました。
- 父、母、子供、親(遠方に住む)の4人
- iPhone XS(64GB) 2台、iPhone 8(64GB) 2台を購入
- 月に使用するデータ量は、それぞれ5GB、0.5GB、15GB、0.5GBの合計21GB
この条件で1年間、2年間、3年間の総支払額を、新プランと旧プランで比較したのが下の表です。
この計算結果の詳細はコチラに載せています。
これを見ると、新料金プランでは「機種サポート」の割引が無くなった分、結果として月額料金の総額は高くなってしまったことがわかります。
これは今回の新料金プランが、「通信料金」と「機種代金」を別にして計算する「分離プラン」となっているからです。
また、「4人家族で契約」して1年、2年、3年と継続して使用した場合の最終的な支払い総額においても、新プランが高くなってしまいました。
しかし、これは「機種サポート」の割引がなくなった結果の料金の値上げですので、スマートフォンをより本体価格の「安い」機種に変更すれば、旧プランよりも支払い総額を低く抑えることができそうです(当たり前ですが、、、)。
今回の「機種代金」は、現在ドコモで販売されている割引なしの価格です。
ドコモも分離プランにより、機種代金が高くなることは問題視しており、スマホを購入しやすくするための新たな購入補助を準備中とのことです。
参考:engadjet 日本版
また、ドコモオンラインショップのチャットサポートで聞いたところ、ドコモショップでは、機種代金(端末価格)をオープン価格としており、各店舗で自由に設定することができるとのことです。
そのため、機種代金については、店舗ごとに設定して販売、という形になることが現時点では考えられるとのことです(ただし2019年4月,現時点では断言できない)。
↓ドコモの新プランで「スマホ価格」は高くなるのか!?さまざまな疑問を解決!
総支払額の詳細
上記表の家族4人で、iPhoneを購入した場合の総支払額の詳細を載せました。
結果はすでに上記にありますので、読み飛ばしてもらって結構です(「まとめ」へ)。
【まとめ】ドコモ新プラン発表!!
旧プランと比較!! iPhoneでの総支払額!!
ドコモは2019年6月1日より新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」を開始します!
新しいグループ割引である「みんなドコモ割」やデータ通信プラン料金の値下げにより、旧プランより基本料金が最大4割安くなります!
また、「ギガホ」では通信制限にかかっても最大1Mbpsの高速通信が保証されるなど、メリットが大幅にあります。
しかし、iPhoneなどスマホの購入代金も含めた場合、旧プランと比較すると、機種代金の割引がなくなるので支払い総額は高くなってしまうことがわかりました。
結論として次のようになります。
- 今までと同じランクのスマホ(上位機種のiPhoneやAndroid)を購入する場合は、トータルの支払額は高くなる。
- 基本料金は安くなったので、高価格なスマホを選ばなければ、月額料金を安くできるようになった。
つまり、今回の新料金プランによって基本料金、端末代金が適正価格になったとも言えます。
- スマホの価格については、購入しやすくなるように新たな購入補助を検討中であるとドコモが言っています。
- スマホの価格は、ドコモショップが自由に決定できるので、店舗ごとに割り引いて販売する可能性があることをドコモのチャットで確認しています。
いずれにせよ、今回の新料金プランによって基本料金が最大4割の大幅値下げとなったことは確かです!
ドコモの新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」をうまく活用して”賢く”、”安く”データ通信を利用しましょう!
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